
2人目の講師は健康的な食事について話した。
健康的な食事とは心身の維持・増進に必要な栄養バランスがとれるメニュー。バランスが良い食事は「主食」「主菜」「副菜」「汁物」が揃っており、1日に2食以上の場合、栄養素摂取量が適正といえる。理想的な献立は日本型食事といえ、疾病の予防にもつながる。
日本型食事の特徴は「一汁三菜」「地産地消」「旬の食材、季節感」「家族地域の絆」。しかし、漬物やみそ汁は塩分を多く含んでおり、摂取量を考えなくてはならない。ジィジは毎月の検診でドクターから、毎回「塩分の摂り過ぎ」を指摘される。食塩の摂り過ぎは高血圧を引き起こす原因にもつながる。男性の目標値は1日あたり7・5グラム、女性は6・5グラム以下と設定されているという。

3人目の講師は「食事と栄養の因果関係」をテーマに講演。
「激辛ラーメンを食べていたおじいさんは長生きだった」「サプリメントを摂ったおばあさんは元気になった」ーこの話を聞いただけて、食事・栄養と健康の因果関係がわかるのか?答えはノー。元気なおじいさんがたまたま激辛好きだったかもしれないし、サプリメントを摂ったおっばさんはジョギングなど、運動もするようになり健康体になったのかもしれない。
世界で健康に良いとされている食事はオリーブオイルやナッツを特長とする「地中海食」。オリーブオイルが健康に良いのはかなり以前からわかっている。しかし、このエリアが食事と健康に関するデータがとりやすかっただけ。これから各地のデータも続々と判明してくるから、その動向に注目したい。
ひと昔前まで、「コンビニ弁当は不健康」と言われたことがあったが、近年はその内容がかなり精査され、健康を害するような献立でなくなった、という。
和食、洋食、中華にイタリアン。さまざまな食事が食べられるようになった。しかし、それをチョイスする(食習慣を変える)のは本人次第。また、寿司のシャリに醤油を浸けるのか、ネタに浸けるのかの違いでも塩分の摂取量は異なってくる。
健康に関する誤った情報にだまされないよう、自らの体質に合った食習慣が健康や長生きにつながるのでは、そう感じた。