声が響いて
心が震えて
声はメロディーに言葉をのせて
身体を侵す。本当にすてき。
最初にお断り。ツタナイレポですみません。

暑い、、、暑いぞ大阪!
がしかし、音楽堂には心地よい風が吹いて、しかも座席が日陰。さらに隣がまさかの空席!というありがたい状況下、開演を待つ。
満員御礼、男女五分五分。年齢ミヤジ未満ミヤジ以上五分五分。
さんさんと照るお日様暗転!ってゆう訳にはいかないので、ごくしぜんにエレカシ’s登場。
ここからすみません。タイトルわかったりわかんなかったりするので、セットリスト省きます。
私、どうやら近年涙腺ゆるんできたみたいです。前回の東京事変同様、はじまってまもなくやられてしまいました。
この曲だったから、とかじゃなくて、なんなんですかねぇ。
バンドー!っていう演奏のパワーですかね。
言葉にするとちょっとちがうんだな。もっとごぉーーって感じ。
それであぁーーってなるわけでして。
考えてみればいままでみたエレカシライブはフェスでのみ。
今回が初めてのワンマンライブ。(フェスのときは、オーーーって感じで、それでワーーーってなる。)この濁点擬音とカタカナ擬音の違い、伝わるかしら?
正直、惜しくも狂おしくファンではないので、この曲聞いたことあったっけなぁ。という場面もありましたが、なんだか演者がこんなにものびのびと自然にうたっている姿をみて、とても嬉しくなりました。
うん、楽しくというよりほんと嬉しかったなぁ~。
一旦捌けて、またすぐでてきて3,4曲演って、(これってアンコールなんかな)あの「さーよーうーなーらーー!!」の曲で駆け出してダイブしたいくらいすごく気持ちよくなって、終わりー!って思ったら、またでてきてアコギ弾き語り1曲と、新曲をうたって本当に終わりました。
なんかね、今日の最後のアンコールって、罪悪感を感じたよ。
みんなしょっぱなから汗だくになって一生懸命演奏してうたって、一息つく時もほんと一息だし、ずっとずっと全力で走って走って、さーよーうーなーらー!!で、さーよーうーなーらー!でしょ。
もちろん、最後の2曲も全力で演ってくれました。
でもそれ以前に、みんな満たされたと思うんよ。観客も演者も。
それとも私が熱狂じゃないからかね?
こっちが欲するのが先か、(もう一回くらいアンコールあるよね、、みたく)
演者側の決めごとが先か、(二回目のアンコールでこれとこれやりましょう、、みたく)
なんか、かなしい。もやっとしてやりきれなくて、
ふわふわやり場のない思い。
途中ミヤジが言った言葉。
「今日はほんとにありがとう。お互いにありがとう。そう、お互いに、お互いにありがとうエブリバディ!」
ほんとそう。これ以上もこれ以下もない。
「ありがとう!ご苦労さん!」とか「ありがとう!お疲れ様!」とかじゃなくて、
「ありがとう!ありがとう!」が、断然いい。
お互いにそう思える一瞬一瞬を、
お互いにもっと大切にしたい。
心からそう思った。
いやはや参りました。
これほど完成度高いアルバムをひっさげて、
ライヴだから、それなりかなぁ。
なんて予期していた自分を恥じた。
すばらしい!なんてパーフェクトなライヴ!!
想像を遥かに超えたなんてもんじゃない。
迂闊にも出だし3曲で感動のあまりなみだでぐしゃぐしゃ。
最近薄れていた五感が震えました。
アルバムより速い速い。
速いのにしっかりパラレルグルーヴ!
おおかた20曲くらい演奏してくれたのでしょうか。
終いには不謹慎にも私はあくびがとまらなくなっていました。
満たされて満たされておなかいっぱいのあくびでございます。
どんなライヴだったかまったくお伝えする術がないのが残念ですが、
私には容量オーバーでパンク寸前で、危うく警告音ピー状態だった訳で、
次に東京事変にお会いするときには
もっと成長しておこうと思います。