贈り物にした酒。
山口県旭酒造。

もう一年近く前。
だいぶ年下の友人が結婚した。彼はお酒に弱い体質だから、お父さん年代との酒盛りより、お母さん子供年代とお茶しているほうが楽だ、と言うタイプ。
ところが嫁は酒豪。特に日本酒好きである。
披露宴などはなかったが、ちょっとしたお祝いは贈ろうと思い聞いてみると、酒がいい、との事。(あれ?嫁のいいなり?微笑ましいね~うまくやっていくコツをすでに掴んでいるみたい)
いろいろ考え、やっと送ったのがタイトルの酒。大吟醸の中でも磨きに磨いた宝石のようなお酒。これなら九割嫁が飲んでも、一割くらいは酒に弱い彼がのんでもおいしい、と感じてもらえるかな。なんたって夫婦へのプレゼントだからね、と考えての選択だった。

数日後嫁からメールが来た。
…今一番気に入っている獺祭だったからビックリしました。でも獺祭のなかでもコレは飲んだことなくて。実家で父と大切に呑みました。すごく美味しかった!…
うーん、やっぱりか。でも喜んでもらえてよかった、よかった。
ボジョレーヌーボーのボジョレーは地名、ヌーボーはフランス語て「新しい」の意味。
普通はしばらく寝かせてから出荷するワインだけど、早飲みタイプの新酒なんですね。
フランスのワインといえばボルドーとブルゴーニュ地方が有名。そのブルゴーニュ地方の一番南にあるのがボージョレ地区というわけで、内陸のリヨンに近い方です。

ボルドーがブドウをブレンドするのに対して、ブルゴーニュは単一品種のブドウで作られます。 ブルゴーニュが有名なのは、ボージョレを含めて6つある地区のなかで、コートドニュイ地区やコートドボーヌ地区などにいわゆる特級畑がたくさんあって、世界的に有名な高級ワインを作っているから。(飲んだことないけど。例えば一本10万円のワインなんて一般人は無理…)
そういったところの赤ワインは大概ピノノワールという品種で作っていますが、ボージョレはガメイという品種で作られています。
ワインの味は品種、ブドウの生育環境、生産者の腕などいろいろな要素でかなり変わるようですが、とりあえず今年のボージョレヌーボーが良いと言うことは、2、3年後に飲むの2009年産ブルゴーニュ地方のワインも全般的に良い出来と思っていいのだろうか?
和食だったのに、我慢できなくてクラッカーにクリームチーズをのせたものをつまみにのんじゃった。
今年買ったのは四種類。生産者まで詳しく書かないけれど980円、1180円、1780円、 1880円全て直輸入だから他で買うより割安なはず。 全部自分で飲み比べる予定だったけれど、たまたまフラメンコのライブにご招待してくれた人と、ジャガイモをお裾分けしてくれた人がいて高い方から二つはお礼に差し上げちゃいました。
テレビのニュースによると「今年は50年に一度の出来」だそうで。
1180円のものを開けます。安いからどうかな~と思ったけれど、キャップをあけたとたん華やかな香りです。色は紫がかった色で…この色なに色っていうのかな。渋みは弱め。酸味も際立っていなくてバランスがすでにとれている感じ。ソムリエみたいにアロマ(香り)や味の分析はできないけれど、飲みやすいしまあまあ美味しい。ちなみに980円のも開けたけれど、たった200円の差なら1180円の方がいいなあ。