皆様お疲れ様です、突然ですがブログを始めることにしました。
主に自分の勉強もかねて、最近の論文やそれに関連するものを書きたいと思います。
まずはRRS関連でEWSスコアに関する最近の論文です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25263548
J Hosp Med. 2014 Sep 26. doi: 10.1002/jhm.2259.
Development, implementation, and impact of an automated early warning and response system for sepsis.
Umscheid CA
Abstract
背景)早期の認知とタイムリーな介入で有意に敗血症関連死亡率を減少させる
目的)敗血症に対するEWRSの開発、導入、結果をを述べる
デザイン)ツールの導入と評価後に、導入前、導入後の評価を多変量解析する
セッティング)都市のアカデミックヘルスケアシステム
対象患者)2011年10月1日から10月31日までをツールの導入、2012年6月6日から7月5日までをツールの評価、そして2012年6月6日から2012年9月4日を導入前、2013年6月6日から2013年9月4日を導入後として解析を行った。
介入)EWRSは我々の検査結果とバイタルサインをリアルタイムにモニターする電子的ヘルスレコードモニターである。もし、患者が4つ以上の規定した異常を一回でも呈したなら、プロバイダである看護師や早期対応のコーディネーターが認知して、直ちにベッドサイドで患者の評価を行う。
測定)スクリーニングでの陽性率、テストの特徴、適中率、尤度比;システムの利便性とプロセスとアウトカムの変化
結果)ツールの陽性率、感度、特異度、陽性陰性適中率、ICU転入、RRSコール、死亡についての解析群(derivation cohort)は、それぞれ 6%, 16%, 97%, 26%, 94%, 5.3, と0.9 であった。検証値?(validation value)も似ていた。EWRSによって、早期の敗血症ケアが増え、ICU転入、敗血症の記載が増えた、そして統計的に有意ではないものの敗血症関連の死亡率が減って、帰宅率が増えた。
結論)リスクの患者を同定し、すみやかにベッドサイドで評価できる自動化された予測ツールは、より適時な敗血症ケアを可能とし、記録が増え、死亡率が減少することが予想された。
PMID: 25263548
ペンシルバニアの大学病院(UPHS)、3つの病院群(1500bed)からの報告。
EWSを使って敗血症を早期に認知し、介入
するというもの。研究手法など参考になります。
今後当院に導入予定の電子カルテに応用できないか、読み込んでみたいと思います。
主に自分の勉強もかねて、最近の論文やそれに関連するものを書きたいと思います。
まずはRRS関連でEWSスコアに関する最近の論文です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25263548
J Hosp Med. 2014 Sep 26. doi: 10.1002/jhm.2259.
Development, implementation, and impact of an automated early warning and response system for sepsis.
Umscheid CA
Abstract
背景)早期の認知とタイムリーな介入で有意に敗血症関連死亡率を減少させる
目的)敗血症に対するEWRSの開発、導入、結果をを述べる
デザイン)ツールの導入と評価後に、導入前、導入後の評価を多変量解析する
セッティング)都市のアカデミックヘルスケアシステム
対象患者)2011年10月1日から10月31日までをツールの導入、2012年6月6日から7月5日までをツールの評価、そして2012年6月6日から2012年9月4日を導入前、2013年6月6日から2013年9月4日を導入後として解析を行った。
介入)EWRSは我々の検査結果とバイタルサインをリアルタイムにモニターする電子的ヘルスレコードモニターである。もし、患者が4つ以上の規定した異常を一回でも呈したなら、プロバイダである看護師や早期対応のコーディネーターが認知して、直ちにベッドサイドで患者の評価を行う。
測定)スクリーニングでの陽性率、テストの特徴、適中率、尤度比;システムの利便性とプロセスとアウトカムの変化
結果)ツールの陽性率、感度、特異度、陽性陰性適中率、ICU転入、RRSコール、死亡についての解析群(derivation cohort)は、それぞれ 6%, 16%, 97%, 26%, 94%, 5.3, と0.9 であった。検証値?(validation value)も似ていた。EWRSによって、早期の敗血症ケアが増え、ICU転入、敗血症の記載が増えた、そして統計的に有意ではないものの敗血症関連の死亡率が減って、帰宅率が増えた。
結論)リスクの患者を同定し、すみやかにベッドサイドで評価できる自動化された予測ツールは、より適時な敗血症ケアを可能とし、記録が増え、死亡率が減少することが予想された。
PMID: 25263548
ペンシルバニアの大学病院(UPHS)、3つの病院群(1500bed)からの報告。
EWSを使って敗血症を早期に認知し、介入
するというもの。研究手法など参考になります。
今後当院に導入予定の電子カルテに応用できないか、読み込んでみたいと思います。