その昔、20年くらい前に年一でキャディをしてました。

父親のホームコースがPGAシニアトーナメントの開催コースで、そこのシニアチャンピオンと、クラブチャンピオンは開催コース枠があって、父が8年アマチュアで出場していました。

 

まあそれで、「グリーン読まなくていいし、距離も言わなくていいから、週末はお前担げ、同伴プロの邪魔するなよ!!」と言われて5年担ぎました。

 

2000年前後はPGAシニアトーナメントは年に6試合しかなく、今みたいに予選落ちもないので参加者全員3Rできていました。練習日も入れると4日間のラウンドですが、平日はハウスキャディで土日だけ僕が担ぎました。

 

近隣の大学ゴルフ部員、ハウスキャディがメインのキャディしてました。不足分はコースの研修会員(シングルさん達)が担ぎます。キャディの大変なのは、バック全部が意外と重い事、ゴルフスパイクを履いてはいけない事です。軽量バックに14本とボール1ダース、傘などの雨具ぐらいでしたので大した重量ではないのですが、30を超えてから始めたゴルフですから、セルフで担いで回るなんて事はないのです。

 

そして一番の難題は普通の運動靴が滑ること滑る事。。

雨の日にぶっ転んでクラブ全部吐き出したこともありました。

雨の芝の運動靴の滑る事といったらありません。

その上10キロくらいを一日中背負っているんですから、大学生ならまだしも40過ぎの親父にはキツイ事この上ありません。 

 

プロのキャディさんの契約というのは週給10万円+賞金の契約%だそうです。

基本給は40万円/月*(7ヶ月)+選手の稼ぎの例えば10%=280万+300万(3000万稼ぐシード選手の専属を例にします)です。これには移動費、宿泊費、食事代なんかも経費として含まれます。ホントに好きでなきゃやってられません。毎日肉体労働+サービス業なんですから。

 

キャディはホントに大変です!

頼まれても、もう2度とやらない!!