第4話 いや~んカワイイ! ふたごの生まれる確率は120分の1って知ってる? の巻
「ちょっと、そこの?」(ぴゅん)
「うん?」(姉御)
「あ?」(鉄子)
「そこのお肌の曲がり角を過ぎたおばさん。
この人知ってる?」(ぽたる)
「あたいか? あたいの事なのか?」(姉御)
「他に誰がいるですか?」(ぴゅん)
「曲がれ角を過ぎたハリや弾力の無い肌と言えば、ここには1人しかいないでしゅよ、おばさん」(ぽたる)
「おばさん」(ぴゅん)
「あら? ぷにえちゃんじゃない。この人、私達のお友達よ」(鉄子)
「あら、やだ。おばさん達、おねえたまのお友達なのでしゅか?」(ぴゅん)
「あのド外道に友達ができたなんて驚きでしゅ」(ぽたる)
「もしかして、あなた達ぷにえちゃんの妹さん?」(鉄子)
「妹の田中ぴゅん」(ぴゅん)
「妹の田中ぽたるでちゅ」(ぽたる)
「よく覚えておくでちゅよ、ドサンピン」
(ぴゅん&ぽたる)
「小さくても、ぷにえの妹だ。どんな毒牙を持っているやら」(姉御)
「早くおねえたまの所へ案内するでしゅ」
(ぴゅん)
「聞いてるですか? そこの唐変木のマヌケ顔」(ぽたる)
「本気でいかねえとやられる。こら!
ガキ共。何て口の利き方しやがる」(姉御)
「わ~~ん。痛い、痛いでしゅ」
(ぴゅん&ぽたる)
「ヒドい!
何するの!? 姉御さん」(鉄子)
「何だよ弱えじゃねえか。
ぷにえの恨み。こいつらで
晴らしてやる。
ぐはぁっ!?」(姉御)
「おねえたま」(ぴゅん&ぽたる)
「ぴゅん! ぽたる!」(ぷにえ)
「おねえたま~」(ぴゅん&ぽたる)
「ぴゅん! ぽたる!」(ぷにえ)
「久し振りに会うんだもんね。た~んと甘えるのよ」(鉄子)
「うわぁ~~~」(鉄子)
「大人しく王位継承権を渡すのでしゅ、この腐れ魔女め」(ぴゅん)
「外道魔女め!」(ぽたる)
「その為に地上に来たの? 懲りないわね」
(ぷにえ)
「パヤたんと言い穴掘りエリーと言い、魔法の国から来る人って、どうして、みんながみんな、ぷにえちゃんの命を狙ってるの?」(鉄子)
「わぁっ!?」(ぴゅん&ぽたる)
「まぁ王位云々は置いといて」(ぷにえ)
「あわわわわぁ~~」(ぴゅん&ぽたる)
「街中で刃物使っちゃダメでしょ」(ぷにえ)
「わ~ ごめんなさいでしゅ」(ぴゅん&ぽたる)
「おねえたまは学校へ行って来るから、ぷにえハウスで大人しくしてるのよ」(ぷにえ)
「はぁ~い」(ぴゅん&ぽたる)
「珍しいな。お前がお尻ペンペンだけで許すなんて」(姉御)
「え? そう?」(ぷにえ)
「大甘野郎だぜ。獅子は兎を狩る時も全力を尽くすって言うぜ」(姉御)
「そりゃ全力を尽くすわよ。
狩る時はね」(ぷにえ)
「さすがはぷにえ。えげつねぇ」(姉御)
「うぅぅぅ~~~」(ぴゅん)
「タマ取りに来たのに逆にヒドい辱めを受けたでしゅ」(ぴゅん)
「このままじゃ済まさないでしゅ。ダボハゼ魔女め」(ぽたる)
「ぱやっぱぱっや~
僕パヤたん」(パヤたん)
「そこのエセ哺乳類」(ぴゅん)
「パヤ?」(パヤたん)
「ちょっと、こっちに来るでしゅ」(ぽたる)
「パヤ? 何の用パヤ? 何の用パヤ?
美味しいものくれるパヤ?」(パヤたん)
「ここには、あたち達しかいないでしゅパヤたん」(ぽたる)
「いや、パヤ=リビングストン大佐」(ぴゅん)
「要件を聞こうか?」(パヤたん)
「おねえたまを捨てて、あたち達のマスコットになるでしゅ」(ぽたる)
「出世は約束するでちゅよ」(ぴゅん)
「やれやれ、また、その話か」(パヤたん)
「次はもう少し面白い話を用意しておいて
くれ。
じゃあな」(パヤたん)
「待つのでしゅ」(ぴゅん)
「あたち達に逆らってタダで済むと思ってるでちゅか?」(ぽたる)
「なぁ、お嬢ちゃん達。ぷにえはおめぇさん達には甘いが
俺は甘かねぇぜ」(パヤたん)
「海岸動物の分際で、その物言い。残念でしゅね、ぽたる」(ぴゅん)
「そうね、ぴゅん。都合のいいマスコットになると思ったのに」(ぽたる)
「次を探しましょう」(ぴゅん&ぽたる)
「その指輪はまさかあの!?」(パヤたん)
「や、やめろぉ~~」(パヤたん)
「口は悪いけど可愛い妹さん達ね」(鉄子)
「そうなの。年が離れているから余計可愛くって。
ついつい甘やかしちゃう」(ぷにえ)
「はいよ~」(ぴゅん)
「ひえぇぇぇ~~」(パヤたん)
「あ?」(ぷにえ&鉄子)
「何処からか馬車の音が …」(鉄子)
「あ?」(鉄子)
「はいよ~」(ぽたる)
「ひっ … ひぃぃ …」(パヤたん)
「パヤたん!?」(ぷにえ)
「ぷ … ぷにえ様、気を付けて …」(パヤたん)
「パヤたん!?」(ぷにえ)
「こ … この子達の … この子達の … 手には、た …」(パヤたん)
「パヤた~ん」(ぷにえ)
大魔法峠 第4話 前編 End~
↓後編へと続く。





























































































































































































