お疲れさまです。建設起業家ユウタです。
早いもので、今年も後10日を切りました。
本日は、昼間の日照時間がもっとも短い冬至のようです。
また、寒い日が続いていますし、クリスマスは寒波が来るようなので皆さん体調管理に注意して下さい。
今回は、一級建築士試験の製図試験について、私が知りえた情報を発信したいと思います。
不合格のくせに何言ってるんだ!と言われたら困るので、技術的な話ではなく理論的なお話をしたいと思います。
まず、今回の製図試験の結果ですが下記の表の通りになります。
例年と同じ様な合格率でした。
それでは、一級建築士二次試験の突破するコツですが、それは・・・
一年目で勝負を決めるということに尽きると思います。
最悪二年目に合格しないと、三年目の合格はほぼ無理であることが分かりました。
これは噂としてあったことなのですが、受験する回数が増えるごとに合格することが難しくなるということがあり、三年目の人の20%程度を強制的に学科に戻すと言われていて、一年目の人に不利な条件にならないように配慮されているということです。
例えばAさんという人が三年間不合格である場合のAさんと同じ年代の受験者数の推移を表します。
仮に毎回の合格率が40%で、総受験者数が10,000人であり、製図から開始している人を5000人と仮定すると1年目の受験者数は、5000人です。
そうすると下記のようになります。
10000人(総受験者数)-5000人(製図からの人)=5000人(1年目の受験者数)
1年目、5000人×40%=2000人が合格し、3000人が不合格
2年目、3000人×40%=1200人が合格し、1800人が不合格
3年目、1800人×40%=720人が合格し、1080人が不合格になります。
製図試験では、受験者全員が一定レベル以上の製図能力があれば全員合格すると思っていたのですが、どんなに受験者のレベルが高くても合格率を40%程度に固定しているものと推測できるので、毎年の受験者数が10,000人程度である為、毎年の合格人数が4,000人程度となることになります。
そして、合格者数4000人を上記の1年目・2年目・3年目の合格者の割合にすると下記になります。
1年目の人の合格者の割合 2000人÷4000人×100=50.0%
2年目の人の合格者の割合 1200人÷4000人×100=30.0%
3年目の人の合格者の割合 720人÷4000人×100=18.0%
実際には、受験者数の上限や合格率の変化や1年目・2年目・3年目の合格者の割合など様々な要因により異なってきますが、総受験者の割合からこのようになっていると思います。
したがって試験元は、この1年目・2年目・3年目の正確な受験者数が分かることから、総受験者数から合格率で合格者数を決めて、各年代の受験者数の割合に応じて合格者数を振り分けることが出来ます。
上記の計算で見て頂ければ分かると思いますが、3年目の合格率が相当厳しいことが分かると思います。
この理論を裏付けるように3年目の製図試験不合格者が翌年の学科試験を突破して製図試験に進んだ場合、1年目の受験者数の割合の中に4年目が居ることになるので、統計的に合格率が90%を超える結果が出ているそうです。
また、私の過去3回の試験の結果のランクが全て3ランクで、明らかに年々誰が見ても出来が良くなっていると言われていましたが、同ランクで合格率に変動も大したあるわけでも無く、ランクが変わらないということは、年数ごとに難しくなっていることの証拠であると思います。
説明が難しく、分かりにくい文章で申し訳ないですが、言いたいことは1年目、もしくは、2年目で合格を決めないと3年目は合格が厳しいということです。
それでは、来年受験する方は頑張って下さい。