16日のロンドン市場では、東京市場でドル円やクロス円が反発した流れが継続している。
欧州株はやや下げているものの、昨日大きく値を崩した金や原油など商品市況は下げ渋っている。
NY金先物6月限は東京タイムに1322ドル台まで下げる場面があったが、
ロンドンタイムに入ってからは買い戻し優勢となり一時1390ドル台に乗せている。
86ドル台まで下げていたNY原油先物5月限も88ドル台後半まで値を戻した。
商品市況のパニック売りが一服したことで、ドル円は一時98円台を回復、
ユーロ円は128円台に乗せるなど円売りの流れとなった。
この日は英物価指標とドイツ景況感が発表されている。
3月の英消費者物価指数は前年比+2.8%と2月と同水準だった。
引き続き英中銀の物価目標を上回る水準になっている。
しかし、この日発表された3月生産者物価では仕入価格が
前月比-0.1%と2月の+2.8%から大幅に低下していた。
ポンドは当初、売りの反応を示した。
ただ、ポンドドルは1.5270台まで下落したあとはすぐに1.53台乗せと発表前の水準に戻している。
あすは英中銀議事録が発表されることもあって、
内容を見極めたいとのムードもあったようだ。
4月のドイツZEW景況感指数は36.3と予想41.0を下回った。
3月は48.5だった。
ユーロドルは一時1.3028レベルとこの日の安値を更新したが、
ポンドと同様にすぐに買い戻されている。
1.3080近辺を上回ってからはショートカバーもみられて1.3124レベルと逆にこの日の高値をつけている。
ZEWからはキプロス支援をめぐる混乱で投資家の信頼感がやや低下した点が指摘されていたが、
金相場などが持ち直したことがリスク回避ムードを後退させていた面が強かったようだ。
