魔の陣痛室から、念願の分娩室へ!!!!

もうちょっと頑張ればドラちゃんに会えるんだ。
(なんて余裕まではなかったと思われますが・・)

分娩台にあがったら、もう山は越えている!というアドバイスを思い出し
少~しだけ気持ちに余裕がでてきたこの頃。
ホントにそうだった。
分娩台にあがってからは早かった気がする。

・・とは言っても、やはり痛みの波がくるとそれはそれは痛い!
でも痛みがひくと夫とも普通に会話ができる。
この頃には夫が飲み物をくれるタイミングも絶妙で素晴らしく
あのポカリの美味しかったことったら・・・ホントだよ。

その日はアタシひとりだけの分娩だったらしく、
出勤している助産師さん&看護士さんの人数もすごく多かった。
なので、分娩台の周りでは夫をはじめ、ものすごくたくさんのスタッフが
にぎやかに声をかけてくれて、心強く出産できたのです。

アタシの雄叫びは痛みの間隔がどんどん短くなってきていて激しくなる。
なぜかそれに合わせてダンナちゃんも汗だくになっている・・・
マイタオルを首に巻いて、共に汗だくでした。

母親学級で練習した「イキみ」が役にたったのかたたなかったのか
自分なりの心地よい呼吸法でどうにかこうにか痛みを回避する。

「上手だよ~!教科書以上にうまいよ~!」

「赤ちゃんちょっとずつ出てきてるよ~!」

などと励まされながら、痛み&ひきをくり返すこと何分?何十分!?


「あと3回イキんだら出すよぉ~~~~!!!!」と助産師さん。

アタシ「ホントにもうちょっと!?」

助産師「ほんとにもうすぐなのよ、赤ちゃん出てきたよ~」


身体中の力をふりしぼって、顔が真っ赤になるほどにイキんで、
頭の血管がプチっと切れそうになるくらいにふんばってふんばって。


「おんぎゃ~!おんぎゃ~!!」
ついについに、姫が産まれた。


産まれた瞬間、命の誕生に感動して号泣~!なんて話をよく聞くけれど
アタシ達夫婦はちょっとちがったかなぁ。。。。
「うわ~~~~!」っていう感嘆詞一言だった。涙は出なかった。
むしろ、激しいスポーツの後の苦しさと快感が入り混じったテンション。

そしてその後「やった!やり遂げたゼ!!」とアタシは思いました。

らくがきism-2011.07.23
↑産まれてすぐにおっぱい飲んだYO!


午後5時29分。
点滴をはじめたのが3時。
ものすご~~~~~く長く感じていたけれど、
実は2時間半という短さで「安産」だったようです。


to be continued・・・


ランチも終わり、部屋でゴロゴロしちゃったりなんかして、
先輩お母さんたちに「がんばってね~!後で会おうね!」
「今日中に産まれるとイイね~」と励まされながら、いざ陣痛室へ。

そっか・・・今日中に産まれない場合もあるのか、と一瞬長期戦に
なることをイメージしつつも、「促進剤よ、どうか促進してくれぃ!」
と祈る。

同部屋の1人は、自宅で激しい陣痛がやってきて、病院到着後
陣痛室をショートカットしていきなり分娩台に乗っかって30分で出産!
別部屋の1人は出産まで18時間もかかったとか・・・
あははは・・・人によってこの時間差、一体命を産むって何なんだ?

陣痛室なんていうと、何だか薄暗~くて簡素なベッドがあって・・・
なんて感じではなくいたって普通のお部屋。
(人生初の)カンチョ~をして空っぽにして準備OK。
赤ちゃんの心音と陣痛の波が別室で分かるモニターもセッティング。
いよいよ点滴開始。
キレイな透明な点滴液、こんなモンが陣痛を促してくれるのかぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しばらくすると、ありゃ!ホントに痛くなってきたよ。
う~ん、何だかこりゃホントに本陣痛きてんじゃないの?
あ~、痛くて声が勝手に出ちゃうんデスけどぉ~。
「うぅ~あぁ~」
でも痛みがひくとなんて事ない。ジュースなんか飲んじゃう。

助産師さんが「テレビ見ててもいいからね~」と言っていたから
気を紛らわすためにテレビ見ちゃおう。
電源を入れてチャンネルを変えるも「受信できません!」画面。
リモコンをいろいろいじっている間に痛みが襲ってくる・・・

「いって~~~~~し、テレビ映らな~~~~い!」くそう。

こんなに痛みが増しているのに、陣痛室で孤独に格闘。
一度様子を見にきてくれた助産師さん、うぅ~あぁ~言ってる姿を見ても
「その内もうちょっとパンチの効いた痛みが来るからね~」と
ニッコリ笑って出て行っちゃったよ。んぎゃ~あ~~~!!!
これ以上にパンチの効いた痛みって、どんだけぇ~~~!?!?

だんだんと痛みで思考回路がにぶってきている頃・・・
スリッパの音で先生が来たことを察知。

先生「ど~お~?産まれそう~?」

助産師「う~~ん、イマイチ弱いって感じですね~」

先生「今○○(促進剤の名前)どれだけ入れてる?」

助産師「5です」

先生「だったら10いっちゃおうよ~、イッキにさぁ!」

この会話、けっこうヤクザな会話じゃありません?
大好きな先生だけれど、この時ばかりは「鬼医者め!」と先生が憎かった。
先生はオトコだから「10」の痛み分かんねぇのよ!と。

助産師さんの言っていた「パンチの効いた痛み」がホントにやってくる
少し前に「いい波きているから、意外と早く産まれるかもよ」
「ダンナさんに連絡して向かってもらって!」と言われる。

そう、結局「5」が意外とイイ促進になったようで、
鬼先生の「10」にする前にピークがやってくるとの助産師さんの判断。
まだ見ぬ「10」の恐ろしさにビビっていたわたくし。「5バンザ~イ!」

ダンナさんが大急ぎで会社から戻り病院に着いた頃・・・
わたくしはケモノと化しておりました。いや、マジで。
ダンナさん、昼には笑顔で別れた妻が、今目の前で見た事もないような
けたたましい雄叫びをあげながらもの凄い形相で痛みと闘っている・・・
そりゃぁ焦るわな。。。

前々から「アタシきっと汗だくだからうちわで扇いでね!うふ。」なんて
約束をしていたので、優しい夫、一生懸命うちわで扇いでくれる・・・
・・・しかし、アタシはものすごい痛みに合わせて必死に呼吸をしている。
そんな時に扇がれて、呼吸が超~~~~乱れるっ!!!!!

「なんでこんな時にあおぐんだよぉ~~~~!!!!」という顔をして
手でうちわを「バシっ」とどかす。

・・・あの時の夫の寂しそうな顔・・・アタシは一生忘れません。ゴメンね。

それでも一生懸命、飲み物を飲ませてくれたり。
夫の立ち会い出産は賛否あるけれど、オトコには何もできないのは
多分当たり前の話で、やはりただそこに居てくれるだけでイイのです。

ケモノと化してどの位の時間が経っているのか、自分ではよく分からず。
助産師さんがおマタに手を突っ込んで言った。

「子宮口ほぼ開いてるよ~」

「赤ちゃんもう降りてきてるよ~」

「さぁ、分娩台に移動しようか~」と。

ぎゃ~~~~~!!!!待ってましたぁ~~~!!!!!
(あ、もちろん、自分そんな余裕なかったデス。ちょっと脚色してマス。)


痛みのひいた時を見計らって、奥の分娩室に移動。


to be continued・・・


結局、前駆陣痛を乗り切って(というより痛みがひいちゃった)
普通に朝を迎えてしまった入院当日!
あの痛みは何だったんだろうか・・・と思い出しつつも、
軽い生理痛くらいの痛みは残っていた朝でした。

入院といっても、持って行くモノはあまりなく小さいバッグ1つ持って
ダンナさんと「いざ出発~!」といつもの検診的なテンション。

病院に9時に入り、簡単な内診。
すでに子宮口は4センチ程開いているという。
・・・・え!?もうそんなに開いちゃってんの?10センチで全開なのに!?
かなり期待度UP~!・・・と思ったけれど、陣痛は微弱だということで。

入院部屋は4人部屋。
出産を前日に終えた先輩が2人いらした。
挨拶をして、さっそく出産の模様をもろもろリサーチ。

らくがきism-2011.07.23
↑入院時のスリッパに落書きなんかしてみる。
まだ余裕を感じますなぁ~。ふふふ。

この時点でもまだアタシ、自然の本陣痛ってのを期待していた。
全て自然のままの流れで出産てものをしてみたかったから。
だから助産師さんに「お昼食べたら午後から点滴しよう!」と言われ
陣痛促進剤を使うと決まったとき、少しだけ残念に思ってしまった・・・

だけれど、母親学級で先生が言っていた言葉を思い出したの。
「促進剤を使うとか帝王切開することが自然分娩じゃないと思っている人
多いけど、医者から見れば元気な赤ちゃんが出てくれば全て自然分娩だよ!
どんな方法で出てきてもいいじゃん!!」と。

ホント、ほんとだよね~。
赤ちゃんが出てきたいタイミングに合わせて何かの手段を使うだけのこと。

ダンナさんは一旦仕事に向かうことに。
(痛みとか血が強烈に弱い夫ですが・・・立ち会いを希望してくれたのだ)
午後から促進剤を点滴しはじめても、そこからすぐにという事はないだろうと。
(えぇ、この時点ではすぐには産まれないだろうという判断でした)

病院はレストランがついているんだけれど、食事が美味しいことで評判。
ウッキウキ&ワックワクな気分でランチをいただく。

らくがきism-2011.07.23
↑どうだ!昼からこの豪華さ。これから出産すんだゼ!(もち完食)

昼食を食べながら、先輩たちから色々とアドバイスをいただく。
(あ、先輩といっても、どう見てもアタシより10~15は若い先輩も)
「陣痛室が勝負だよ!」
「分娩室に移動になったら、もう終わりが見えてくるよ!」
「ものすご~~~~く痛いケド、赤ちゃん見ると痛みが消えちゃうよ!」
このアドバイスは聞いておいてヨカッタといまだに思います。

さて、いよいよ次は陣痛室へ。「勝負!」だという陣痛室です。
その意味は・・・

to be continued・・・
6/13(月)は出産予定日を5日過ぎた、タイムリミットに近い日でした。
その日までに自然の陣痛が来なければ、月曜日に自動的に入院する予定で。
コレは出産前夜のお話。

前日の日曜日、午後から少~しお腹が痛くなってきて、
夜中にはどうにもこうにも結構な痛みが15分おき位にやってきていた。

病院からは「陣痛が10分おきにきたら電話連絡して病院へGO!」と
言われていたのだが、かなりの痛みの中でも変に律儀なアタシ・・・
「う~ん・・15分おきの痛みだからまだ耐えなくちゃダメよねぇ~」とか
「日曜日扱いとなると入院費が高くなるからなぁ」とやけに冷静。。。
初産という事で既に料金UPアップなんだから!!!

ぐっすりと眠るダンナさんの横で「いでぇ~よ~(痛ぇ~よ~)」と心の叫びを
発しながら、枕元に置いたメモ用紙に何分おきに痛みがきているかメモ。
「あれ?10分おきに痛くなってるぞ?」
どうしよう?相当痛いな!病院に電話しよっかなぁ?でも料金高いぞ!
いや、もうちょっとガマンできるんじゃない?ちょっと眠くなってきた・・・
・・・なんて事が頭の中でループしている間にホントに寝ちゃったよ。

らくがきism-2011.07.22

↑コレ、後でメモを見てみたら、何と夜中の2時~朝の6時まで痛みのメモが
残っていたのです。今さらながらよく耐えたよなぁ、と感心します。
朝になったら痛みは消えていて、よくいう「前駆陣痛」というやつだったらしい。

産後、この状況を助産師さんに聞いたら・・・
「よく頑張って耐えたよねぇ~、結構大きい痛みの陣痛だったはずだよ!」と。
ひぇ~!?そうだったんかいな。
この痛みに強い、忍耐力がハイレベルな自分を褒めてあげたいス。


なのだが、、、、痛みに強いとか忍耐力とか、そんな次元じゃない程の
アタマがぶっ飛ぶくらいの本陣痛の痛みが待っていようとは!!!!

to be continued・・・






2011年6月13日(月) 午後5時29分

元気な元気な女の子が産まれ出ました。

2934gでした。


らくがきism-2011.07.13
生後30分の姫。
ホントに「おんぎゃ~!」って泣いていたよ。キュンドキドキ

産まれたてヌルヌル~っぽいリアルすぎる写真もありますが、
あまり「カワイイ」写真とはいえないので割愛させていただきマス。


人生初の出産だったから、それがホントなのか分からないけれど
どうやらアタシの出産は「安産」だったらしいです。
アレが安産なのだとしたら、世の「難産」経験者の女性たち・・スゲぇぞ!
・・という位、やはり想像以上に壮絶でしたぞ・・世の臆病者の男性たち!

まぁ、そのへんの詳細はおいおい・・・・。


なかなかブログなんて更新できないモンですな。
基本的にマメじゃないもんで。


今日はちょうど姫の誕生後1ヶ月。
早いなぁ、もう1ヶ月たってしまったのだなぁ。
当たり前だけれど、もう娘の人生は始まっているんだなぁ。。。

そしてただただひたすらにおっぱいを飲ませ、飲むだけ飲ませて
1ヶ月検診の本日、約1kg増の3805gに成長しておりました。
不思議!摩訶不思議!!
赤ちゃんも不思議だけれど自分の身体も摩訶不思議。
だってさぁ、何だか知らないケド、
どぴゅどぴゅ出るんだぜ!?父が・・もとい、乳が。母乳が。

そんな摩訶不思議なことが日常となっていく・・それがまたフシギ。

妊娠→出産→新米母さんを体験して率直に思ったこと。
実母&義母をはじめ、世の中の「母経験者」に握手してまわりたい
ような気持ちになった・・・これホント!大げさじゃないよ。


ようやく姫との時間の使い方にも慣れてきて、日常の生活も
ちょっとずつできるようになったし。
モロモロの書き留めておきたかったことやアレコレソレなども少し遡って
思い出しつつブログっていこうかなぁ・・・(思い出せるだろぅか、、、)