がじです。



 小型水槽で海水魚を飼育する場合最適な濾過方式は何でしょうか?



 以前各濾過方式のメリットデメリットを書いた事が有りますから今回はケース別に提案したいと思います。


 ①兎に角魚をたくさん入れたい場合
 費用はかかりますが60cm規格水槽でオーバーフローでろ材を使った生物濾過とプロテインスキマーの併用がベスト?

 サンゴを入れないので底砂を入れないベアタンクにすればメンテも楽です。雰囲気を出す為にライブロックを少々。病気対策としては殺菌灯を加えると良いと思います。

 ②手軽にオシャレに飼いたい
 この場合はオールインワン水槽がお勧めです。大抵は背面にろ材やスキマーが組み込まれていて組み立てが苦手と言う方でも大丈夫。問題は拡張性が良くない事。
 後で照明を強化したいとかクーラーを組み込みたい時に工夫や加工が必要です。


 ③手軽にお安く
 45や60cm規格水槽なら上部濾過器。安価でメンテも楽チンです。濾過能力も高いです。外掛け式が増えてはいますがそれらは濾過槽の容積が小さく海水魚の場合濾過能力が足りない可能性が有ります。少々かっこ悪く照明の制限もありますがこのトラディショナルな濾過は健在です。


④がじならどうすると聞かれると
 具体的には
 水槽    
   45×30×30 ガラス水槽  約35ℓ

 濾過器   
  外部フィルター  テトラバリューX 60cm
 ポンプ  570l/h   8.4W   
 濾過槽   3.3ℓ

 プロテインスキマー
 LSS研究所   ナノスキマー  100M
  生物濾過と併用で100ℓまで  
  DCポンプ 6W  200l/h

 照明
 Max spect R420R   60W

 殺菌灯
 ナプコ  ネワミラー9W

 クーラー
 ゼンスイ  ZC100α


 以前のミニ水槽からプロテインスキマー、照明、殺菌灯等変えています。 これだけ揃えれば少しアレンジするだけでサンゴ中心でも魚中心でも対応できます。

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