がじです。


 僅か5カ月でしたが、ミニ水槽を卒業する事になりました。卒論代わりに今迄な経験でああすれば良かった、こうすれば悩まずに済んだと言う事を書き留めたいと思います。

 特に初めて海水魚を飼いたい方や魚の飼育自体初めてだと言う方に読んで頂けたらと思います。

 飼育対象はカクレクマノミ二匹と混泳させるお魚2~3匹とお花代わりにやさしいサンゴ数個入れる事を前提とします。

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1、揃える物
・水槽
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 水量は少な過ぎても難しくなるので実質30ℓ位が良いと思います。水槽サイズで言えば45×30×30cmか縦長が好みなら30×30×40cm水槽が良いと思います。
 これらのサイズなら比較的安価でフレームレスの水槽が購入できます。
 ネットでなら3千円前後で有ります。また器具類も一番普及している60cm規格水槽の物を兼用出来ますから安価で手に入ります。
 水槽に付随する物としてマット、ガラス蓋、バックスクリーン等が有りますが、マットとガラス蓋は付属している場合が有ります。

・サーモ&ヒーター
 保温器具の故障は魚の全滅や火災等にもつながるので精度や安全面に配慮した製品を買いましょう。30ℓ位の水量なら100~150Wの物で十分です。

・フィルター
 外部フィルターが静かで経済的です。
水槽台が用意できるならエーハイムの2213、水槽の横に置くなら同じくエーハイムの2005が良いと思います。静音で消費電力も少なく、小型魚なら十分な濾過能力が有ります。酸欠になりやすい欠点が有りますから必ずプロテインスキマーとの併用が必要です。

・プロテインスキマー
 この水量だとエアリフト式で十分です。中でもガラス製のマメスキマーは水景に溶け込みやすいのでオススメです。
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濾過能力はメーカー公表は、130ℓまでと
なっていますが実際は50ℓ程度までと言った感じですが必要にして十分です。

 どうしてもポンプ式が良いと言うのであれば小型水槽向けスキマーがLSS研究所から出てます。
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・流水用ポンプ
  水が澱む場所か有ると病院やコケの原因となります。狭い水槽でも小型のポンプが必要です。
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 30ℓなら一番小さい流量の物で十分です。写真は900l/hの物です。

・底砂
  通常のサンゴ砂で十分です。粒の大きさはパウダーでは細かすぎますのでもう少し大きめの物が良いと思います。

裏技
 どうしても早く立ち上げたい時はライブサンドを使う手も有ります。通常一カ月かかるのを半減できます。ライブロックと合わせればより確実です。
 この場合は水洗い不可なので濁りが取れるまで二三日かかります。

・ライブロック
 目安は水量の10~15%ですから、3~4.5kg必要です。水槽が小さいので最小限で良いと思います。
 出来れば良質のライブロックをお使い下さい。選び方は私のライブロックの目利きをご参照下さい。

・照明
 お魚だけなら3W程度のLEDランプでも可能です。
 サンゴやイソギンチャクを入れるなら
少なくともLEDスポットランプの20Wクラスのブルー&ホワイトか10Wのホワイト+10Wのブルーの二灯必要です。
 
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その他小物類
・水温計  ✖️2
・バケツ  10ℓクラス✖️2
・計量カップ500cc   人工海水の素を計ります。
・料理バカリ
・比重計
・エアポンプ  人工海水のエアレーション
・エアストーン
・エアチューブ
・手動ポンプ
・網
・スポイド
・1ℓクラスのタッパー

消耗品
・人工海水の素 
オススメはライブシーソルト
溶けて透明になるまでの時間が短いです。

古新聞
タオル

つづく

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