がじです。


 昨日は5月と思えない位暑かったですね。車の外気温計が33℃まで上がっていました。
 室温も今年初めて25℃を超え、クーラーも頻繁にスイッチが入った様です。

 今水槽に居るサンゴと違って水質や照明にうるさいサンゴを飼うにはナチュラルシステムが良いとされています。

 とにかくそれについて基本的な事から学ぶ事にしました。その中でも一番耳慣れたベルリンシステムについて調べ始めました。

 ベルリン式は濾過槽に濾材を用いないで強力なプロテインスキマーで物理的に蛋白質や脂質を取り除く事を主とした濾過システムと言う事でした。また取り除く事が出来なかった物についてはライブロックや底砂に棲む細菌が処理してくれると言うものです。

 これだけ聞いたら理想的で直ぐにでも取り掛かりたくなりますがこれにも欠点があります。
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 第一にプロテインは物理的に蛋白質などを除去してくれますが、それと同時に必要な微量元素まで除去してしまうので補充する必要が有る。そのために多種類ある微量元素をそれぞれ必要なだけ補充する必要性が生じる。

 第二に硝酸塩の蓄積は防ぐ事が出来てもリン酸の蓄積を防ぐ事は出来ないから吸着剤等で除去する必要が有る。

 第三に蛋白質やリンの発生源となるので魚をたくさん入れる事が出来ない。
 
 それからある程度の水量が必要なので小型水槽には向かない。約150ℓの水量は必要だとか。少なくなる程管理が難しくなるそうです。

 結構厳しい条件があるんですね。

 と言う事は少なくとも60ワイド水槽に大きめのサンプと言った組み合わせが必要になると思います。初心者の場合は余裕をみて90cm水槽を用意した方が後々楽かも知れません。
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 次回は具体的にどの様な手順で進めていくのかについて勉強していきたいと思います。

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