チビココの大冒険第1話

チビココです。

ぼくは遥か海の彼方にあるココスキーリング諸島の近くで産まれました。

岩場に囲まれたチョット薄暗いお家で暮らしています。たくさんの仲間や周りにはキレイなサンゴが沢山有って、美味しい食べ物も一杯です。

ある日ぼくが夢中になって岩を突いているとママとはぐれてしまいました。

どうしようと思って探しているといきなり網が降ってきてその後は真っ暗闇の中に・・・

気がつくと狭い牢屋の中に閉じ込められていました。

周りはぼくの兄弟や仲間達で一杯！何とか逃げないといけないと思っていたらまた大きな網ですくわれビニール袋に閉じ込められました。

あら～どうしようと思ってジタバタしていると再び真っ暗闇の中に。

気がつくとこんな狭い所に閉じ込められました。

周りは巨人達で一杯！みんなぼくを見て何か言っています。

「この子は一番小さいなぁ～」

「大丈夫かなぁ～育ちそうにないなぁ」

おいおいぼくを一体どうするつもりなんだい！

牢屋の周りを見渡せばでっかいおじさんが

「俺たちゃ捕まってしまったんだよ」とションボリしながら呻く様に話してきました。

またこちらのおばさんが

「あたしたちゃ売られっちまうのさ」と半分やけ気味に。

うわ～ぼくは一体どうなるんだろ⁉️

なんか心配になってしまうよ～

そうこうしているうちに三匹いたぼくの仲間達も一匹、また一匹といなくなりぼくだが残ってしまいました。

ますます不安になってしまいます。

しょぼ～

巨人が毎日粒を落として来ます。これって何？とばかりにお口で確認❓

なんとなく食べられそう。でもあんまり美味しくなさそう。いつものご飯とはかなり違うもの・・・どうしよう・・・

と言いつつ食べてしまう僕でした。

お腹が一杯になってなぜかおネムになってウトウト。

気がつくと目の前に小太りのおっさんがなんか言っています！

「この子小さいけど元気そ～なんて言う

魚？」

勝手な事言いやがって・・・

「目もアイシャドーつけてるみたいで可

愛いね。」

えへへ～それ程でも・・・と照れていたら

「この魚下さい！」と言う声がしたと思ったら・・・

またあの網が～

続く

ブロガーよりも童話作家めざそうかなぁ

なんてね。

「おいおい調子に乗るんじゃないよ。それにおいらの出番がないぞお～」byポン

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がじ

チビココの大冒険 第1話