子供の貧困連鎖
という本を読んだ
https://www.amazon.co.jp/子どもの貧困連鎖-新潮文庫-保坂-渉/dp/4101387125
日本では子供の貧困問題は表面的には非常に見えにくく
たとえ身近に起きていたとしても感じにくい、らしい
確かにスラム街で暮らす子供のようにゴミを漁って貴金属の類を換金して
生活したり、地下トンネルで暮らす子供を日本で見かけることはない
(もしかしたらいるのかもしれない)
しかし、
家でご飯が食べられないから学校の保健室で給食の余りをもらい
一家で家がないから車上生活をし
健康保険料が払えないから病院に行くことを我慢する子供が
この日本にはいるらしい
僕は小学校から現在に至るまで18年間、学生生活を送ってきたわけだけれど
周りにそんな子はいなかった
それは、おそらく僕が経済的に大変恵まれた家庭環境に生まれ、
おそらく僕と似たような家庭環境で育った子たちと同じようなルートを辿ってきたために、そのルートの過程で上記のような子達と出会わなかったからだ
国立大学に入学して驚いたのが、ここでもやはり、自分と似たような恵まれた家庭環境の人たちが周りに多くいた事だ
さすがに小〜高校までのいわゆるブルジョワで育ちました、みたいな人たちは減ったけれど、いわゆる”苦学生”という人に大学に入って出会った事はない
親の収入と子供の学歴は大きく関係しているというが、確かにそうだよな、
と身をもって感じた
子供の貧困連鎖
という本のタイトル通り、今の日本社会では貧困が世代を超えて連鎖していく
というのは想像に難くない。
本の中で識者インタビューが載っていたが
知らない事だらけだった
マジで有孔虫なんて拾ってる場合じゃねえよ
金持ちから搾取して子供たちに回すべきという極端な意見も見受けられたが
そんな事をすれば金持ちは日本からでていく事になるだろう
タックスヘイブン騒動で暴かれたように金持ちは自分の金が税金として他人のために流れていく事を阻止しようとする(そりゃそうだ)
素直にそうだよなと納得した意見として
子供は国の未来を担っていくわけで
教育が国の発展のためにあるならば、国は未来への投資として、
たとえすぐに回収できなくても、子供のために金をつぎ込むべきというもの
この意見は先月だか先々月だかにブログで炎上した
長谷川豊さんのブログでも何度かあった
じゃあ社会保障費を削って子供に回すのがいいのかというと
それはまた極端すぎる話で、姥捨山のようになってしまうし・・・
(いやもはや極端にならなくてはならないのかも)
どうすればいいのか・・・
大学で経済とか勉強すればよかった
とりあえず、
この問題は
ブルジョワに生まれた自分のような人たちが
積極的になって解決の糸口をみいだしていかなくてはならないと感じた