365日釣ったかぶりっ!!

365日釣ったかぶりっ!!

Gaudi森田のブログです

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なすすべがないやん。

 

 

地震、大雨、台風、地震、また台風と立て続けにやられたな。

 

 

地面が激しく揺れてる間も、家ごと飛んでまうんちゃうかと思うような暴風の間も、

 

じっと耐えるしか、な~んもでけへんかったわ。

 

コントロールでけへんもんっていうのはもどかしいもんやなあ、くやしいなあ。

 

 

及ばんこと、至らんことを思い知れっちゅうことやろか。ワシら、まだまだ、やもんなあ。

 

 

そのことで唐突に思いだしたけど。

 

テレ東の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」ていう番組。

 

もう、ええかげんにやめへんか。

 

 

日本固有の生物を守り、外来生物を一掃するために、古池の水を干あげてしまうという、無茶しよる。

 

固有はエエもん、外来はワルもん。

 

エエもんは助けてつかわす、ワルもんは覚悟しぃや・・・・・。

 

 

 

おいおい。固有種と外来種の線引き、アイマイすぎるやろ。

 

 

 

万年単位の遺伝子の変遷の、連綿と連なるグラデーションのどこで線引くねん。

「種」は違ってもその上の「属」は同じもんが沢山おるぞ。その上の「科」・「目」になったらもう、おんなじ幹の枝葉やん。

 

 

地球単位の種の分布を、ヒトの便宜で作った地図に落とし込むことの傲慢さ、気づかんか。

そもそも足元の地殻ごと移動しとるのに。

 

 

時とともに生物は自力、他力で移動するもんやん。

 

 

 

ヒトの生き死にに係わる事以外で、他の生き物の命に良し悪しを付けることに、後ろめたさを感じるべきや。

 

 

少なくとも、そんな命の選別に子供を動員したらあかんやろ。

 

そんな殺生なことに神社や寺が関わったらあかんやろ。

 

そんなムゴいことの音頭を自治体が取ったらあかんやろ。

 

そんなええかげんな正義感を公共の媒体が撒き散らしたらあかんやろ。

 

 

 

ワシら、及ばんこと、至らんことを知るべきや。

 

 

またまた、おっきな台風が来よる。思い上がったらあかんで~、ちゅう手荒い忠告と捉えるべきなんやろか。

 

 

前々から思ってて。

 

ちと、言うてみた。

 

ちと、すっとしたわ。

 

ちと、MZ,MZ。(まんぞくまんぞく)

 

ほんならね~

 

 

 

 

 

 

あっついなぁ。

ここまで蒸すと釣りに行く気が萎えるなぁ。

 

こういう時は、GAUDI(ガウディ)のお話しでもよか。

 

 

このあいだ、日課のランニングで淀川の堤防に上がってみて、驚いたで。

 

家から歩いて10分ほどのここは淀川左岸ワンド群と呼ばれる、ま、わしのバス釣りのホームなんやけどな。

 

 

おいおい。

 

そんなにバス釣り、また流行り出しとんのか~い。

って言いたくなるほどの結構な数のバス釣りビトがおるやんか。

 

 

先日までの大雨でド茶濁りやで、ワンド群。

 

それに梅雨あけの晴天続きの淀川は、お湯みたいな水温になる。

真冬より釣りづらいんや。

 

 

七里御浜の親切なおいやんやないけど、

「おーい。もう、今日は釣れんど~。」って叫びたくなるで。

 

 

今頃のワンドの釣りは、明るすぎても暗すぎても、あかん。

 

朝夕の薄明かりの2チャンス。

ストラクチャーにビタリと着けるトップウォーター。

 

 

これにつきる。

 

それでも釣れん。

釣れん。

ホンマに釣れん。

 

 

 

シビアなワンドで圧倒的なパフォーマンスを見せるガウディやったが、

 

この時期の難解さは格別やった。

 

 

そんな「アホほどシビア」なワンドの解を求めて幾星霜。

 

 

ようやくたどり着いたのが、

これやった。

 

 

 

 

ガウディラトリンのアワビ貼り。

 

やっぱりなぁ。

 

結局、天然の素材やねんなぁ。

 

 

 

目前の水面で

 

なにやらモゾモゾ動く波動がある。

時々コトリコトリと音がする。

薄明かりを通して煌めくモノがいる。

 

 

どや。たまらんやろ。

喰いつけ!

 

思ったよりも半テンポ遅れて

鏡のように凪いだ水面が突沸する。

 

 

 

ふぅ~。

 

MZ,MZ。(まんぞくまんぞく)

 

ほんならね~

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、すんなりと「おいやんココ釣れ」ポイントへ。

 

 

 

おぉーっ。

 

曇天無風の穏やかな波。期待がいや増すグッドコンディションやん。

 

 

 

 

黒潮洗う七里御浜は波高2mでも危険やそうな。

 

 

実際昨日は微風にもかかわらず、背丈程はある水際の砂利土手を越える波が何度か来たで。

 

 

 

左右にはカゴ釣り師がポツポツと。

 

 

ではでは。今日も仲良くめおと竿っと。

 

 

 

おっ。いきなり釣れたで。

 

 

 

 

こんなん釣れるんや。30cmはあるかというトビウオ。

 

 

黒潮のエキスたっぷりってか。きっとウンマイぞ~。

 

しめしめ。早めに〆とこかい。

 

 

 

朝の早よから、幸先ええやん。どれ、手ェ洗おか。

 

と、バケツを持って水際へ。

 

 

ふーっ。波の合間に水汲むの、緊張するわ~。

 

 

 

あれ?

 

シメたトビさんどこいった?

 

 

おらん。

 

周りを探しても、どこにもおらん。

 

 

忽然と姿を消した今夜のおかず。

 

 

 

あーっ。そうかっ。

 

やられた。トビや。トンビですがな。

 

改めて空を見ると。あちらこちらにトンビやカラスが舞うとるがな。

 

 

 

ツメが甘うてシメたトビをトンビにやられた。(-_-メ)

 

 

 

 

気を取り直して幾投目やったか。

 

すぱりと消える蛍光ウキッ。

 

 

 

 

でかいぞでかいぞでかい。

 

 

横っ走りするラインが、右に左に凪いだ水面を切ってゆく。

 

 

 

ソーダ鰹の一本気な突進とは違った、どこか知性を感じさせる逃走に耐え、

 

嫁さんの応援を背に受けながらエイヤッと浜辺にズリ上げた。

 

 

 

これはこれは。

 

渚の男前、シマアジやないかぁ。

 

やれ、嬉しや嬉し。

 

初顔の魚はいつでも釣れれば嬉しいが、こいつはとりわけ嬉しいなあ。

 

 

 

魚として精進して進化し続けてきた完成形のような姿形やん。

 

気品すら感じられるねん。

 

 

 

釣れてくれてありがとう。

 

いただきます。

 

 

今度はシメてもツメまで気を抜きませぬぞよ。

 

 

思わず空を見上げてしまう小心者のわしであった。

 

 

ふぅ~。

 

MZ,MZ。(まんぞくまんぞく)

 

ほんならね~

 

 

 

 

 

 

 

 

突然見知らぬおいやんから、ダメ出しを喰らってもた。

 

せっかく大荷物を二人して担いだところやのにぃ。

 

 

 

 

「ここよりも○○へ行き。車は××に停めて、ポイントは海に出て名古屋寄りがええ。」

 

 

 

えっらい、強引かつ具体的やんか。

 

釣具屋情報ではありえへんディレクションやで。

 

 

まぁ、別に根拠があってここに決めたわけやないしー。

今日のところは陽も高くなってしもたことやしー。

明朝の本番の場所探しということもあるしー。

そう言えば、前回の七里御浜でも、たまたま知り合ったベテランのおいやんに良くしてもらって、初吉(ビギナーズラック)やったしー。

 

 

仕事がら我(が)の張り合いの中におったせいやろか、

offにスキを突かれるようなゴリゴリの押しには、案外弱いんや。

 

 

これも何かの縁。おとなしくおいやんのいうことに従うことにしよ。

 

 

荷物をエッコラサ積み直して転進。

 

 

 

 

ここかいなと、車を停めて。

ホイサッサ荷物担いで海への道すがら。

そばにすり寄る一台の軽。

 

えーっ。またさっきのおいやん!

 

ストーカーかい!

 

「わいも釣り好きやからのぅ。」って・・・。

 

 

 

日常なら、ちょっと身構えるシチュエーションやで。

 

おかげで場所が間違ってないこと、確認できたけどな。(ー_ー)!!

 

 

 

 

パーフェクトかつ神秘的なスキームの親切やで。

 

 

 

 

 

 

浜には二三のカゴ釣りの人影。ちょっと安心。

 

前回ほどの波もなく、なんかええ感じやん。

 

 

 

 

久しぶり。仲良く二本並べて「めおと竿」っと。

 

 

さっそく小鯛が釣れて。ギマが釣れて。

 

 

小サバのナブラがあちこちに立って。

 

 

生き物の気配がする浜辺にワクワクドキドキする。

 

 

エエ場所やん。

おいやん、ありがとな。

 

明日の朝の時合はココでやな。

 

・・・・・・・つづく。

 

 

 

ずいぶんサボってもうたわ。

 

気が付けばもう梅雨入りやがな。

 

旅や釣りに行ってなかったわけではないし、ネタがなかったわけでもない。

 

 

 

がははは。 ホンマモンのズボラですわ。

 

 

 

 

 

飽き性の本性が出とりますわな。

 

でも、また。

 

唐突に始めるのが。わしなんじゃい。

 

 

 

すまんのぅ。ついて来いょ~。(^_^)v

 

 

 

さてと。

 

 

 

おととしの秋に、はじめてカゴ釣りの遠征をしたのが「七里御浜(しちりみはま)」やってんけどな。

 

 

 

これぞ太平洋。っちゅう、紀伊半島東部の熊野灘に面した差し渡し20kmほどもある広大な浜やで。

 

ま、そこで、ちと、エエ目をしたわけや。

 

 

 

 

 

ド素人のビギナーズラックやな。

 

 

サビキでイワシや小鯵を釣っておいしくいただくのも大好きやが、

やっぱりええサイズのええ引きのええお味のを、釣っておいしくいただくのは、たまりまへんなぁ。

 

 

あの夢よもう一度。っと。

 

行って来ました「七里御浜(しちりみはま)」。

 

 

 

 

不思議なことがあってん。

 

 

前回もそうやったが、20kmもある海岸線やから、どこがポイントなんかわかれへん。

 

地元の釣り具店で聞いても、ましてや一見さんには、「あのあたりかなぁ」程度やもんなぁ。

 

ま、釣り場の情報なんて、モリモリかケチョンケチョンかに相場は決まっとるからのう。

 

 

迷った末に、エイヤっと決めた場所で車を停めた。

 

 

 

嫁さんといそいそ支度をしてると後ろから声を掛ける人がいる。

 

信号待ちの軽自動車の地元のおいやん(和歌山弁でおじさん)が窓を開けて、なんか言うとる。

 

「ここはさっぱりあかんど。やめとき。釣れんど。」

 

 

え~っ。それは聞き捨てならんぞ。

のっけから、どうすんねん。

 

・・・・・・・つづく。