年末に紅白歌合戦で見た
アンパンマン。
亡くなった息子との
思い出がたくさんあるので
ドラマのほうは見れませんでした。

けれど、久しぶりに見る
アンパンマンは
悲しいけれど、苦しくはなく
丸い顔もマントも黄色い手も
ただただ懐かしくあり⋯。



二歳のとき、玩具売場で
アンパンマンの大きな人形が
欲しいと泣いた長女。

彼女がものをほしがったのは
そのアンパンマンと
二十歳になったお祝いとしての
iPadだけかもしれません。

当時の写真を見ると

毎日、朝から晩まで

アンパンマン人形と一緒に

過ごしていた様子が

わかります。


でも弟ヨシが
生まれてからというもの⋯

多くの写真のなか
長女の隣で微笑んでいる
アンパンマンのかわりに
丸顔のヨシが
とってかわりました。

「あんぱん?」
「ちゃーう!アンパンマン!」

覚えたてのカタコト言葉で
話す小さな弟に、
一生懸命に教えていたっけ。



写真はイオンモールや
デパートの屋上にあった

アンパンマンのたいこでどんどん。


二十歳になった長女は
いまもiPadでリズム系ゲームを
して遊んでいるようです。

アンパンマンの人形、
天国にいった弟に続いて、
小さな猫がいつも
傍に座っています。

(この猫もその親猫も
ヨシの命日の数日後に
生まれました)