新宿という街で。    あ、マキさん誕生日だわ | ぎんNECOスペインバカ

新宿という街で。    あ、マキさん誕生日だわ

  夜行バスで着き さっそくノンダクレた夜

   そして目覚めた久しぶりの新宿 午後

  冷えた蒼い空に時折やってくる重い雲
  その隙間から 今日も呑むのかい?と太陽が顔を出す


     ぎんNECOスペインバカ


  あまり眠らないまま ようやくチェックインしたのは午後3時だった
   PCの入ったバッグさえなけりゃ それまであちこちうろついただろうに。
   ロッカーに預けるのも面倒だったしそのまま時間を潰しつつ
   こっちで会う予定の面々に連絡をいれる

   「あたし。来てるで~」

  最初に返答あったのは、去年冬グラナダで最後にBAR案内したMEN(女子です)
   「お、姐さん。いつ帰国したん? 日曜どうかな?」

  その間にもメールが来ていた
  4年前にグラナダ・アルハンブラで途方にくれていた(笑)Ryo-hei

「水曜早めに仕事上がるからどお?」

  ふふふ
    最初に会ったのと最後にあったのが同時に決るとわ。なんか縁あるね


  そうこうして、チェックインしたとたん初日夜の呑み相手が決った
   あろうことか、
   12月に大阪ノンダクレでも初日に会ったエリクアが東京INしたという
  ああ、だから晴れてた空が急に曇ったんだわね。(最強の雨女な彼女です)

  日が暮れたころ
    彼女が泊まる宿からテクテク歩きであたしの宿泊先までやってきた
   「このあたり ゲイバー密集地ですね」

  というので、飲み屋を求めつつうろうろしてみる女子二人(女子?はい、そうです)

  ホントだ! 昼間わからなかったけど そういや2丁目じゃん・・
   オナカ減ったという彼女だしBARは後回しして食べれるとこを物色
  いや~、しかしホントにエロあぶなそな店が並んでます 魅力的です ふふ


   とある裏ぶれた焼き鳥やのよなとこを開ける
       看板は点いていたが暖簾はない??あいてんの?

   ぎん 「開いてます?」
   サムエを着たおやぢ「いいえ」

   ・・・・・・???  「そですか。 ども~」

  ちょいと覗いたその店のカウンターには なにものっていなかった。 

  店の外脇に小さな手書き看板
   『男性お二人さま お二階へどうぞ』

   ひゃああ。そういうことか。 あたしら、女子だからいけなかったのか。と納得。

  あたしらは女子というより 性別「のんべえ」だから入れてくれよお



  気を取り直し、BAR NECO のあたりで食事をしまして
  時間を見るとまだ9時? はや!


  どこ行こうか~~。渋谷?恵比寿の来たら行くスペインBAR系?
  と駅へ移動しかけてふと思いつき、ガードをくぐって進みます


  昔「しょんべん横丁」だったとこ。いまやなぜか「思い出横丁」
  その1店にガラガラと開けて入り込みます 1杯ひっかけるつもりでね。

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  なのに 熱燗呑む呑む。
   隣のおっちゃんと話したりなんぞしてたらば
   「ラストオーダーいいですか?12時閉店です」

   ええ?もう12時? お金払ってまだ粘る。
   
  結局日本酒五合呑んだよな・・ここでも酒太り必至なあたしです


  こうして初日ののんべえ終わり、彼女を途中まで見送る
  あの2丁目の路地を呑んだ勢いでゆっくり歩いてみました
   いる間にどこか入ってやるぞお

  その路地にまたまた怪しいミニストアを発見しまして ちょいと入ってみる
  パンとコーヒーそれに タマゴ買いました

   ふと
   このタマゴ、なんか別物が生まれそうな気がする。
  と思ったもんだから そういう妙な夢をみた叫び




  そうそう。この路地にコレがあります

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  亡くなった今も敬愛する マキさんがよく出ていた「ピット・イン」
  
  昨年亡くなって そのお別れ会が催された場所でもあります
  残念ながらその日あたしはココにこれなかった

   今その場所に来ています

  狙ったわけじゃないのに その近くに滞在するとは思わなかった
   マキさん呼んでくれたかな


  
  先日発売された紙ジャケのCD
  10枚のうち、とりあえずこの2枚を購入。

  すきなのが入ってるもんで・・
 
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  そうして  なんと!

  『ロング・グッドバイー浅川マキの世界ー
   浅川マキ紙ジャケCD再発リリース記念イベント』

   ってのがあるんです。

  それの参加券ゲット。行けばポスターも貰えます  キャー


  1月27日って マキさんの誕生日でもあるのよね
   命日よりこっちを憶えたままなんだろうなあ



   ってとこで
   マキさんのお別れ会のタイトルにもなったコレ載せようっと
    しかも これって 96年バージョンだから前のとは声がちがう
    こっちが ずんとくるね

   〔浅川マキ  こんな風に過ぎていくのなら 96〕

   



   
    なんだか 久々に唄いたくなった


    
   ぎんNECOスペインバカ


    この数年
    時は
    駆け足で過ぎて行き
    あたしは
    置き去りされてる




     
    すこ~し しみじみした新宿の空に

      かんぱ~~い




    今夜はどこで溺れようワイン