高橋選手の引退会見は、突然でありましたが、
彼の表情の晴れ晴れしさが印象に残りました。
ヒゲをたくわえ、メガネをかけた姿は、
一瞬、誰だかわからないほど、
オリンピックや世界選手権で見せる表情とは
全く違うものでした。
そのせいか、一層晴れやかな引退会見となった気がします。
ご本人の気持が本当に吹っ切れたのでしょうね。
何かに全力を尽くした人の引き際は
美しいものなのだなと、改めて思いました。
同様に、昨日引退を表明した
ソフトバンクの秋山監督もさわやかさが
印象的でした。
野球というものは、一人でできるものではありませんし、
ましてや監督という立場では、
自分でプレーをする訳ではないので、
フィギュアスケートの高橋選手と比べることは
全く持ってできないはずだと思いますが、
お二人の引き際には、
何か共通の潔さと言うか、希望とか未来とか
引退という一区切りの次のステージが
今はまだ明らかではなくとも、
ご本人にとっての将来が力強く、
明るいものだと予感させるものでした。
アスリートと一般会社員を比べるのは変な話だと思いますが、
死力を尽くして会社のために貢献したと言っている
そういう人たちに、高橋選手や秋山監督の
清々しさは、無いようにも思えます。
惜しまれて去るのと、
早く去ってほしいと願われていることがわからない、
ただのKY的な理由だったら残念です。
自ら引くことを選択できる人と、
ルールで引かざるおえない人の
違いと言ってしまえば、それだけかもしれません。