刻印ナンバードPAFを探すこといく日か。

メルカリ、ヤフオク、デジマート、J-Guitar、ハードオフ、Reverb、、、

ネットを駆使して探し続けましたが、状態の良いものでペアはありませんでした。

1ペア見つけたのですが、

・カバーを外した形跡がある(ハンダし直し、しかも下手)

・配線の先端部分が黒ずんでいる(熱を加え過ぎ？)

・説明書きに抵抗値20Ωと書かれている

・裏面四隅の一箇所に他では見ないビス？のようなものがある

・刻印の上に塗装の剥げが見られる(ステッカーを剥がした？)

という表記Dランクのもので、パスしました。

しかし、抵抗値20Ωというのはどういうことでしょうか？！

探している中で、ティム・ショウPAFは割とありました。

ペアで探した理由は、

・ペアのものの方がバランスが良い？(当時はてきとうにペア組みしていたかもしれませんが、ハムバッカーのカバーの劣化度合い、つまりルックスもペアがしっくりくると思う)

・状態の良いものを2つ探すのが大変

諦めかけたその時、何度も見たはずのサイトで新たな発見が。

なんと、当時のリペア用に組まれた配線一式がアッシーで販売されていました。

価格はASK。

聞くのは無料、と問い合わせてみると、当時大量に知り合いから購入し残り2セットとのこと。

昔某大手楽器店に在籍時のつながりで、当時大量に買ったそうです。

時間をつくってお店に行くと、そこにはデッドストック未使用の刻印ナンバードPAFと配線一式が！

ポットにはネットで調べた通り、カバーがされていました。

ネジやつまみも一通り付属していて、ビンテージ感漂う箱に入っていました。

テンションが上がります。

余談ですが、確か70年代マツモク製シェラトンのポットも、カバーがされていたように記憶しています。

2つより1つを選び、購入しました。

こちらからは何も言っていないのですが、お話しする中でお店の方が1万円値引きしてくれました。

ありがとうございます。

さて、ここからが問題です。

箱ものの電装系交換はやったことがなく、とても面倒そうです。

ナットの件もあり、いっそうのこと修理屋さんにお願いすることにしました。

さっそく翌日何度かお世話になっている修理屋さんにTELすると

「今は持ち込みパーツの交換はやってないんですよ」

とのこと。

持ち込みパーツが故障していると二度手間になるから、という理由でした。

次に、もう一つお世話になっている別の修理屋さんに直接伺いました。

パーツの動作チェックも簡単にやっていただいた上、色々と相談にも乗っていただき、お願いすることにしました。

電装系アッシーの移植に加え、ネジ穴のつぶれの修理とナット交換もお願いしました。

ナットも種類がたくさんあり、いくつも見せていただきましたが、よく見る牛骨タイプにしました。

ナットだけでもサウンドがかなり異なり、勉強になりました。

ちなみに、テーブルに軽く落として音の違いを確認しました。

2〜３週間で仕上がってきます。

では。

アルバム『Blues at Work』2022.4.11 Release!!　しました。

ブルース、ジャズ、ソウル、ボッサ、ワルツ、ロックンロールなどいろいろです。

↓無料のご視聴はこちらから（YouTube）

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nBin3cdiO8MX4EVkXnpf8OMfcuFVrhc0s

各種配信サービスでのご視聴はこちらから

https://linkco.re/THnshPAa?lang=ja

Reverbにてギターを購入(個人輸入)した話-9（ピックアップを発見）