『Blues at Work』楽曲解説その⑩ 10. あいつは天才
楽曲解説 10曲目ラストは「あいつは天才」です。
2〜3年前のこと、朝起きたときに突然スーッと歌詞とメロディが浮かんだものを少しずつ変えながら曲にしたものです。
70年代フリーソウル的なイメージで作りました。
が、そうはなりませんでした。
早速、1番の歌詞をみていきます。
「昨日の会議は
かなり眠たかったけど
慇懃無礼な態度で
その場が凍りつく
それでもめげずに
上司を攻め(責め)続けて
見事ノックアウトで
部屋を出ていくのさ」
どこにでもある眠たい会議、そんな会議中、上司を攻めて(責めて)ノックアウトさせる部下。
凍りつく会議室の空気。
しかもその言葉遣いは極めて丁寧なため、慇懃無礼さが際立っている。
そんな状況を表しています。
2番では逆に、そんな彼はやることなすこと完璧な人だね、と上司が返している。
上司はそんな彼を「天才」と揶揄している。
という内容です。
ピリピリした内容の曲をスウィートでゆったりとした曲に乗せる、というギャップでお届けします。
♫
演奏をみていきます。
ドラムはLogic付属のDrummerに叩いてもらっています。
この曲は、BFD3に変換せずLogicの音源のまま使っています。
すぐわかりますかね?
ベースは、やはりもう少しフレーズを豊かにしたいなと思います。
もっとベースを聴いて勉強したいと思います。
ベースの練習も必要ですね。
ギターは、できるだけかっこ悪くならないように、雰囲気を出せるように頑張りました。
フレーズというより、リズム、タイム感?に注意したつもりです。
右chの単音バッキングは、結構こだわりました。
この曲は、左chのギターバッキング以外は全てテレキャスターシンラインモデルで弾いていると思います。
マホガニーボディのマホガニーネック(RED PEPPER)です。
♫
全体を振り返ると、他の曲と比べて音質が悪い部分があるように思いました。
個人的に気に入っているのは、エンディング(3:10〜)の入りのギターと、ギターの掛け合い。
掛け合っている2本のギターは同じギターですが、音の感じを変えて録音しました。
人に聴いてもらって「全然オシャレじゃないしつまらない曲」とも言われましたが、そこまででもないかなと自分を慰めています。
では。
アルバム『Blues at Work』2022.4.11 Release!! しました。
ブルース、ジャズ、ソウル、ボッサ、ワルツ、ロックンロールなどいろいろです。
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