
日曜日、大阪から黒部に帰る時の珍事です
敦賀で新幹線つるぎの指定席である窓際に座りました
「隣座ってもいいですか?」
とビール片手の外国人のおじさんが聞いてきました
嫌だけど指定席だから
「どうぞ」と言うよりほか私にはなんの権限もない
でもちょっとふにゃふにゃと様子もおかしいし連れ合い以外で窓際もつ
「この席なら…」と座席の上の番号を指さしてはみたけど
「合ってる」とのことで隣に座ったおじさん
小さめのスナック菓子の袋を開けると
「食べて」とすすめられました
目の前で開けられたからお菓子自体に不審な点はないしよく知ってる定番お菓子ですが…知らない人とお菓子つつくのはちょっと抵抗あるので「大丈夫です」と断ります
でも何度も何度もすすめてくる
「夕飯食べて来たので」
とか何度も断るけど
おじさんは1つ2つ食べながら
「僕も食べてる毒入ってないよ」「おいしいよ」とゴリ押し
ビールを開けると泡がおじさんのリュックにこぼれたので
「ティッシュありますよ」
とティッシュを渡そうとしたら
「大丈夫」
といいながら私にスナック菓子を持ってるようにいい「食べてていいよ」と言いながらリュックの中の作業着みたいな服で拭きだす始末
その後も延々話しかけてくる…お菓子をちょいちょいすすめるのを挟みながら…
せっかくのんびり帰れると思ったのにこれが次の乗り換えの敦賀まで続くのかとうんざりしていたら車掌さん?が切符の確認に来ました
最近では珍しいな、と思いながら明らかにおじさんの方を向いていたのですがおじさんが切符を見せる気配がないので私が先に見せることにしました
「一人分しかないですが?」
と車掌さんに言われましたがそりゃそうだ
「私の分です」
と答えたのですが伝わってなかったのかもう一度聞かれたので私とおじさんが連れだと思われているんだと確信
「連れじゃないです」
とはっきり言って切符を返してもらいました
さぁいよいよおじさんの番
切符を見せるように促されると鬱陶しそうに
「はいあげる!」とちょっと切れ気味に車掌さんに切符を突きつけます
ここで切符を確認されるということは…期待が高鳴ります
おじさんの切符を確認した車掌さん
「この車両じゃないですね」
よっしゃぁあああああ!
「ここだって言われた」とムッとしながらも
私に方を向いて切符を見せながら「合ってる?」と聞かれたので切符を見ると2つ前の車両の席のようでした
車掌さんに
「ここだって言われた」「ほんと嫌い」など悪態をつきながらスナック菓子もこぼしながら(車掌さんが拾っていかれました)車両を移動するのを見て心底ホッとしました
後から車掌さんが
「何もされませんでしたか?」
と確認にまで来てくれて本当にありがたかったです
さぁ1件落着!
ビジホでもらったスリッパに履き替えた足をのんびり伸ばして帰るだけ~
敦賀で降りて最後の家の最寄り駅までの新幹線への乗り換えのホームにも無事につけてホッとしていたら…
あのおじさんいる―――?!!
同じく乗り換えのよう…しかも並んでる位置からして同じ号車のよう…
目を合わせないようにささっと自分の指定席に着いたのですが何やら後ろからアルコール臭…
気付かれたくないので見ませんでしたがたぶんきっとあのおじさん真後ろの席に座ってるじゃないですか
「たぶん」が「ぜったい」になったのはそれからわりとすぐのこと
おじさん電話しはじめたのです
外国語で
その後は日本語で電話し始めたりして結局私が降りるまでずっとわりと大きな声で電話していて微妙なストレスを与え続けられました
(…隣じゃなかっただけ良しとしよう)