失われた猫
本屋さんでふと手に取った森博嗣さん作 / 佐久間直人さん画の絵本
白い猫は建築家。斑の猫は革命家。
伝説の猫は、ずっと昔にいなくなった―『猫の建築家』から9年。
新たな贈り物が届きました。
みずみずしく深遠な物語詩と、情緻に描かれた猫だけがいる街。
………BOOKデータベースより
佐久間直人さんの絵がとても印象的です。
構図が変わっていて、広角レンズで覗いたような遠近法
猫の目線のような低い位置からの眺め
また鳥瞰図のように高い位置から望む景色
その中に溶け込んだ猫たち
最後のインデックスにあるそれぞれの絵にはタイトルが…
一枚の絵としても完成されたものが
物語詩と一つとなって不思議な世界へ誘いこんでくれます。
気になったフレーズを本文より抜粋
そんな予感を何故信じるのか?何故、真実を信じるのか?
わからない。でも、予感はいずれ運命を連れてくる。