しかし半ば日記的扱いをしているわけだし、と今朝の夢について少し考えたくなった。

突然ですが上の写真はワシが中学一年だった時の冬頃まで金沢に住む祖母の家で暮らしていた秋田犬です。兄ちゃんと同い年だったのでワシよりも二歳年上、つまり十五歳でこの世を去ったワシのもう一人(一匹?)の兄ちゃんです。
今はもう成人してるから、あの日からもう7~9年くらい経つのかな。あと数年もしたら彼と過ごした年月を越えるだろう。
そんな彼がですね、今朝初めてワシの夢に出てきたんです。今までどんなことがあっても現れてくれなかったんだけど、今日突然に。
舞台は祖母の家ではなくて今住んでる場所だったってのが正に夢らしかったけど、生きてた頃と同じようにワシの側にピッタリ寄り添って丸まって眠ってた。
彼は体に似合わず寂しがりで臆病なところもあったから人肌恋しくて寄り添ってたってお婆ちゃんは言ってたけど、それ以上にあの頃のワシは頼りなくて危なっかしく見えてたから傍で見守ってくれてたのかもしれないという意見もあった。
ひょっとしたら今のワシも、いや今だからこそあの頃と変わらず危なっかしく見えて夢に出てきてくれたのかなあ、なんてそう思った。
そう考えると凄い嬉しいし、心配かけさせてしまったんだと申し訳なくも思う。そしてやっぱりもう会えないことに泣きそうになってしまう。もう大分前のことなのにな……
今年は金沢に帰れそうもなかったんだが、なんとか時間を作って彼のお墓に行こうと思う。その時なんていうのかはまだ分からないけど、なんとなく会いに行きたくなった。
Android携帯からの投稿