女性自身 『ザ・ノンフィクション』で話題の“婚活の伝道師”が語る、オトナ女子が結婚するための「絶対条件」
という記事を読みました。
その記事は、こちら
大人女子とは、40代50代の女性のことを指すそうです。
子どもが成人してから、新たなパートナーと結婚するというパターンがものすごく多いフランスに住む私が、思ったことを書きます。
私が最初に言いたいこと。それは、
結婚は、しなくてもいいけれどしたかったらする
というものです。
結婚は、目指すものではありません。達成するものでもありません。
この記事を読んで抱いた印象は、
選ばれる女性になりましょう
というメッセージ。
しかしこの、女性が選ばれることにより結婚が成立するという仕組みには、危機感を覚えます。
女性だけが、選ばれるのですか? 女性も、男性を選びますよ。
女性たちが、男性の年収などを気にしながら結婚するという旨も記載されていますが、そもそも結婚する目的はなんですか?
金銭的安定のためですか?
私は最初に、
結婚は、しなくてもいいけれどしたかったらする
ものだと、述べました。
これは、
1人でも生きていけるけれど、2人でいるとより楽しいから一緒に居よう
という意味です。
結婚は、ただの契約です。
財産などを、共有できるようになります。
結婚については、それ以上でもそれ以下でもありません。
1人の人が、自分の好きなように生きている。
その中で、
話していて楽しいな、一緒に食事するともっと美味しく感じるな
とお互いに感じる相手がいて、尚且つ
食後の片づけも、増えるのではなく半分ずつになり、家のインテリア選びの時間が、笑える時間になるなら、
一緒に暮らせばいい。そこで財産を共有したければ、結婚すればいい。
数多くいる女性たちの中から女性が選ばれていき、結婚が成立する。
この前提のおかしさに、少し悲しくなりました。
女性も男性も、または女性同士でも男性同士でも。
一緒にいた方が毎日が楽しくなるから、結婚をする。
シンプルに、それでいいじゃないですか。
それがいいじゃないですか。