先日の、次女(11歳)の「勘違いスクラッチカード」への対応についての投稿。
たくさんのアドバイスをいただきました。ありがとうございました!!
本当に、全員に読んでもらいたい!!
コメント欄が、学びの宝庫。
すばらしい皆様と、すばらしいアドバイス。
多くの大人が、自らの豊富な経験と知識を使って、未来を担う子ども達へ全力で対応するこの世界。
この世には、幸せな子どもがたくさんいるんだなぁと思いました。
そして、こんなにもたくさん思っていただけた、次女。
次女がどんな思いでいたか、次女にとってどうするのがいいのか、次女がここで得られるべきものは何か。
たくさんの方が、愛情たっぷりに考えてくださいました。
次女という一人の子が、世界中の多くの大人に思われながら成長していくことを、大変幸せに思っています。
どのお言葉も素晴らしく、私自身ひとりの人として、また親として、多くの学びがありました。
その中で、私は今回はどうするのかを考えました。
もちろんこれは、「今回は」であって、まだまだ成長の余地だらけです。
皆さんからいただいたアドバイスと共に、今後の色んな場面で成長させていただきます。
私が感じたこと。
それは、「許す」ことと「認める」ことは、罰よりも響く、ということです。
既に反省し、後悔し、胸を痛めている次女。
だからこそここで私が「許す」ということが、彼女が大人になってもずっと心に残り続ける出来事となり、生きる支えと力になるのだなと思いました。
そしてまたそこから、困った時は助けを求めてもいいということ、一人じゃないんだということを知ってくれることの大切さも感じました。
また、許されることは無条件ではないこと。
次女が、毎朝早く起きて電車に乗って中学へ行き、毎日放課後と週末にバレエレッスンに励むこと。練習に意義を見出し、自ら進んで喜んでやっていること。
それを続けるために、宿題や課題を時間を見つけながら必ずやり、学校の成績も良い結果を残し続けていること。
本人は当たり前だと思ってやっているこの頑張りが、とても素晴らしいことなんだよと、こんな素晴らしいあなただから許そうと思えたんだよということを、伝えられる、彼女の頑張りを認められる機会ともなると思いました。
また、バレエレッスンと宿題でふだん時間がない中でも、私が食事の用意や片づけなどをしている姿を見ると、「ママ、お手伝いしてもいい?」と声をかけてくれる次女。
次女が、お手伝いをどのように捉えているのかはわかりませんが、既に次女の中で「できる限り進んでやりたいこと」となっているなら、そのままにしておきたいなと思いました。
そのため、お手伝いで報酬を与えるという方法は考えづらいですが、「お金を楽しんで稼ぐ」という経験はしてもらいたいなと思っています。
もうすぐクリスマスバカンスなので、学校が休みになる分、ふだんよりは時間があるかな?
特別な時期ですので、ふだんにはない特別な何かができるチャンスがあるかもしれません。
彼女が大人になった時、「苦しみの対価がお金」という考えで生きていくのではなく、「お金を稼ぐことは楽しい」と思いながら稼いでいける人生を送ってもらいたい。
そのための良い学びの機会は、目を光らせておきます。
またもう一つ私が感じたこと。それは、「我が家は苦しいんだよ」と彼女に思い過ぎてもらいたくないということです。
家計の状況を理解せずに、好きにお金を使ってもらっていいということではありません。
ただ、「お金が苦しいから」という劣等感のようなものを、彼女に背負いながら生きてもらいたくはないと感じたのです。
お金は大切なもの、貴重なもの。それだけをわかりながら大人になって、お金への執着や先入観なく、気持ちよくお金と共に生きていってもらいたい。
喜んでお金を稼ぎ、そして使える大人になってもらいたいです。
それからもう、この機会はどんどん活かします!「お金について」の学び。
この世の中でかかっているお金、生活にかかっているお金、30ユーロってどんなことができるお金なのか、それを稼ぐための働きには、どのようなことがあるのか。
それから、お金はどのように動いているのか。どうして今回のスクラッチカードが行われたのか、それがどのようにお金を動かすのか。
お金についての知識を、しっかり増やしてもらいます。
実はこのお話には、私もびっくりな素敵な展開がありました。
「神さま、次のセリフを教えてください」著者の中野左知子さん。
フランス在住の彼女から、「その削ってしまったスクラッチカード、私に買わせてください!」
とメッセージを頂きました。
実はこのスクラッチカード、、、1枚当たっていたのです。
その賞品は、子ども用ランチョンマット2枚。
とってもかわいいデザインですが、我が家には子どもがたくさんいるので、2枚だけあっても使えないなぁ、、、と思っていたところでした。
そこでなんと、左知子さんにはお子様が2人!
さっそく、この賞品をお送りすることにしました。
毎年クリスマスには、何か素敵なことをしたいと考えているとおっしゃる彼女。
この素敵なことの対象に選んでいただけた私たちは、左知子さんから大事なことを学びました。
勘違いで起こしてしまった間違いは、法では「罪」になることもあるかもしれません。
しかし私は、「法」ではなく、「親」。
親は、本当に多くのことを教えられるのだなと改めて感動しました。
皆様からの温かさと学びと共に、これからも親子で成長していきます。
いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます。
まだまだ先の長い子育て、これからも楽しく幸せに、甘えさせてください♪
ちなみに、、、次女がクリスマスで欲しいものは、、、
「ママの口紅の色のレオタード」
だそうです。クリスマスプレゼントは、渡しますね!
写真は、五女(3歳)