子沢山ママも、子育てに悩みます! | ガステ美智子の愛がミチル話

皆さんのご意見、伺えたら嬉しいなぁ。

 

どうなのかなぁ、どうすべきなのかなぁと考えております。

子育てに、答えはないですね。

 

11歳の次女。9月から中学生になり、新しい環境で一生懸命です。

先日、中学でスクラッチカードのイベントがありました。

スクラッチカードは、くじ引きのようなもの。銀色の部分を削ると、何等の賞品がもらえるか、もしくはハズレかが書かれているカードです。

このスクラッチカードを、保護者や親戚、近所の人などに販売し、そこで得た収入は学校の運営に使われるという仕組みです。

 

次女は、このイベントをとても喜んでおりました。

「一日10枚までは、無料なんだって!」

次女は休み時間に、スクラッチカードを10枚取りに行きました。

 

帰宅してそのカードを削っては、当たりかハズレかと楽しそう。

次女は、2枚当たりカードが出ました。

 

次女は翌日、景品交換所に当たりカードを持って行きました。

すると、こう言われたのです。

「お金を払わないといけないよ。カードは、もらうのは無料だけれど、削ってしまうと払わないといけないの」

 

次女は、漠然としました。

完全無料だと思っていたのは、次女の勘違い。

親戚や近所の方に販売するために、無料でカードをもらっていけるということだったのです。

そしてその購入した方々が購入した分のカードを各自削れる、ということです。

 

次女は、悩んだのでしょう。

帰宅して一番、私に、

「ママ、私は、自分の銀行口座を持っているの? そこに、私のお金ってある?」

どうしてそんなことを聞くのかと尋ねると、このスクラッチカードの話をしてくれました。

 

さて、次女が削ってしまったのは10枚。

一枚3ユーロとのことで、合計30ユーロです。

1ユーロが162円とすると、4860円。

 

30ユーロは、私にとって大きな金額です。

もちろん、この30ユーロを払ったからといって、すぐに明日から家族全員が食べていけなくなるわけではありません

しかし、たかが30ユーロ、されど30ユーロ、、、うーん、やっぱり高い!苦笑

 

次女は、毎日バレエレッスンに通っています。学校とバレエ教室以外にひとりで外出する

機会はないので、お小遣いは渡していません。そのため、次女のお小遣いで払わせるという手段はありません。

だからといって、勘違いを「しょうがないね」でサラッと払ってしまうのも、違う気がします。既に次女は後悔しているとはいえ、罰とまでは言わなくても、何か学びになる機会を与えるべきだと思うのです。

 

小さな罰を与える?だけど、その機会が思い当たらない。

もうすぐクリスマスです。そこで、クリスマスプレゼントをなしにする?

いや、それは違うでしょう。

 

次女は、毎日朝6時に起きて電車で中学へ通い、中学が終わるとそのまますぐにバレエ教室へ行き、夜遅くまで練習をします。宿題も、学校の休み時間、バレエの休憩時間を利用してこなし、テストの成績もどれも良いです。

お友達にも優しく、家でも弟妹たちへの手助けも喜んでやっています。

好き嫌いなくなんでも喜んで食べ、食事を見るたびに「ママ、ありがとう!おいしそう!これ、大好き!」と言ってくれます。

病気をしても、学校もバレエも休みたくないと通います。

私自身が、娘である彼女を尊敬しています。

 

そんな彼女のふだんの頑張りへのご褒美が、クリスマスプレゼント。

それを、一度の勘違いで潰すのは、違うと思うのです。

 

とはいっても、不注意も一種の罪。

見逃すだけなのも、彼女の今後に良くはないかもしれない。

だけど、こんなに毎日がんばっている彼女だから、「いいよ」とも言ってあげたい。

 

あぁ、何が正解なのでしょう。

みなさんは、どう思われますか?

たとえ、「こうしたらいい!」という答えはないとしても、ただ「美智子ママ、がんばれ~」だけでも、嬉しいです!!