フランス7人子どもの双子にとって珍しかったこと | ガステ美智子の愛がミチル話

フランス南西部の小さな街で、フランス人の夫と、

7人の子ども達

と一緒に暮らしています。

 

長女は14歳チュー

長男は12歳ニコ

次女は8歳照れ

三女と四女は7歳お願いウインク

次男は3歳もぐもぐ

五女は生後11か月ニコです。

 

いつもありがとうございます。

 

 

水曜日。

 

末っ子赤ちゃん以外の6人がバレエレッスンに通う我が家。

 

午後は6人とものレッスンがある日だ。

 

子ども達それぞれ順番に色んなレッスンに参加する。

 

そんな中の空いた時間を使って、今日は三女と四女と一緒にお買い物へ出かけた。

 

お買い物ってどれだけぶりだろうか。

 

コロナが流行してからは、ほとんど行っていない。

 

特に子ども達は、全くお店へは行っていなかった。

 

もともと毎日学校とバレエ教室の往復で忙しい我が家は、子ども達がお店へ行く機会というのもあまりない。

 

今回行きたかったのは、H&M

 

子ども達は、食料品スーパーぐらいなら行ったことはあるが、このH&Mへは行ったことはなかった。

 

バカンスに入り、お家とバレエ教室の行き来のみの三女と四女に特別な時間を過ごさせてあげようと、このお買い物に誘った。

 

マスクとアルコール消毒はもちろん、人との距離を常に取りながら行ってきた。

 

実はこのH&Mは3階建て

 

建物の中にはなんと、エスカレーターエレベーターもあるのだ!

 

フランスでも、大きな街ならエスカレーターもエレベーターもある。

 

だけど、私たちが暮らすこの街では、エスカレーターやエレベーターに出会う機会はない。

 

大型ショッピングモールはないし、駅は一階建てだし、スーパーも一階建てだなぁ。

 

H&Mの子ども服売り場は3階。

 

私が、

 

「上に上がるよ」

 

というと、三女と四女はすぐに階段を上り始めた。

 

私が、

 

「こっちに来てごらん」

 

とエスカレーターのある方を見せると、二人揃って

 

「うわーーーーお。。。。」

 

と驚き見上げた。

 

目の前に突然現れた、巨大なそびえ立つエスカレーター。

 

さてここで、元気でやんちゃな明るい性格の二人。

 

すぐにエスカレーターに飛び乗った。

 

「おーっとっとっと」

 

と、乗ってすぐにふらついて・・・

 

「あー恐かったー!!」

 

と、スリル満点なアトラクションに乗った後のような笑顔。

 

やっぱりここは、特別な場所。

 

珍しい楽しい乗り物に乗れて良かったね!

 

三階の子ども服売り場には人はいない。

 

おかげでゆっくり見ることが出来た。

 

まず二人が向かったのは、小さな男の子の服売り場

 

恐竜の絵柄のお洋服を見つけては、

 

「ママ!これ、次男くん喜ぶよ!」

 

と、次々に持ってきてくれる。

 

そして次は赤ちゃん女の子服売り場へ行き、四女が、

 

「わー!ママ、見て!!これ可愛いよ!!サイズも1歳って書いてるよ!」

 

と襟がレースになったピンクの無地のふんわりワンピースを持ってくる。

 

すると三女は、

 

「わー!!すごい、すごいよママ、これ!!!」

 

と、赤ちゃん用の黒いベロア地のワンピースを持ってきた。

 

私は、

 

「どちらも本当に可愛いね!すごいね!!でも、ママが今日探しに来たのはこれじゃないのよ。」

 

と答えた。

 

今回の目的は、五女のピンクの花柄ワンピース

 

私が探している間も次々と、三女と四女からのおすすめが止まらない。

 

これも可愛い、あれも可愛いと、五女のためのお洋服ばかり。

 

近くに自分達のサイズのお洋服もあるのだけれど、目もくれず、

 

「ママ、これ五女ちゃんにすっごく可愛いよ!これを着ているところが見たいの!!」

 

と、おねだりまでしてくる。

 

前に二人と一緒にお買い物へ行ったのは、いつだっただろう。

 

あの時は、お買い物が進まなくなっちゃうくらいに、あれが欲しいこれが欲しいと止まらなかった。

 

今も、あちこち目で追うのが大変なほどに二人は動き回っていろいろ見せてくれるけれど、それらは全て、自分のためではなく、次男や五女のためばかり。

 

こんなに変わったんだなぁと、二人の成長がまた嬉しかった。

 

結局目的のワンピースは見つからず、前に買おうか迷って結局買わずにいたうさぎさんワンピースが値下がりしていたのでそれだけを買うことにした。

 

四女が、

 

「エレベーターがあるよ!」

 

と、エレベーターを見つけてとても嬉しそうだったので、エレベーターで降りることにした。

 

エレベーターを呼ぶボタンを押すのは、ちょっと競争になっていた。

 

なので、エレベーターに乗るとすぐに私は、

 

「待って!さっきボタンが押せなかった方の人が、今回は押すのよ。」

 

と、行き先階のボタンをさっき押さなかった子が押せるようにした。

 

ドアを閉じるボタンはないからね。このボタンが最後のチャンス。

 

こうして二人とも1回ずつ押せて、良かったー。

 

エレベーターが到着した時のふわ~んとする感じ。

 

四女が、

 

「着いた?!ん?!着いた?!」

 

と戸惑っていた。

 

ふわ~んと到着してからドアが開くまで、少しがあるからね。

 

お会計を済ませて外へ出て帰り道。

 

店を出てしばらく歩くと、道端に手袋が片方だけ落ちている。

 

私が心の中で、

 

あれは。。。。

 

と思ったその瞬間、四女が、

 

「あー!これ、私の手袋だー♪」

 

と、ひょいと拾った。

 

そして、コートのポケットから手袋を取り出し、

 

「一つしかなかったの~♪」

 

と見せてくれる。

 

行く時に落としちゃって、帰り道で拾えたのね・・・人生ってそんなにシンプルかしら?

 

自然に当たり前に拾い上げている四女を見て、街全体をお家の中のように過ごしちゃってる四女の姿が面白かった。

 

それからは、バレエ教室でレッスンを終えた子達をお迎えして帰宅。

 

今日も楽しい一日だったね。

 

五女が大きくなって、新しいお洋服を買わないといけなくなったらまた、

 

エスカレーターとエレベーターに乗りに行こうね♪

 

 

写真は、向かって左が四女で右が三女。

 

フランス南西部子ども7人の私の小さな愛おしい日々

 

 

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