フランス南西部の小さな街で、フランス人の夫と、
と一緒に暮らしています。
長女は14歳
長男は12歳
次女は8歳
三女と四女は7歳
五女は生後9か月です。
いつもありがとうございます。
写真は、次女と五女。五女はなんだか真剣なお顔。
秋冬のフランスの朝は暗い。
電気を点けなければ見えないほどに、夜みたいに暗いのだ。
起きづらいのはこのせいかな。
いや、月曜日だからか。
自分の支度をし終えた後は、子ども達を起こす。
まずは次女。
いつも一番すんなり起きてくれる次女も、今朝はなかなか。
なんとか目は開いても、ごろんのまんま。
次は四女。
いつもなら喜んで起きて、おはようママ~!と抱き着いてくれるのだが、今朝はこちらもなかなか。
私が、
「あれれ?おはようママ~は?」
と尋ねてみると、もごもご
「おはようママ~」
と言ってまた寝てしまった。
そうしていると、三女が自分で起きてきた!!
二人連続で起きない中でのこの姿。
いつも一番起きないのはあなたじゃない?!
意外な展開に笑ってしまった。
私は、
「あらあら、この子はなんてすごい子なんでしょう!!こっちにおいで!」
と三女を呼び寄せ、ぎゅーっと抱きしめた。
次女も四女も起きてくれて、みんな一階へ降りていった。
さて、ここからは次男。
名前を呼んで起こすと、もごもご怒りながらも起きてくれる。
そうして、私にぎゅっとコアラのように抱き着く。
次男が
「ママ、立って」
と言うのだけれど、私は、
「重くて立てないよ~」
と答えた。
すると次男は、すっと降りて、私の二の腕を必死に引き上げて、立つのを手伝ってくれた。
そうして立ち上がった私に、
「抱っこ」
って。
とっても親切な甘えん坊さんですねぇ。
優しい甘えん坊さんを抱っこして、一階へ降りた。
朝食時には五女もパンを食べていたので、みんなでその姿を囲みながら笑って食べた。
お姉ちゃん達が、
「可愛い~!五女ちゃんも食べてる~!!可愛い、可愛い~!!」
と、自分が食べるのを忘れてしまうので、
「こらこら、食べてね」
と度々声をかけながら。
そうして出発の準備の時間。
次男は自分でなんでもやりたい!
学校(幼稚園)へ行って成長したんだね。
だけど、すいすいとはいかない。
コートの袖に腕を通す時、
「あれ~?ここ?ここ?」
と言いながら、袖じゃない部分に腕を当てて見せて笑っている。
私は、袖の先からトンネルのように覗きながら
「あれ~?おててさん、いないねぇ~」
と待ってみると、ちょこちょこちょこっと、小さな指が一本、芋虫みたいに出てきた。
「あ!可愛いおててさん、見つけたー!」
と笑うと、次男も笑って腕を通してくれた。
次は靴下履いて靴履いて。
しっかり頑固者な次男は、ちょっと手こずりながらも立派に履いてくれた。
学校の近くの駐車場から学校へ向かう途中、三女と四女の大好きなNくんとそのお姉ちゃんが、駐車場へ戻るところだった。
三女と四女が
「あれー?Nくん、何してるのー?」
と尋ねると、Nくんは、
「忘れものだよ~」
と答えてくれた。四女は、
「あら、あの子達ったら、お母さんを忘れたのね。」
と呟いていた。
少しして、NくんとNくんのお姉ちゃんとお母さんが私達の後ろで歩いていた。
三女と四女が話しかけに行って、Nくんのお母さんが大笑いしているのが聞こえた。
あの忘れ物の話をしたんだね。
校門の前まで、ちゃんと手を繋げた次男。
みんなを見送った後は、Nくんのお母さんが話しかけてきてくれ、一緒に駐車場まで話しながら歩いた。
Nくんのお母さんはテキパキ早口早歩き。
これからお仕事に向かうのかな。
眠くてぼーっとしていた私は、気を引き締めた。
真っ暗だった空がだんだん明けてきた。
クリスマスバカンス前の最後の一週間。
気持ち良くバカンスを迎えられるよう、一日一日を意味あるものにしていこう。
写真は、三女と五女。
一緒にいられる毎日が嬉しいね。
フランス南西部子ども7人の私の小さな愛おしい日々
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