私は6年前から、KONTAKTで鍵盤楽器の開発をはじめ、動作確認のためコピーライト・フリーのMIDI譜やCC(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)で共有・公開の認められているMIDI譜を参考にしながら鍵盤楽器の歴史を勉強したいと考えました。
まず、近代音楽の父と呼ばれるバッハから始め。彼がオルガンとチェンバロの演奏者である点に注目しました。教会音楽でパイプオルガンは欠かせなく、バッハ自身も大聖堂の音響設計をアドバイスしたことがあるようで。ソフトウェア音源でパイプオルガンの音の上昇や下降が表現できないか挑戦をはじめ、つい先日完成することが出来ました。オルガンのチューニングはベルサイユ宮殿の音程に合わせ、392Hzとしています。

