独裁の心は、誰もが持っている心　６

ー自分にもある、差別の心を平坦に均せ！―
実際に巷に居る本物の？チンピラさんには数少なくても、皆、学生時代に遭遇していると言うか体験済みでクラスには、必ず３人は居るものだし、そこに居なくても部活に下級生を下見して顎で使う、先輩立場利用の予備軍も居て、体験的には、結構、馴染みなものだ。だから自分の生活感から外れた、社会、就職した大企業にしても、市政の闘争にしても、国政の闘争にしても、チンピラ風と言う感知は皆、敏感に感じ取る。だが、それが国レベルの国際的となると、またその元首ともなると、国のリスペクト感覚から、どうしてもチンピラ感知はするけど、感知をそのまま「下してはいけない」ブレーキが働いてしまうもの。国際レベルに成るとイデオロギーの違いで納め、逆に憧れすら持ってしまうものも出でてしまう。
元々、ルール社会には、反ルール思考が並走しているものだから、皆々、アウトロー願望、憧れる心を持っているもの。もちろん正当化して！国際レベル、国家レベルでチンピラ言葉を言われると、思想の違い、価値観の違いに振り分けて別世界に通常の人はしてしまうもの。が、冷静になれば、言い訳と開き直りが言わせる言葉を吐くだけで実味はゼロ。大雑把に純粋に発言録のみで判断して、それは信じて良い事。発言録収録が「チンピラなら、国際的だろうが、偉そうだろうが関係ない。チンピラ言葉を放つはチンピラだ。いつも言うように存在は小単位クラスメートで想像すれば良い事、対応もそこからの経験で、は無理かもしれぬ。おそらくは、そこまで経験は出来ていないだろうし、考えた事も無いだろう。けれども、体験話や、克服話や、ノンフィクション、フィクション、は多数用意されている。対策は無くも無いのだ。実際は自分が当事者と想定して、能動的に考えれるか？行動の準備を作れるか？これが社会人として心得を持つべき事。具体的には、この世に起こる全ての事を自分の事として、対策方法を作り解決法と用意して置く事。ちっとも具体的ではないが、他人の不幸や不運を自分の事のように係わる事。これが自分を救うし、人を救うし世も救う事なのだ。一時期、学級崩壊などと言う時代も有った、今は、色んな差別に敏感な時代、苛めもそれぞれの場、残って問題に成る時代だ。そこに、「関係ない」と関りから逃げるのではなく最低「自分ならこうする」の結論を作ってプールする事が危機管理持ちの立派な社会人に成ると言う事だ。民主社会において、「無関心は最も重い罪」と承知しなければならないし、どんな形であれ係わる気持ちが無いとチンピラ社会に埋没する。それくらい重要な事だ。善意な心を以て無関心は、チンピラ論法の餌食に果てる、なぜなら？チンピラは力主義ではなくて、実像は「善意を蝕むが本質」だから。
本質に根の深い闇を持つチンピラの根性は、原点を何処に持つか？一言で「不遇」。自分に対する過信に「不運、不遇、口先の打開」狡さと賢さを最大に勘違いしている体験取得をして来た者たち、と思う。それはどの時期のどの場面から生まれるか？、理屈も何もわからない幼少期、自我の無い幼少でも、行う「嫌がらせ、苛め」の「力と嘘」の成功。ここが始まりだろう。成功したから、ダメを学ばない。これがチンピラ製造原材料。
―苛めがある社会は、何時でも独裁者を生む―
現在、独裁者の存在している国と人間と支える取巻き連中などの話を続けても、詮無き事で、走る続ける暴れ馬を取り押さえて静かにさせる事は、難しい。難しいからこそ、そのような人間を生み出さないように、特にヨーロッパ色は、留意しながらそれぞれの国政の手綱を握って来ている。ヨーロッパ諸国にとって、ナチスの行いは現在のトラウマ化しているものと思う。その割に、日本は、憲法において反省条項で現わして、それ以上、深く総括しようとしない風潮が今もある。日本の場合は、ドイツのそれとは、少々事情も違うが、軍独裁の主導は否定する事は出来ない、次いで、その軍の勢を国民として止める事が出来なかった、その点は、現代も改心的に物見をしないといけない。
他国の独裁の悲惨を見て、実は悲惨まで行かなかったにせよ、軍独裁に小言一つも言えなかった。参戦の反省よりも、ここにアンタッチャブルは反省に対峙しない姿勢に見えてしまっている拙者の見方がある。他人事で独裁を見て、その実、独裁を抑える事、未然に防げる事は、過去の事例からも皆無なのである。それぞれ、悲惨な荒廃を見て、自国民に成敗されたり、多くは他国の力で解放されて来た、史実だ。今の民主社会も設計図で作った訳ではない、右往左往、紆余曲折、時間とチャンスを生かしてここまで来た。それでも壊して独裁をお子も人間が、次々と社会に生み出されてくる。誰にでも独裁資質が有って、時と場合で何時でも台頭して来る。どうしても止まない独裁の輩出。これを何とか抑えなければ、現実の社会進歩に成らない。真剣に、個々から全体も、思い続けないといけない事だ。