僕は雨の中に立ち尽くしていた。
暗い町並みを、雨はさらに濡らしていき、
さらに深き闇を作っていた。
僕は雨の中に立ち尽くし、
目の前の光景を眺めていた。
目の前には血の海と
2つの死体が転がっていた。
いずれも大人のもの。
いずれも僕の家族だった。
僕の両親だった。
僕はまだ目の前の光景が信じられなかった。
あんなに強かった父さんが、
あんなに優しかった母さんが、
なぜ血の海に臥しているのか。
誰かに答えを求めようとも、
周りには誰もいない。
僕は一人ぼっちだった。。。
それを見たのは3年前だった・・・