自分史(概略)
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キミは何テラバイト?

HDDが逝った。3年前の160GBだった。初めての自作で、RAID0の片翼としてシステムを担っていたこのHDDも、時間経過と共に場所を追いやられ、最後には末端のHドライブとしてひっそりとバックアップを保持する為だけの存在になっていた。そのバックアップもシームレスにする為にわざわざHDDに入れていただけの、すでにDVD-Rに焼いてあるような何でもないデータだった。システムが壊れた訳でも、重要なデータを失った訳でも無い。事後処理も容易だった。もはや理想的なHDDの終焉と言えた。天寿を全うした気さえした。でも、それ故に何だか寂しさを覚えた。



しかし、未だ現役の外付け80GB(6年モノ)は凄いな。5400rpmは偉大だ。

ジョロキア

大魔王にワンパンチで返り討ちにあった。
ファーストインパクトで一瞬軽いのでは?と感じたボディブローは、衝撃が体内に届いた瞬間、毒のようにHPを削り落としていった。
所詮、暴君にすら4ラウンドKO負けを喫した僕に倒せる相手じゃなかったのだ。


つか、水水!

マーケティング戦略

ジャンプSQを買った。
ジャンプSQ(スクエア)とは、部数低迷により休刊した月刊ジャンプのリニューアル版で、新創刊されたばかりの雑誌である。
ぶっちゃけ僕は、もともと月刊ジャンプの漫画はクレイモアくらいしか思い入れが無く、そもそも基本的に雑誌は立ち読みで済ますタイプの人間である。
そんな僕が、何故この雑誌に手を出したのか?
それは全て、集英社の”罠”の巧みさに尽きる。

「HUNTER×HUNTER、1年8ヶ月ぶりに連載再開!」
今にして思えば、これこそが最初のトラップだった。
H×Hは頻繁な休載と希有な面白さが売りの、はぐれメタル漫画である。この朗報をネットで知った僕は、その号の週刊ジャンプが発売されるやいなや近場のコンビニへ直行した。週刊ジャンプを立ち読みするのはラルΩグラド第一話以来、何度も読み返したのはデスノート最終回以来だった。
そこで大々的に宣伝され嫌でも目に付いたのが、件のジャンプSQである。
誌面に踊る、和月伸宏や小畑健、森田まさのり、荒木飛呂彦、藤崎竜という、素敵なボキャブラリィ。単純な僕は、ホイホイ促され、宣伝漫画すらH×Hに匹敵するくらい読み込んでしまった。おそらくH×Hがこのタイミングで連載再開したのは、僕みたいな層を新雑誌に誘導する為だろう。
この時点で、ジャンプSQを立ち読みする気満々になった僕は、好物のアイスココア片手にレジへと向かった。
そこに第二の罠が待ち受けているとも知らずに。

「nanacoでジャンプSQを買うと抽選で50ポイントプレゼント!」
レジの液晶モニタに踊るそんなCM。
財布の紐よりは確実にお手軽なnanaco(プリペイド型電子マネー)で買わせる巧妙な仕掛け。
完全に洗脳された僕は、ファイブスター物語が載っていた頃のニュータイプ以来、実に数年ぶりに雑誌を買ってしまうのだった。



前置きは兎も角、さっそく読むか。