牙狼<GARO> 20周年 × JAM Project 25th 特別コラボグッズ登場!
牙狼<GARO> 20周年 × JAM Project 25th 特別コラボグッズ登場!
「牙狼<GARO>」シリーズ 20周年
×
JAM Project 25th
JAM Project 25th Anniversary Live FINAL COUNTDOWN にて、牙狼シリーズでお馴染みの「miniGARO」にJAM Projectのメンバーが登場!
このスペシャルなコラボレーショングッズの、会場先行販売が決定しました!
商品ラインナップ
miniJAM Project×miniGARO
アクリルスタンド(全5種・ランダム)
¥1,700 (税込)
素材:アクリル樹脂
サイズ:本体H7㎝×W10cm 厚み3mm
miniJAM Project×miniGARO
アクリルキーホルダー(全5種・ランダム)
¥1,000 (税込)
素材:アクリル樹脂・合金・鉄・真鍮
サイズ:本体H6.6cm×W4cm(ナスカン込 H11cm) 厚み3mm
miniJAM Project×miniGARO
缶バッジ(全5種・ランダム)
¥400 (税込)
素材:スチール・紙・PET
サイズ:本体φ5.7cm 厚み約4mm
miniJAM Project×miniGARO
トートバッグ
¥2,700 (税込)
素材:綿
サイズ:本体 約29㎝×26㎝×9.5cm
持ち手:約2.5cm×35cm
「牙狼 ~語りし者~」配信! 栗山航×北田祥一郎登場!
牙狼<GARO>20周年記念特別番組「語りし者」 栗山航×北田祥一郎 配信決定!
20周年を節目に歴代のキャスト・スタッフが登場し、牙狼<GARO>トークを繰り広げる特別番組「語りし者」、
公式YouTubeチャンネルにてライブ配信シリーズが配信決定!!!
現在公開中の劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』より北田祥一郎(冴島大河役)が、
新作の制作が決定した道外流牙シリーズより栗山航(道外流牙役)が登場!

配信概要
生配信日:2025年11月7日(金)20時~
登壇者予定:栗山航(道外流牙役)×北田祥一郎(冴島大河役)
配信場所:牙狼<GARO>公式YouTubeチャンネル
https://youtube.com/live/jgn0rZ4Ergo
※アーカイブについては、24時間限定配信になります。
登壇者へのアンケート募集!
牙狼<GARO>20周年記念特別番組「牙狼 ~語りし者~」の配信を記念して、出演キャストに質問をしたいことを募集させていただきます。
https://forms.gle/4R5wdNreT3NHhsVr8
- 募集内容: 出演キャストへの質問
- 募集期間: ~ 2025/11/6 17:59
【応募資格】
本企画へのご応募は、「ザルバの会」会員の方限定とさせていただきます。
ご応募の際に、会員確認のため「ザルバの会加入アカウント名(YouTubeアカウント名)」をご記入ください。
11/3(月・祝) 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』バースデー記念!スペシャル舞台挨拶
11/3(月・祝) 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』バースデー記念!スペシャル舞台挨拶 実施決定!
この度、主演・北田祥一郎さんの誕生日を記念し、劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』のバースデー記念!スペシャル舞台挨拶を11月3日(月・祝)に開催することが決定いたしました!特別な記念日を、是非劇場で一緒にお祝いしましょう!
さらに、皆様からの質問に登壇者が直接お答えするQ&Aタイムも設ける予定です。
この機会をお見逃しなく!
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念
バースデー記念!スペシャル舞台挨拶
■ 日程
11月3日(月・祝)
■ 会場
T・ジョイ京都
■ 時間
12:10の回 上映終了後舞台挨拶
■ 登壇(予定)
北田祥一郎、雨宮慶太監督 ※敬称略
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■ 入場料
通常料金・各種割引料金(前売券使用可、無料招待券は使用不可)
≪チケットのご購入方法≫
■ 劇場インターネット販売
2025年10月22日(水)0:00(=10月21日(火)24:00)より、オンラインチケット予約KINEZOにて販売いたします。
https://tjoy.jp/t-joy_kyoto
※ご利用いただくには事前に無料の会員登録が必要です。
※下記の決済方法をお選びいただけます。
クレジットカード / PayPay / Amazon Pay
※上映日の2日前までは ”あとから決済” はご利用いただけません。
(あとから決済とは:https://faq.tjoy.jp/faq/detail?site=916369P4&category=170502&id=336&hot_list=true)
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■ 窓口販売
10月22日(水)劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
【その他注意事項】
・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。
・体調がすぐれない方、また発熱症状のある方はご来場をお控えください。
・緊急事態等に伴う主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。
・お申込み内容の変更、お取消し(購入辞退)は一切お受けできませんので、ご注意ください。
・チケットの不法転売は固く禁じます。転売されたチケットは無効となり入場をお断りさせていただく場合があります。
・マスコミが入る可能性がございます。予めご了承下さい。
・車椅子をご利用のお客さまは通常座席でチケットご購入後に劇場までご連絡をお願いいたします。基本的には車いすスペースでのご鑑賞となりますが、車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
・劇場周辺での出待ち・入待ちにつきましては、近隣のご迷惑となりますので、固くお断りいたします。
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』初日舞台あいさつレポート
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』初日舞台あいさつレポート
上映後の熱気に包まれた会場に、キャスト・監督陣が登壇。「 牙狼<GARO>」シリーズ20周年記念作品となる本作への熱い思いが語られました。
【主な登壇者】
北田祥一郎(大河 役)
神嶋里花(吹奇 役)
瀬戸利樹(蛇道 役)
影山ヒロノブ(JAM Project / ザルバ 役)
雨宮慶太 監督
ザルバの呼びかけでイベントスタート
映画上映後、大きな拍手に包まれた会場内だったが、そこに突如、ザルバの声が。
「俺さまの名前はザルバ、ようこそ劇場版 『牙狼<GARO> TAIGA』へ。初日から駆けつけてくれたお前らの思いに感謝するぜ。さあ、これからは舞台あいさつがはじまる。その前に、そこの人間(司会者)がお前らに守るべきルールを伝えるから。よく聞いてくれよ」
とアナウンスすると会場は大盛り上がり。そして司会の宮島がイベント参加の注意を読み上げた後、ザルバが「はじめようぜ! 大河!」と呼びかけていよいよイベントがスタート。
20周年への想いとキャスト陣のトークセッション
ステージには役衣裳に身を包んだキャスト陣、監督、そしてザルバの声優であり、主題歌を担当するJAM Projectの影山も登壇。興奮冷めやらぬ客席の盛り上がりを目の当たりにした北田は「今日はやっと観ていただくことができてうれしいですね。いい初日のスタートを切れたと思っております。(『牙狼<GARO>』「牙狼<GARO>」の)二十周年記念の作品をこうした形で、こうやって皆さんと同じ時間を過ごせていることがしあわせです」と感慨深い様子であいさつ。
■ 影山さん
「本当に(客席が)ギッシリで。僕はいつも最初に劇場で見せてもらうんですけど、楽しみです」と笑顔を見せた。
最近ではイベントなどを通じて、『牙狼<GARO>』「牙狼<GARO>」ファンの間で、親しみやすいキャラクターが定着している北田だが、自身が演じた大河との共通点を尋ねられると
■ 北田さん
「普段のフワフワした北田とはあまり似てないんですが、あえてあげると、まっすぐなところが。自分でいうのも恥ずかしいんですけど、ピュアなところだと思います」と返答。おもむろに「今のは笑うところですよ」と付け加えてみせて、会場は大笑い。
■ 雨宮監督
「彼はゆるキャラなんで。でも実は瀬戸くんもいいキャラなんで」と付け加え、会場を沸かせた。
神嶋演じるヒロイン吹奇は、聖獣と深い関わりがある魔戒導師だが、聖獣は100年に一度、1日だけ人間の姿で活動できるということにちなみ、「もし100年に一度しか人間になれないとしたら、その1日は何をして過ごす?」という質問が。
Q. もし100年に一度しか人間になれないとしたら、その1日は何をして過ごす?
■ 神嶋さん
「めちゃめちゃ難しいですね……」と悩みつつも、「人間にしかできないことって何だろうと思った時に、泣くとか感動するというのは人間にしかできないんじゃないかなと思って。だから1日だけ人間になれるなら、今日みたいに感動する映画を見たいなって思いました」と返答。さらに「百年後の『牙狼<GARO>』「牙狼<GARO>」がどうなってるのかも気になります」と付け加えると、雨宮監督も「その頃は、AI雨宮慶太がやってるかもしれないね」と付け加え、会場を大いに沸かせた。
また瀬戸が演じる蛇道が“くらった者の力をわが物にする”ということから、「この5人のスキルなどで、自分のものにしてしまいたいものは?」という質問も。
Q. この5人のスキルなどで、自分のものにしてしまいたいものは?
■ 瀬戸さん
「皆さんの特技を聞いてから選んでいいですか?」と提案。そこでおのおのが発表した特技は「人の顔を覚えること」(神嶋)、「身長が高い」(北田)、「無駄遣い」(雨宮監督)、「ザルバなので、コンパクトなサイズ感」(影山)といったもので、それを聞いた瀬戸は「全部いただきます!」と笑顔。北田と影山の「身長」と「コンパクトさ」をどう両立させるのかというツッコミには「ちょうど僕ぐらいになる」と返し、会場を沸かせた。
20年の歴史と主題歌「TAIGA」
一方、シリーズを20年間支え続けてきた影山は「20年もたつと、PVなどで自分の声が流れてきても、冷静に聞けるようになりますね。最初の頃は、自分が一番違和感を感じるくらい、流れてくるのが怖かったんです」と意外な事実を明かす。「最初の頃はエフェクターをいっぱいかけてもらってたんですけど、最近のやつはちょっとだけ減らしてもらってるかも」と付け加えた。
■ 雨宮監督
「昔のザルバと今のザルバは違うんですよ。今は割と影山さん寄りになっている。今回は加工は薄い方ですね。影山さんは、冴島家以外でもザルバをやってるんで。多分、(「牙狼<GARO>」シリーズで)一番クレジットされてるのは影山さんだと思う」とその功績をたたえるひと幕もあった。
また、本作の主題歌「TAIGA~守りし者よ風の如く~」についても影山は「監督からイメージを伺ったので、せつなく始まって、熱く進んでいくような曲になればいいなと思って、メンバーみんなで作りました」と明した。
20年後の未来へ――ファンへの感謝
そしてあらためて20周年という節目の年を振り返った雨宮監督は、「僕はあまり過去を振り返ったりはしないんですけど、気がつくと20年たっていた、というのが正直な感想」と語り始めると、「僕は(2019年の)『牙狼<GARO>-月虹ノ旅人-』でほぼほぼ一回燃え尽きたんですけども、またこういうチャンスをいただくことになって。僕が監督する『牙狼<GARO>』「牙狼<GARO>」ってどういう意味があるのかなというのを模索しながら作り始めたんですけども、出来上がってみると、僕が『牙狼<GARO>』「牙狼<GARO>」をやることの答えを見いだせたような作品になりました」と語るなど、作品への手応えを感じている様子だった。
そしてトークテーマは「20年後の未来」に。
■ 神嶋さん
「その時もこの役者の仕事はしていたい。あと、免許はとったんですが、全然運転できないので、早く乗っているだけで進めるような自動車に乗りたい」と語り、ドッと沸いた会場内。
■ 瀬戸さん
「僕は健康でいたいです」とシンプルな願いを明かす。
■ 北田さん
「僕も俳優業を続けていけてたらいいなと思います。そこまで役者を続けていられたら、すごく楽しいだろうなと思いますし、それは途中であきらめなかったということになるので。すごくしあわせだろうなと思います。今も役者の仕事をやらせていただけるのがすごく楽しいので」と自身の未来に思いをはせた。
そんな舞台あいさつもいよいよクライマックス。最後のコメントを求められた。
■ 北田さん
「劇場に足を運んでくださった皆さんに、この「牙狼<GARO>」シリーズが20周年続いてきた思いを伝えられることができて、本当に幸せに思っております。僕たちが受け継いだバトンを次の世代へつなげていけるように、もっと宣伝など頑張っていきます」
■ 雨宮監督
「昨日までこの映画は、僕ら制作者や演者のものでした。でも、今日からこの映画は皆さんと一緒の“共有物”になります。この映画が大きく育つかどうかは、皆さんの力にかかっていますので、どうか優しく、温かく見守って、大きな花になりますように。応援をよろしくお願いいたします」
と語り、イベントを締めくくった。
タイトル: 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
出演:
北田祥一郎
神嶋里花 波岡一喜
ひょうろく 肥後克広 影山ヒロノブ
瀬戸利樹
原作・脚本・監督: 雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー: 二宮清隆
プロデューサー: 安養寺紗季
ラインプロデューサー: 阿久根裕行
アクション監督: 鈴村正樹
音楽プロデューサー: 井上俊次
音楽: 栗山善親 寺田志保
撮影: 長野泰隆 照明: 吉角荘介 録音: 石寺健一 美術: 遠藤剛
スタイリスト: 黒田匡彦 ヘアメイク: 山井優
特殊衣装製作: JAP工房 特殊造形統制: 中田彰輝 特殊メイク: Amazing JIRO
キャスティング: 山口正志 編集: 長坂智樹
VFXスーパーバイザー: 鹿角剛 中川茂之
フィニッシングエディター: 岡本義典 カラリスト: 田中諭
音響調整: 浅川祥幸 サウンドデザイン: 加藤博紀
スクリプター: 栗原節子 助監督: 松田康洋 制作担当: 石橋陸
主題歌: JAM Project『TAIGA~守りし者よ風の如く〜』
特別協力: サンセイアールアンドディ
配給: 東映ビデオ
製作/制作: 東北新社
公開表記: 新宿バルト9ほかにて10月17日(金)より劇場公開
公式サイト: https://garo-project.jp/TAIGA/
(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
10/18(土)T・ジョイ博多「舞台挨拶付上映」上映後 北田祥一郎サイン会開催決定!
【緊急決定!】北田祥一郎サイン会開催!10/18(土) T・ジョイ博多 舞台挨拶付上映
いつも『牙狼<GARO>』シリーズを応援いただき、誠にありがとうございます。
この度、10月18日(土)にT・ジョイ博多で実施いたします「北田祥一郎 舞台挨拶付上映」にて、上映後に北田祥一郎さんご本人によるサイン会の開催が緊急決定いたしました!
またとないこの機会に、ぜひ劇場へお越しください!
舞台挨拶付上映 開催概要
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念 北田祥一郎 舞台挨拶付上映
- ■ 日程:2025年10月18日(土)
- ■ 会場:T・ジョイ博多
- ■ 時間:12:10の回 上映終了後 舞台挨拶
- ■ 登壇(予定):北田祥一郎、ノボせもんなべ(MC) ※敬称略
- ■ 入場料:通常料金・各種割引料金(前売券使用可、無料招待券は使用不可)
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
チケットのご購入方法
≪劇場インターネット販売≫
2025年10月12日(日)0:00(=10月11日(土)24:00)より、オンラインチケット予約KINEZOにて販売いたします。
https://tjoy.jp/t-joy_hakata
- ご利用いただくには事前に無料の会員登録が必要です。
- 下記の決済方法をお選びいただけます。
クレジットカード / PayPay / Amazon Pay - 上映日の2日前までは ”あとから決済” はご利用いただけません。
- 販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
≪窓口販売≫
10月12日(日)劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
北田祥一郎さん サイン会 詳細
劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』パンフレットをご購入いただいた方に、「北田祥一郎 舞台挨拶付上映」終了後、北田祥一郎さんがサインをいたします!
【注意事項】
- 劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』へのサインは、お一人様1冊限りとさせていただきます。
- 混雑緩和のため、上映前にパンフレットをご購入頂けますようご協力をお願い致します。
- サインはご購入いただいた劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』パンフレットにのみ行います。他の私物などへのサインはお断りさせていただきます。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております!
【公式レポート】「牙狼<GARO>20周年 魔戒録」開催記念 クリエイターインタビュー
【オフィシャルレポート】「牙狼<GARO>20周年 魔戒録」開催記念クリエイター合同インタビュー
2005年の放送開始から20周年を迎えた「牙狼<GARO>」。その唯一無二の世界観を支え続けてきたクリエイターたちが、記念展「牙狼<GARO>20周年 魔戒録」の会場に集結。衣装デザインのJAP工房、特殊メイクのZOMBIE STOCK、そして自由廊。シリーズの伝説を築き上げてきたプロフェッショナルたちが、作品に込めた魂、制作の舞台裏、そして未来への展望を熱く語りました。
今回お話を伺ったクリエイターの皆様
川上登 (衣装デザイン・彫金・革造形)/有限会社JAP工房 代表
YOU-KO(衣装デザイン・制作) /有限会社JAP工房
中田彰輝(特殊メイク・特殊造形) /株式会社ZOMBIE STOCK 代表
Amzing JIRO(特殊メイク・造形) /有限会社自由廊 代表
20年の歴史が集う展示―クリエイターが語る必見のポイント
会場に並ぶ、歴戦の鎧や禍々しいホラーの数々。その中で、制作者たちが「特にこれを見てほしい」と語る展示物とは。
■ JAP工房 (YOU-KO氏・川上登氏)
YOU-KO氏:「今月公開される劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』の衣装です。雨宮監督ご自身が本当に思い入れを持ってデザインされたものを、私たちがどれだけブラッシュアップできるか試行錯誤しながら作りました。生地の中に溶けていくような柄など、細部までこだわりを取り入れているのでぜひ見て頂きたいです。」
川上氏:「YOU-KOさんが話した『白虎』というキャラクターの衣装ですね。一見白い服ですが、立体の革造形から縫い物の立体表現、さらにエアブラシで消え入るようにペイントする手法は、監督とトライアンドエラーを重ねた結果、面白いものができたと思っています。あとは瀬戸利樹さん演じる『蛇道』の衣装。人間でありながらホラーのような、情報量の多い革造形をやらせていただきました。」
■ 中田彰輝氏 (ZOMBIE STOCK)
「今日はすごいメンバーが集まっていて恐れ多いのですが…(笑)。『牙狼<GARO>』は始まる段階からお話をいただき、今回展示されている『素体ホラー』のスーツが、僕が最初に関わったものです。展示されているホラーの中では一番古いと思います。近くで見ると撮影で傷んだ部分や経年劣化もあり、そこに“味”がある。ファンの方が見ると、キャラクターの戦いの歴史を垣間見れると思いますね。」
■ Amazing JIRO氏 (自由廊)
「僕は『ハガネを継ぐ者』からなので、関係者の中ではまだハイハイ状態です。実はZOMBIE STOCKの中田さんは僕の先生で、20年前に『牙狼<GARO>』を初めて見たのも、中田さんが携わったと聞いたのがきっかけでした。今回『ハガネ』では雨宮さんの監修なしでデザインも好きにやらせて頂いたのですが、『TAIGA』は厳しいと聞いていた雨宮さん監修のもとで制作したので、緊張感がありました。雨宮さんのデザインをもとに、僕らの技術とセンスでつくりあげた新しいホラーを、その違いと共に見ていただけたら嬉しいです。」
「ただ作るな」― 雨宮監督と歩んだ、限界を超えるための20年
なぜこれほど多くの制作物が、美しい状態で保存されているのか。その問いに対し、クリエイターたちは口を揃えて「作品への強い思い入れ」を語ります。
中田氏:「雨宮監督はご自身の頭の中に明確なビジュアルを持っています。だから僕らがデザイン画をそのまま作ると『まんま作っちゃったね』と笑うんです(笑)。絵から自分たちでアレンジして、いかに面白くするかを求められる。そうやって考え抜いて生まれた作品たちには強い思い入れがあるので、大切に保存しているんです。」
監督の世界観を表現するために常に最高レベルを求められる現場。それは時に、自身の限界を超える挑戦だったと振り返ります。
中田氏:「監督は僕の先輩である竹谷隆之さんの絶対的なクオリティを例に出すんです。それに追いつかなくちゃいけない。めちゃめちゃ頑張らないといけない。でも、その要求に応えるために頑張った結果、自分の力が引き出されて『自分はこんな事も出来るんだ』と驚く。この展覧会には、そうやって限界を超え続けて出来た作品が並んでいます。みんな、ちょっと泣きながら作ってたんじゃないですかね(笑)。」
YOU-KO氏:「(笑)。泣く余裕はなかったかな。『寝れない』はありましたけど!」
その言葉に、会場は笑いに包まれました。その過酷ながらも充実した創作の日々が、作品に唯一無二の魂を吹き込んできたのです。
20周年の集大成、劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』へ
20周年の節目に公開される最新作『牙狼<GARO>TAIGA』。本作は、鋼牙の父・冴島大河の若き日を描く、まさに「エピソード・ゼロ」と呼ぶにふさわしい物語です。
川上氏:「新しいキャラクター『白虎』と、その息子のキャスティングがまた絶妙で…。ファンは裏設定を考察したくなる素敵なお話になっています。」
JIRO氏:「『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』からアクション監督が変わり、ホラーもより“動ける”ことを意識して作るようになりました。『牙狼<GARO> TAIGA』で僕が気に入っている『キャンドリア』というキャラクターのアクションは見応えがあるはずです。」
中田氏:「僕らがやってきたことを後輩たちが受け継ぎ、新しいものをつくるという融合が、この展覧会と映画でリンクしていると思います。大勢のスタッフの力が結集した作品です。」
20年の歴史と技術の進化、そして次世代へと受け継がれる魂。そのすべてが詰まった展覧会と最新作。ぜひ、その両方を体感し、「牙狼<GARO>」の世界に深く浸ってみてください。
「牙狼<GARO>20周年 魔戒録」開催概要
会期: 2025年10月3日(金) ~ 2025年10月26日(日)
※10月7日(火)は終日閉場となります。ご入場いただけませんのでご注意ください。
※10月17日(金)で展示内容の一部入れ替えを予定しております。
場所: 西武渋谷店モヴィーダ館6・7階 特設会場
(「無印良品」の上フロア)
(東京都渋谷区宇田川町21-1)
開催時間: 11:00~21:00 (最終入場 20:30)
※開催時間は変更になる場合があります。
公式サイト: https://www.ticketport.co.jp/lp/garo20th_makairoku/
協力: 株式会社東北新社、有限会社クラウド、株式会社サンセイアールアンドディ、有限会社ジャップ工房、株式会社ZOMBIE STOCK、有限会社自由廊、株式会社MAPPA、株式会社バンダイ 株式会社BANDAI SPIRITS、株式会社アートストーム
劇場売店限定!劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』「miniGARO」マグネットシート発売!
劇場売店限定「miniGARO」マグネットシート発売!
劇場売店の飲食物とセットで購入できるマグネットシートが登場!
ぜひゲットしてみてください!
※必ず飲食店とセットでの販売になります。特典単品での販売はございません。
※商品は無くなり次第、販売終了となります。
※ランダム配布のため絵柄は選べません。
※画像はイメージです。
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』作品情報
タイトル: 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
出演:
北田祥一郎
神嶋里花 波岡一喜
ひょうろく 肥後克広 影山ヒロノブ
瀬戸利樹
原作・脚本・監督: 雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
プロデューサー:安養寺紗季
ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次
音楽:栗山善親 寺田志保
撮影:長野泰隆 照明:吉角荘介 録音:石寺健一 美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦 ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房 特殊造形統制:中田彰輝 特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志 編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛 中川茂之
フィニッシングエディター:岡本義典 カラリスト:田中諭
音響調整:浅川祥幸 サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子 助監督:松田康洋 制作担当:石橋陸
主題歌: JAM Project『TAIGA~守りし者よ風の如く〜』
特別協力: サンセイアールアンドディ
配給: 東映ビデオ
製作/制作: 東北新社
公開表記: 新宿バルト9ほかにて10月17日(金)より劇場公開
公式サイト: https://garo-project.jp/TAIGA/
(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念イベント 実施決定!
10/18(土)・10/22(水)・10/26(日)
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念イベント 実施決定!
10月17日(金)より公開の劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』の公開記念イベントを10月18日(土)、10月22日(水)、10月26(日)に開催することが決定いたしました!
みなさまのご来場をお待ちしております!
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念
北田祥一郎 舞台挨拶付上映
■日程:10月18日(土)
■会場:T・ジョイ博多
■時間:12:10の回 上映終了後舞台挨拶
■登壇(予定):北田祥一郎、ノボせもんなべ(MC) ※敬称略
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■入場料:通常料金・各種割引料金(前売券使用可、無料招待券は使用不可)
≪チケットのご購入方法≫
■劇場インターネット販売
2025年10月12日(日)0:00(=10月11日(土)24:00)より、オンラインチケット予約KINEZOにて販売いたします。
https://tjoy.jp/t-joy_hakata
※ご利用いただくには事前に無料の会員登録が必要です。
※下記の決済方法をお選びいただけます。 クレジットカード / PayPay / Amazon Pay
※上映日の2日前までは ”あとから決済” はご利用いただけません。(あとから決済とは)
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■窓口販売
10月12日(日)劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念
雨宮慶太監督Q&A付上映
■日程:10月22日(水)
■会場:ユーロスペース
■時間:20:00の回 上映終了後
■登壇(予定):雨宮慶太監督
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■入場料:通常料金・各種割引料金(前売券使用可、無料招待券は使用不可)
≪チケットのご購入方法≫
※購入日時が変更になりました。ご不便をおかけし大変申し訳ございません。
■劇場インターネット販売
2025年10月13日(月)0:00(=10月12日(日)24:00)より、オンラインにて販売いたします。
http://www.eurospace.co.jp/
※各種クレジットカードでのみご購入が可能です。
※学生・シニア割等をご利用のお客様は、ご入場時に各種証明書をご提示ください。
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■窓口販売
10月13日(月)劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
※現金でのみご購入が可能です。
※前売券、招待券のお客様は座席指定券とお引換えください。
※学生・シニア割等をご利用の際は、各種証明書をご提示ください。
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公開記念
雨宮慶太×吉田直樹 『牙狼<GARO>』応援トークショー付き上映
■日程:10月26日(日)
■会場:T・ジョイ PRINCE 品川
■時間:13:05の回 上映終了後舞台挨拶
■登壇(予定):雨宮慶太(監督)、吉田直樹(株式会社スクウェア・エニックス/ゲーム開発者) ※敬称略
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■入場料:通常料金・各種割引料金(前売券使用可、無料招待券は使用不可)
≪チケットのご購入方法≫
■劇場インターネット販売
2025年10月12日(日)0:00(=10月11日(土)24:00)より、オンラインチケット予約KINEZOにて販売いたします。
https://tjoy.jp/tjoy-prince-shinagawa
※ご利用いただくには事前に無料の会員登録が必要です。
※下記の決済方法をお選びいただけます。 クレジットカード / PayPay / Amazon Pay
※上映日の2日前までは ”あとから決済” はご利用いただけません。(あとから決済とは)
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■窓口販売
10月12日(日)劇場オープン時より
※窓口では劇場インターネット販売で残席がある場合のみの販売となります。
【その他注意事項】
・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。
・体調がすぐれない方、また発熱症状のある方はご来場をお控えください。
・緊急事態等に伴う主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。
・お申込み内容の変更、お取消し(購入辞退)は一切お受けできませんので、ご注意ください。
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劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』パンフレットの発売が決定!
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』公式パンフレット発売決定!
映画公開にあわせて、公式パンフレットを発売します。
ここでしか読めない限定インタビューも掲載!ぜひご覧ください。
◆ 発売日
2025年10月17日(金)~
◆ 販売価格
1,200円(税込み)
◆ 販売場所
全国の上映劇場
※一部、お取り扱いのない劇場がございます。
◆ オンラインショップ
東映ビデオ オンラインショップ
牙狼<GARO>ショップ
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』作品情報
タイトル: 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
出演:
北田祥一郎
神嶋里花 波岡一喜
ひょうろく 肥後克広 影山ヒロノブ
瀬戸利樹
原作・脚本・監督: 雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
プロデューサー:安養寺紗季
ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次
音楽:栗山善親 寺田志保
撮影:長野泰隆 照明:吉角荘介 録音:石寺健一 美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦 ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房 特殊造形統制:中田彰輝 特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志 編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛 中川茂之
フィニッシングエディター:岡本義典 カラリスト:田中諭
音響調整:浅川祥幸 サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子 助監督:松田康洋 制作担当:石橋陸
主題歌: JAM Project『TAIGA~守りし者よ風の如く〜』
特別協力: サンセイアールアンドディ
配給: 東映ビデオ
製作/制作: 東北新社
公開表記: 新宿バルト9ほかにて10月17日(金)より劇場公開
公式サイト: https://garo-project.jp/TAIGA/
(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
初回『牙狼<GARO>』放送20年記念日 オフィシャルレポート
【オフィシャルレポート】「牙狼<GARO>」20周年!レジェンドキャスト&雨宮監督が語る
2005年の放送開始から、多くのファンを魅了し続けてきた「牙狼<GARO>」シリーズ。今年で20周年という大きな節目を迎え、豪華キャストと監督が登壇する記念イベントが開催されました。20年という長きにわたるシリーズへの熱い思い、そして最新作へと受け継がれる魂について語られた、イベントの模様をレポートします。
本日の登壇者の皆様
北田祥一郎(冴島大河役)
小西遼生(冴島鋼牙役)
藤田玲(涼邑零役)
肘井ミカ(御月(冴島)カオル役)
雨宮慶太(原作)
20年の感謝と、未来への継承
イベントでは、キャスト・監督それぞれが20周年という節目への思いを語りました。
■ 小西遼生さん(冴島鋼牙役)
「20年という年月も、たってしまえばあっという間ですけど、最初から思い返したら、かなりいろいろなことをやって挑戦してきた作品なので。それがちゃんと皆さまに届いて、受け継がれていって、いろいろな作品に広がっていることを、僕自身すごく実感しています。これから劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』もはじまりますし、道外流牙シリーズもはじまるということで。まだまだ可能性がある作品なんだなと、喜びもいっぱいです」
■ 藤田玲さん(涼邑零役)
「あの時生まれた子どもが二十歳になってるってことですからね。最近、共演する若い役者さんから『小さい時から観てました』と言われることもかなりあって。それはすごい誇りですし、やってきて良かった。ものすごく愛のある20年間だったなと思います」
■ 肘井ミカさん(御月(冴島)カオル役)
「20年と聞くとあっという間ですが、その間にわたしが演じたカオルという女性も人生のいろいろなステージを経てきました。それと一緒に自分のステージもどんどん変わっていきました。このシリーズが続いてきた裏には、スタッフさんたちのたくさんの努力と思いが詰まっているのと同時に、応援してくださった方々のおかげなので。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
■ 雨宮慶太監督(原作)
「僕は常々、『牙狼<GARO>』はみんなでつくるものだと言ってきたんです。1作目からやってきたチームと、新作のチームとでは顔ぶれが変わっていますが、作品に取り組む魂や、思いは変わりません。“みんなでつくるもの”と言っている中には、20年前から応援してくださってる皆さんのことも思い浮かべながらつくっているので。『牙狼<GARO>』が好きな方、いいと言ってくださる方々がいたからここまで来ることができました」
■ 北田祥一郎さん(冴島大河役)
「この20周年という節目の年に、僕が主演させていただくことになったわけですが、それはこうして先輩方がつくってきてくださったものがあるから。『牙狼<GARO>』に関わるスタッフの皆さま、出演者の皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
雨宮監督が語る「牙狼<GARO>」の哲学
シリーズが20年間、色褪せずに輝き続ける理由。その根幹にある哲学を雨宮監督が語りました。
雨宮監督:「『牙狼<GARO>』が持つ哲学は “変わらないこと”。牙狼のデザインも、20年前からほぼ変わっていませんし、役者さんも変わっていない。冴島鋼牙は冴島鋼牙だし、涼邑零は涼邑零。これは若さ至上主義ではないということです。僕はその年代の、その時の役者さんの一番いいところ、一番きれいなところ、一番かっこいいところを撮っている。年を重ねたところで出てくる魅力、その年代にしか出せない雰囲気があるので。そこを撮っていくのが一番面白い」
また、シリーズのもう一つの側面として小西さんが挙げたのが「ラブストーリー」であること。雨宮監督も「自然と男女が惹かれあって、ひとつになるという構造は外せないんだよね」と明かし、物語の深層にあるテーマを覗かせました。
20周年の集大成、劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』への熱い思い
イベントの最後には、間もなく公開される劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』について、ひと足先に鑑賞したキャスト陣から絶賛のコメントが寄せられました。
■ 小西さん
「画面に宿っていたのは、完全に僕たちが背中を見ていた、『強くなれ』という言葉を託してくれた大河だった。僕らが観たかった、鋼牙が生まれる前の、若かりし頃の大河の姿を見ることができてめちゃくちゃ感動しました。映像の中の(北田くんが演じる)大河は、まさしく大河でした。カッコ良かったです」
■ 藤田さん
「変な言い方ですけど、監督が撮ってた『牙狼<GARO>』ってこうだったよな、と。ここに来てまた久々に初期の『牙狼<GARO>』に戻ってきてくれるんだなと。だから多分、シリーズが初めての方でも観ることができる映画だなと思いました」
■ 肘井さん
「終わった後、席を立てなくなってしまいました。そのあふれんばかりの思いに、もう圧倒されてしまって。それが『牙狼<GARO>』の20周年の作品なんだということにめちゃくちゃ感動してしまって。北田くんが大河を演じてくださって、感謝しかないです」
先輩たちの熱い言葉を受け、主演の北田さんも万感の思いで応えます。
■ 北田さん
「皆さんのあふれる愛に泣きそうになっちゃいましたね。大河をやらせてもらった時に、今の自分とすごく重なって。強くならなきゃと思いました」
そして最後に雨宮監督が、本作に込めた特別な思いと、キャストが集結したことへの喜びを語り、イベントを締めくくりました。
■ 雨宮監督
「すごくうれしいし、ホッとした。この映画の試写会は、小西、肘井たちにも来てもらった。それはなぜかというと、もともとこの作品は渡辺裕之さんの追悼作品というリクエストではあったんですけど、僕は追悼作品という形では撮りたくなかったから。やはり一緒に『牙狼<GARO>』をつくってきた人なんので。どちらかというとナベさんと一緒に撮っているような気持ちで。ナベさんと一緒に大河をつくったらこうなるんだろうなという思いがあった。だからみんなにもそれを共有してもらいたかったし、今日、この並びを見ることができて。すごくホッとしています」
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』作品情報
タイトル: 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
出演: 北田祥一郎
神嶋里花 波岡一喜
ひょうろく 肥後克広 影山ヒロノブ
瀬戸利樹
原作・脚本・監督: 雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆 プロデューサー:安養寺紗季 ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次 音楽:栗山善親 寺田志保
撮影:長野泰隆 照明:吉角荘介 録音:石寺健一 美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦 ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房 特殊造形統制:中田彰輝 特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志 編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛 中川茂之 フィニッシングエディター:岡本義典 カラリスト:田中諭
音響調整:浅川祥幸 サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子 助監督:松田康洋 制作担当:石橋陸
主題歌: JAM Project『TAIGA~守りし者よ風の如く〜』
特別協力: サンセイアールアンドディ
配給: 東映ビデオ
製作/制作: 東北新社
公開表記:新宿バルト9ほかにて10月17日(金)より劇場公開
公式サイト: https://garo-project.jp/TAIGA/
(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社



























