福岡での1週間の滞在を終え、大好きな両親に後ろ髪を引かれつつ、結構長い共同生活にちょっと疲労も感じつつ、朝から新幹線で兄の住む伊勢へ出発。
JRパスは基本的にのぞみに乗車できない為、博多からは新大阪で一度新幹線を乗り換え、名古屋へ。そこから在来線、快速みえに乗り換えJR伊勢市駅に向かう。
1時間に一本しか走っていない二両編成の快速みえに13時過ぎにスーツケースを抱え乗り込み、予め購入してあった指定席へ。取り敢えずほっとして何気なく周囲を見渡すと、何処か見覚えのあるお顔の女性が1人乗り込んできた。
20代後半、色々あって今の旦那に進められ沖縄の波照間島に人生初の一人旅へ出た。
そこで現地で知り合った同世代の男女4、5人で海近くにテントを張り数日キャンプ生活を行ったのだ。
(因みにその数年後、波照間島ビーチ近くで物騒な事件が起こり、その地でのキャンプは禁止となってしまった)
その中の1人である彼女とは特に気が合った。住んでいる場所が全く違ったのであれから25年(?)、旅行後は2、3度しか再会しただけだが、1年違いでお互い双子を出産した事もあり、たま〜にLINEで連絡を取り合っている関係。
で、今日。
まさか。
まさかな。
でも、桑名出身だったはず。
もう20年?会っていないし。
取り敢えず、LINEを送ってみたら、何と本人!!
彼女は東京在住で滅多に三重に帰省する事はないがたまたま用事があり1人で帰省する所だったと。
こんな素晴らしい奇跡ってあるだろうか。
旅先で知り合い、共通点なんて殆ど無いのにお互いになんだか繋がっていたくて、いつかまた再開できる事を願っていた友人。
縁て本当にある。
今回の旅は最初から楽しい出来事がちょこちょこ起きているが、今回のこの奇跡は人生の中でも必ず記憶に残るもの。
強〜い縁が起こした奇跡のお話しでした。