こんにちは、miyaです。
8月にテレビ東京で放送された、生理特集番組「生理CAMP」。
そのオンラインイベントが開催されました。
2020年11月23日(日・祝)、15時から約1時間強。
https://www.tv-tokyo.co.jp/information/smp/2020/11/21/222753.html
アーカイブは25日までありましたが、すぐ終わっちゃったのでもう少し復習したかったです。
今回のメンバーは
●SHELLYさん
●黒沢かずこさん(森三中)
●バービーさん
●厚切りジェイソンさん
●稲葉可奈子医師(産婦人科)
黒沢さんとバービーさんは前回の生理CAMPからの続投です。
今回SHELLYさんは初登場ですが、性教育などの啓蒙、性的同意などの社会運動に関わっていることから、月経の知識も深かったです。
厚切りジェイソンさんは直前まで参加することを発表してなかったように思いますが、「月経の話に抵抗がない」「でも月経を体感できない」「アメリカ人としての視点」という別の視点から話を伺えるのが良かったと思います。
さて、前回同様、黒沢さんとバービーさんの対比がこの企画の大きな特徴。
前回バービーさんは特集されていた生理用品の中で月経ディスクだ使ったことがないと言ってましたが、今回、ディスクも体験できたとのこと。
一方、黒沢さん。日本ではどこでも売っているタンポンでさえ使うのが怖い、初挑戦するにはせめて3時間は欲しいと消極的。
しかし黒沢さんとバービーさんともに「女芸人」。共通の悩みはあるようで。
ドッキリ企画で温泉ロケさせられた時に「今生理中なんで温泉は入れません!」と言っても信じてもらえなかったり、男性スタッフには判ってもらえなかったり、ひどい時は「生意気だ」と言われたり。
テレビ局には女性スタッフだっているでしょうに、そういう気遣いはないんでしょうか。
というか、マネジメント側が生理周期くらい確認してくれればいいんじゃないかとも思うんですが、それはマネジメント側に期待しすぎでしょうか?
SHELLYさんのスタンスとして「知識はアップデートしないとずっと知らないまま」というようなのを感じました。
わたしもこういうブログだのSNSだの書いているからこそ、周りの人がまだまだ知らないことが多いということを忘れそうになります。
男性はとにかくとして女性がみんな月経カップとか吸水ショーツとかシンクロフィットとか知ってるとは限らんのよなあ。ついついみんな知ってることを前提として会話しがちになってしまう。
今回は体内の模型を使っていました。
https://www.amazon.co.jp/DA/dp/B08DNLVY6V
それで月経カップなどの使い方を説明されていたんですが、それを見た黒沢さんがものすごく驚いてました。
内部はとにかく、表面から見た女性器の形状が判らなかったそうです。
だからタンポンなどをどこに入れればいいのかとか、そもそも自分のデリケートゾーンを触るのが怖いとか。
あと「トイレットペーパーでさえ昔は買うの恥ずかしかった」「婦人科検診したときに器具を入れるのに一番細いのでも痛くて仕方なかった」とか。
黒沢さんのような感覚を持った人にちゃんと説明できないといけないよなあ。
わたしの場合はタンポンとかも好奇心込みで使うことに抵抗なかったですし、デリケートゾーンもとりあえずどうなってるんだろうと自分で鏡見て観察してたくらいだから、逆の人の感覚を忘れちゃいけないです。
厚切りジェイソンさんはそれこそ今や生活が日本で10年ですから、もう今のアメリカ事情とか特に月経事情は判らないとジョーク交えて言ってましたが。
一時的にアメリカに行った時に奥さんに月経カップを買ってきてと頼まれて買いに行ったら普通のスーパーとかで売っていたとか言ってましたね。
月経カップも少しずつ知名度は上がってますが、対面で買える店は日本ではまだまだ少ないし、専門店ぽいところでしか買えなかったりしますからね。
また、スポーツ選手と月経といったテーマにも触れていて、その周期に合わせたトレーニングをすることで実際記録を伸ばしているという結果が出ているそうです。
でもオンラインチャットでは「男性のトレーナーに生理を知られたくない」という意見もあって、その抵抗もすぐに取れるもんじゃないから難しいなあ。
わたしはスポーツに疎いですが、経血の多い日やPMSの辛い日に長距離走らされるくらいだったら、周期に合わせたプログラム組んでくれる方がありがたいと思ってしまいますが。
(次回に期待したいこと。HPのオンラインチャットがすごく使いにくかったので解消されてますように。あとアーカイブを1週間くらい残しておいてくれますように)
次回もぜひ黒沢さんには出て欲しいなあ。
彼女の目の鱗が何枚落ちるか楽しみです。