神戸に親戚が多い私の家族は、安否の確認でバタバタしていたと思う。
『思う』と書く位、正直あの日の事は神戸から遠く離れている所に住んでいた私には記憶がない。
京都に住む友人が、あの年の夏に遊びに来て、
「京都も揺れたよ～。ベッドの頭の上に置いてあったコンポが飛び出しそうで、必死に抑えてた。」と教えてくれたので、家具の配置を色々変えたなぁ。
昨日、ニュースを見ながら母に「親戚は大丈夫だったの⁉️」と聞くと。「震災で直接亡くなってないけど、その後ボランティアであちこち手伝いをしてた叔父さんが、体を壊して亡くなった。被爆者だから、元々そんなに丈夫じゃ無かったんだと思う。」と。
最近のテレビ番組は、まるで大災害が起きて欲しいかの様に作っている様に見えて、私は好きじゃない。
もっと、あの日こうしたんだ、あれからこんな風に知恵を出し合ったんだ、こうやって復興したんだという番組が見たいんだよ。
違うかな…でもそれが一番の供養であり、賛辞だと思うんだけどな。