前編に続き、今回は中編です。
それでは、早速ギターの紹介に入りましょう。
あなたのお気に入りギターは見つかるかな?
●Fender ジャガー/ジャズマスター
ジャガー↓↓↓
ジャズマスター↓↓↓
?????
「何が違うのこれ?」 「同じじゃん」
と思った方も多いかと思います。
しかし、ジャガーとジャズマスターは似て非なるギター。
外観こそ瓜二つですが、明確な違いがあります。
①ピックアップ
ジャガー・・・ジャガー用に独自開発したシングルコイルピックアップ
ジャズマスター・・・P-90のような見た目のシングルコイルピックアップ
ピックアップの違いによって、勿論サウンドも変わってきます。
ジャズマスターは甘く、歪ませると太めのトーンですが、ジャガーはどちらかと言えばクリーンからクランチぐらいが心地良く、ジャカジャカと弾くのが楽しいギターです。
②ネックのスケール(長さ)
ジャズマスター・・・ストラトと同じ約648mmの21フレット
ジャガー・・・約610mm・22フレット
ジャガーの方がネックが短かく、手の小さい方や女性でも扱いやすい仕様です。
他にもボディやヘッドの形が微妙に異なるなど、細かな違いはありますが、
やっぱりジャガーカッコイイですね。
私自身もジャガーを所有していますが、いつ見ても美しいです。
☑️サウンドチェックはこちら↓↓↓
上の動画で、ジャガー、ジャズマスターの聞き比べが出来ます。
■ジャガー愛用ギタリスト
さて、そんな美しいジャガーをこよなく愛するギタリストを紹介。
・カート・コバーン
グランジロック界のカリスマと呼ばれる、アメリカのロックバンド「NIRVANA」のフロントマン。
彼とギターから生み出されるトーンは、まさしく魂の叫びそのもの。
27歳という若さでこの世を去った彼の叫びは、長い年月が経った今も深く響き渡っている。
カートはフェンダージャガーの他に、ムスタング、ストラトなども使用。
下のMVで使用しているムスタングは特に有名ですね。
ちなみにカート・コバーンのシグネチャーモデルも存在します。
カートが、世界的大ヒットアルバムNEVERMINDのレコーディング直後に中古で手に入れたジャガーを、フェンダー社が再現した逸品。
その他にも使用していたと思われるが、ライブ中にギターを破壊するパフォーマンスを行っていた為、記録に残っていないものも多数。
また、カートは古着をこよなく愛し、グランジファッションを確立した人物でもある。
代表曲「スメルズライクティーンスピリット」
米津玄師さんのLemonのYouTube再生回数が6.2億回(2020.11.4現在)だと言うことを考えると、その人気ぶりが計り知れると思います。
・ジョン・フルシアンテ
この鮮やかなレッドのボディが美しいジャガーの持ち主は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、ジョン・フルシアンテ。
彼の音楽への探求は留まることを知らず、自宅には大量のCDを所有し、来日の際にはレコード屋のCDをダンボール1箱まとめ買いしたそう。
使用ギターはジャガーの他に、ストラト、テレキャスター、レスポールなど。
おすすめ曲「カリフォルニケイション」
ギターはとてもシンプルな構成で、なんともブルージーなトーンに酔いしれてしまいます。
■ジャズマスター愛用ギタリスト
・INORAN
LUNASEAのイケメンギタリスト。
元々左利きだが、左利き用のギターは種類が少なく、値段が高い為、敢えて右利き用のギターを使用している。
それにしても、黒のジャズマスターがとても映えてカッコイイ!
かつてはレスポールやストラトキャスターを使用していたが、フェンダー社と契約を結び、自身が所有しているジャズマスターを基に、INORANシグネチャーモデル(写真のギター)が制作された。
・田渕ひさ子
その可愛らしい見た目とは裏腹に、かき鳴らすギターサウンドは豪快且つ繊細。
ナンバーガール解散後、様々なバンドに在籍。
現在はBiSHのアユニ・DのソロプロジェクトバンドPEDRO(ペドロ)のギタリストとして活動している。
代表曲「透明少女」
●PRS【ポールリードスミス】
その名の通り、ポール・リード・スミス氏と言う方が興したギターメーカー。
ギブソン、フェンダー社の二大巨頭と比較するとまだ歴史の浅いメーカーではあるが、二社と並んで三代ギターメーカーと呼ばれている程の一流ブランド。
その作り込みの精度の高さから、愛用しているギタリストも多い。
☑️サウンドチェックはこちら↓↓↓
■PRS愛用ギタリスト
・カルロス・サンタナ
自らの名を冠したロックバンド「Santana」のギタリスト。
当時流行していたブルースロックにラテンを融合させた独自のロックスタイルを確立した人物。
かつては日本が誇るYAMAHAのSGを使用していたが、上述のポール・リード・スミス氏に出会い、以降は自身のシグネチャーモデルを使用している。
・オリアンティ
故マイケル・ジャクソンの復帰コンサートになる予定であった「THIS IS IT」でリードギタリストを務め、一躍有名となった女性ギタリスト。
赤いボディのPRSがトレードマーク。
マイケル・ジャクソン「ビートイット」
【まとめ】
いかがでしょうか?
お気に入りのギタリスト、カッコイイギターが見つかりましたか?
この記事を書いていて、私自身がPRSを欲しくなってしまいました(笑)。
しかし、私のギター師匠がPRSカスタム24を愛用しており、被ってしまうため、少し憚られます。
と、その話は置いておいて、現在は世の中に沢山のギターが溢れています。
価格もピンキリで、予算との折り合いも考慮すると、全てにおいて自分にピッタリなギターを見つけることはなかなか難しいと思います。
この記事を通して、皆様の快適なギターライフの手助けとなれば幸いです。
今回はこの辺で。
それでは皆様、最高のギターライフを!
















