こんにちは。
明るい悩み相談室PREMIER、本日の担当医がりはです。
今日はどうされました?
「最近残業時間が増えてきて困っています。早く家に帰るコツを教えて下さい。」

ははあ。
それはお困りですね。
わたしも世を忍ぶ仮の姿はリーマンです。
お気持ち、お察しします。
対策については大きく「仕事を減らす」「仕事を早くこなす」の2つがあります。
そしてこの2つは同時に取り組んでください。

まず、「仕事を減らす」です。
あなたの仕事は本来何でしょうか。
そして実際にやっている仕事と本来の仕事は重なっていますか?
重なっていない場合、それは大変ですねというレベルではなく怠慢として糾弾されるべきことかもしれません。
本来の仕事の集合が実際の仕事の集合にすっぽり入ってしまう場合、仕事を減らしてよいと思います。
減らしましょう。
ただ、余計なことをすることでしか自己の成長、取り分の増大は望めません。
あなたがそれを望むなら残業してでもやればいいじゃないですか。
もうただ残業時間が増えてため息をついていたあなたではありません。
自分の時間を投資して余計なことをしている人です。
キラキラのギラギラです。

そんなことを望んでない、とにかく仕事は少ない方がよい、という場合には奥義があります。
その奥義の名を「バカプレイ」といいます。
ものを頼まれても要領を得ない返事、とんちんかんな返事をする、普段から物忘れが激しいエピソードを作る、叱られたら笑って調子良くごまかす、などバカの奥は深いですが、できるから仕事が増えるのだ、という真理の逆を取った技です。
仕事は激減します。
馘首にならない程度には仕事してくださいね。

そんな極端でなくても、自分の仕事を見直して余計なことをやっていないかチェックするのは割に有効かと思います。

仕事が減らない場合、素早くこなすしかありません。
ここに関しては即効性のある奥義は存在しませんが(それ系のビジネス書が乱立しているということは・・・ということですよ。)、特訓の方法はあります。
伝統的な方法だとは思いますが、こんなのはいかがでしょうか。

「終業時刻を自分で決めて死守する」

死守と言ったら死守。
仕事が終わってなかろうが、打ち合わせが長引いていようが死守。
お客さんに怒られるかもしれません。
上司に叱られるかもしれません。
それでも死守。
死守しているうちに、その範囲に仕事が納まってきます。
誰しも人に迷惑をかけたり怒られたり叱られたりするのは嫌なものです。
そこを逆手にとった超特訓法。
すぐに成長できると思います。

なぜ帰るのと理由を聞かれたら「家族」とか「宗教」とか突っ込みづらいものを答えておいてください。

最後に番外編として。

アメリカのホワイトカラーを対象にした調査で、片道一時間以上の場所に通勤している場合、著しく労働意欲が低下するそうです。
会社のそばに家を借りておけば、労働時間が一緒でも自由時間が増えます。
我々リーマンは通勤時間も労働時間に含めて考えてしまいがちです。(そうでなければあんなラッシュの電車、誰が乗るものか。)
ここを削減するだけで、気持は少し軽くなるかもしれませんよ。
今片道一時間以上かかっているなら、そばに住むだけで低下した労働意欲が回復して、終業時刻が早まるかもしれませんよ。

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