2週間ほど前に芽かきをした新梢がすくすくと育ってきました。
園の周りでは水を張った田んぼが増え、神戸の都心から車で30分余りの場所とは思えない田園風景が広がっています。
さて、きょうはいちじくの誘引作業です。
葉のつけ根の部分で、膨らみ始めたなり始めた実を傷めないよう、ひもを枝にくるくると巻き付け、頭上の誘引線に引っ掛けて結びます。
こうしていちじくの枝を吊り上げます。同時に芽かきも。
専門書によると、いちじくの誘引にはこんな意味合いがあるそうです。
「新梢の下垂による日照不足や作業性の低下、葉ずれによる傷果の発生を防止する目的で、結果枝の誘引を行なう」 株本暉久編著(1996)『イチジク 栽培から加工・売り方まで』(新特産シリーズ)農文協
なるほど。日々是勉強であります。
(M.D.)