昨日は最強下草のシランの話でしたが
今日はヤブランの話です。
検索から私のブログに
辿り着いて下さる方もいるんですが
その時に1番検索されてるワードが
何故か
「ヤブラン 植えてはいけない」
のようなんです。
恐らくヤブランを植えようかどうか
迷ってる方が検索してると思うんですが
いやいや、植えたら良いと思います。
むしろめっちゃお勧めです。
おすすめポイント①
→常緑でグランドカバーになります
冬には葉っぱは黄色っぽく
ダラーンとなりますが
それでも地上部が消えないのは
ポイント高いです。
しっかり地面をカバーしてくれるので
雑草予防になります。
春になると新しい芽が出てきます。
この時、古い葉っぱはカットしなくても
気付いたらそのうちなくなってます。
新芽がどんどん伸びてきて
初夏にはふんわりとした
葉っぱになります。
おすすめポイント②
→花が少ない夏に咲きます
真夏に咲いてくれる花は少ないので貴重ですが
ヤブランはまさにその時期
7月から9月まで咲いてくれます。
暑い時期に
スッと伸びた薄紫の花穂が
爽やかで涼しげな景色を作ってくれます。
雨に濡れた姿も美しいですよね。
おすすめポイント③
→丈夫です
病害虫の被害もなく
日向でも日陰でもOKです。
1番元気なのは半日陰で
上の写真のようにモリモリになります。
日陰だと下の写真のように
花は咲きますが葉の数が少なくなります。
日当たりガンガンゾーンは
流石に苦しいみたいで
花が咲きません。
おすすめポイント④
→葉の形が美しいです
この辺はマニアックなポイントですが
庭作りをするに当たって
花が咲いてる期間は短いので
それ以外の期間がどれだけ美しいかが
すごく重要だと思います。
丸い葉っぱだけでなく
上の写真のようにヤブランの
シュッとした葉っぱが組み合わさることで
立体的な景観が生まれると思います。
下の写真のように
斑入りのヤブランがあると
さらに良いアクセントになります。
おすすめポイント⑤
→丈夫なのに増えすぎないです
どんどん増やしたい時は
シランのような下草は便利ですが
逆に増やしたくない時は困りますよね。
ヤブランは上の写真のように
実も付くんですが
全然増えません。
少しは増えてるのに
気付いてないだけかもしれませんが
庭が出来てから7年間
1度も株分けをしたことはありません。
植えた場所でずっとお利口に
しててくれるので
増やしたくない場所の場合は
ぴったりだと思います。
というわけでヤブランは
「植えてはいけない」ではなく
「是非植えよう」でした
他にもおすすめの下草もあります