ど~も、はっきりしないお天気&
のこのトコロ、
そんな中、ジブリ作品の「コクリコ坂から」の
試写会が当たったので、見てきました~~
もともと、ジブリのサブ的作品はあまり見ていなくって、
前回の、宮崎吾郎監督作品、「ゲド戦記」も、お友達の批評では
「ちょっと2時間に収めるにはムリがあるかもね~」
原作のル・グウィン氏も
「自分のイメージとはかけ離れている」
という酷評をいただいていたので、見てないのですが、
昨年の「借り暮らしのアリエッティ」は私的にオモシロかったし、
タダで見れちゃうワケだし、というので見ました。
今回は、まったく事前情報も仕入れたり
原作を読んだりというコト一切していきませんでした
(最近は、原作の先入観で映画が楽しめないという
残念なコトも多々あるので・・・・)
感動した方もいらっしゃるかなとは思うのですが、
私達、見終って、「何、コレ」という感じでした・・・・
つまり「大きく悪いトコロも見当たらないケド、
激しく良いトコロも見つけられない」といった印象
ただ、どうしても音楽だけは、耳に残って離れない・・・
すごく印象に残ったと言われれば、まさに
主題歌かもしれないデス
実は、作品全体の終わりに、どこに置き所があったのか
ちょっと不明でした・・・
ラブ・ストーリーをメインにしたいのか、
それとも若者達の活気溢れる日常生活がメインなのか
どれも、これも接点や情報が多々欠けているので
どこに終着点を見出せば良いのか、ちょっとわからなかった
ただ、番宣で、岡田クンと長澤まさみが出ていたトキに
流す映像がラブ・ストーリーなので、やっぱり、
そっちの方がメインだったのかもしれません
「コクリコ坂から」公式サイト ☆
1963年、横浜、新しい時代の幕開けと共に
めまぐるしく新しいものに変化していく時代、
主人公 海(メル)の通う高校では、生徒会長や俊は
反対に伝統ある「カルチェラタン」の存続に奮闘する。
俊は、いつも船の上から、毎朝揚げるメルの
旗を眺めていた・・・・
「航海の無事を祈る」・・・
そんなトコロから始まります。
食卓を準備するシーン、
学生達のいきいきとした活気ある表情、
夕暮れの町並み、坂から見下ろす海の風景・・・
坂からイッキに自転車で駆け下りる爽快感・・・
そして、躍動感
音楽や、風景、ワンカット、ワンカットを見るとキレイだし
流石、ジブリ・・・・という感じなのに、
何かがしっくりこない・・・・
何かが足りない・・・
何かが説明不足・・・・
でも、ゆったりと流れるその時間は、充分に
長い気がする・・・・
決定的なのは、これを夏休み作品にして
子供と見に行ったトキに、親は子供に
この映画って何って言われたトキに、
どうやって説明するんだろう・・・・
(まぁ、そっちの方が興味しんしん丸ですケド・・・)
この時代はこんなに活気があったのよ、なのか
何があっても負けないで生きていくのよ、なのか
悩んでも仕方ない、なのか、
団塊の世代の方に楽しんでもらいたいのか、
今を生きる学生達に向けてのメッセージなのか、
つまり、解釈の仕方で、さまざま変わってくると思いマス
というか、コレは、大人向けだよね、どうみても
多分、ピンポイントを抑える場所が
私とずれてる感ぢ・・・・
最近のジブリのアニメは、1度見ただけではワカラナイコトが
多すぎで、やっぱり大人になり過ぎちゃったのかなぁ・・・
と、ちょっと残念・・・
というか、やっぱり「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」等
のインパクトが強い映画を期待するあまり・・・・ねぇ
後、声優人ですが、どうしても俳優や芸能人で
なければならないのでしょうかねぇ、
今回は香川照之さんの声がしっくりこなくて・・・
他はまぁ、違和感がなかったというか、「柊瑠美」さんが
良かったかな~~
今回、宮崎駿氏は、「上を向いて歩こう」をテーマにしているので
やっぱり、ひたむきな青春時代の切ない、微妙なココロを
描きたかったのかもしれないですね・・・
父親が偉大だと、やっぱり大変なのかもですね~~~
帰って来てから、イロイロ、振り返ってみて、
もう一度、お金を払ってみるかどうかと聞かれたら
試写会当たってよかった~~デス
DVDが借りられるようになったら、もう一度、見ても
良いかな~~
(ちょっと、良くわからなかったし・・・)
インパクトがあったと言えばこの一連の台詞
「古いものを壊すことは過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!?」
「人が生きて死んでいった記憶をないがしろにするということじゃないのか!?」
「新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか!!」
私の個人的な意見を見て、見るのを辞めようかと
思っている方は、ぜひ、他の批評で、すばらしかった~と
言っている人のもチェックしてもらうコト、おススメします
私は、「アリエッティ」の方が好きです
(というかジブリの映画をこんな感想なの、本当に残念デス)
というか、もっとちゃんと調べてから、行けばよかったのかも・・・
私の個人的意見は、スルーしちゃってくださ~い
今日も一日、みんなに、タクサン、タクサン
笑顔の時間がふえますように