● 予備知識あるいは鑑賞動機

   インディアンムービーウイークで上映される12本の中から

   2本選んだうちの1本。

   1本目が銃弾飛び交うロミオとジュリエットという

   紹介文に惹かれて「ラームとリーラー」

   この映画の紹介文はノスタルジックな純愛ドラマとあり、

   インド映画では珍しいと思い選んだ記憶がある。

 

● 鑑賞後  

   これはまさく純愛物だった。

   始まりは、クラス会。いや、インドでもやるのね。

   1996年の卒業した仲間が、

   旅行写真家ラームが故郷を訪れたことをきっかけとして

   クラス会が開かれる。

   ラームは10年生の時相思相愛だったジャーヌと再会を果たす。

   ジャーヌは既婚、ラームは独身。

   ジャーヌはラームに問う。何故結婚しないの?

   ラームは答えをはぐらかす。問い詰めるジャーヌ。

   君のことが・・・

  

   危険な香りがプンプン

   幹事はふたりが分かれて帰路についたか確認する。

 

   ここでインターミッション。

 

   後半は、もう二人の世界。

   すべてのわだかまりを溶かし、一晩をすごす。

 

   この後半がたまらない。

   何も触れ合わないまま、愛を確かめ合う。

   そのじれったさがもう・・・・

   

   溺れて 星4 ★★★★

    

   客は約10人という寂しい入り。

   冒頭のクラス会をしようと96年会という

   SNS(ラインか?)で決めるのにも驚いた。

   ダンスはないが、やたらと歌が挿入され

   これが効果的。