名義変更をしないとどうなる?罰則やリスクまとめ

普通自動車を譲り受けたり、中古車を購入したときに必要な「名義変更」。
しかし、忙しさや手続きの面倒さから、つい後回しにしてしまう人も少なくありません。

名義変更をしないまま車に乗り続けると、
税金・保険・法律のトラブルにつながる可能性があります。

この記事では、名義変更を放置した場合に起こるリスクをわかりやすく解説します。


名義変更をしないと起こる4つのリスク

1. 自動車税の請求が旧所有者に届く

自動車税は毎年4月1日時点の名義人に課税されます。
名義変更をしていないと、旧所有者に税金の請求が届くため、トラブルの原因になります。

特に個人売買の場合、
「税金は誰が払うのか?」
という問題が発生しやすく、後々の関係悪化にもつながります。


2. 自賠責・任意保険の補償が受けられない可能性

名義変更をしていないと、保険の名義も一致しない状態になります。
この場合、事故が起きたときに保険金が支払われない可能性があります。

特に任意保険は、契約者・所有者・使用者の情報が重要です。
名義が一致していないと、補償対象外になるケースもあります。


3. 売買トラブルの原因になる

名義変更をしていない車は、法律上はまだ旧所有者のものです。
そのため、次のようなトラブルが起こりやすくなります。

  • 売ったのに「所有者」として責任を負わされる
  • 駐車違反の通知が旧所有者に届く
  • 事故の責任が旧所有者に及ぶ可能性

名義が変わっていない=所有権が移っていない状態なので、
トラブルの元になりやすいのです。


4. 法律違反になる可能性

普通自動車は「登録自動車」に分類され、
道路運送車両法により名義変更(移転登録)は義務とされています。

正当な理由なく名義変更を怠ると、
罰則の対象になる可能性もあります。


名義変更はいつまでに行うべき?

名義変更には明確な期限はありませんが、
車を譲り受けたらできるだけ早く行うのが基本です。

特に以下のタイミングは要注意です。

  • 4月1日(自動車税の名義が決まる日)
  • 保険更新のタイミング
  • ナンバー変更が必要な引っ越し直後

遅れれば遅れるほど、税金や保険のトラブルが起こりやすくなります。


名義変更を放置しないためのポイント

  • 必要書類を早めに揃える
  • 車庫証明の取得に数日かかることを想定する
  • 平日に運輸支局へ行く時間を確保する
  • 忙しい場合は行政書士に依頼する

代行費用は1〜2万円ほどですが、
時間が取れない人にとっては大きなメリットがあります。


まとめ

名義変更をしないまま車に乗り続けると、
税金・保険・法律のトラブルにつながる可能性があります。

特に自動車税や保険の問題は深刻で、
旧所有者との関係悪化にもつながりかねません。

車を譲り受けたら、できるだけ早く名義変更を行いましょう。

普通自動車の名義変更ガイド|必要書類・手続き・費用をわかりやすく解説【2025年版】

車を譲ってもらったり、個人売買で購入したり、結婚・離婚で名字が変わったり──。そんな時に必要になるのが「普通自動車の名義変更(移転登録)」です。

名義変更をしないまま乗り続けると、税金や保険のトラブルにつながるだけでなく、法律違反にもなりかねません。この記事では、名義変更の必要書類、手続きの流れ、費用、注意点までまとめて解説します。

名義変更が必要になる主なケース

  • 家族や友人から車を譲り受けた
  • 個人売買で中古車を購入した
  • 結婚・離婚で名字が変わった
  • 法人化・事業用に名義を変更した

普通自動車は「登録自動車」に分類され、道路運送車両法に基づく登録制度の対象です。そのため、名義変更は必ず行う必要があります。

名義変更に必要な書類一覧

旧所有者が準備するもの

  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
  • 譲渡証明書(実印の押印)
  • 委任状(必要な場合)

新所有者が準備するもの

  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
  • 委任状(必要な場合)
  • 車庫証明書(発行後1ヶ月以内)
  • 住民票または住所を証する書類(使用者が別の場合)
  • 実印

状況により追加で必要になる書類

  • 住所変更がある場合:住民票や戸籍の附票など
  • 氏名変更がある場合:戸籍謄本など
  • 旧所有者が亡くなっている場合:相続関係書類(戸籍謄本、遺産分割協議書など)

名義変更の手続きの流れ

1. 必要書類を揃える

まずは旧所有者・新所有者それぞれが必要書類を準備します。

2. 車庫証明を取得する

新所有者の住所を管轄する警察署で申請します。申請から交付まで数日かかるため、早めの準備が大切です。

3. 申請書を作成する

運輸支局で配布されているOCR申請書(第1号様式)に記入します。国土交通省サイトでPDF作成も可能です。

4. 運輸支局へ提出する

新所有者の住所を管轄する運輸支局へ書類を提出します。ナンバー変更が必要な場合は車両の持ち込みが必要です(封印のため)。

名義変更にかかる費用

基本的な費用

項目 費用の目安 移転登録手数料 約500円〜(収入印紙) 車庫証明の手数料 都道府県により異なる ナンバープレート代 約2,000円〜(通常)

ナンバー変更がある場合

  • 希望ナンバー:4,000〜6,000円程度
  • 図柄ナンバー:7,000〜10,000円程度

名義変更の注意点

車検が切れていると名義変更できない

名義変更の手続きは、車検が有効であることが前提となります。

自賠責・任意保険の名義変更も忘れずに

車検証の名義が変わったら、自賠責保険と任意保険の名義も必ず変更しましょう。

管轄が変わるとナンバー変更が必要

引っ越しなどで使用者の住所が変わり、運輸支局の管轄が変わる場合はナンバー変更が発生します。

まとめ

普通自動車の名義変更は、書類さえ揃えば個人でも十分に手続き可能です。ただし、住所変更や相続が絡むと必要書類が増えるため、事前に運輸支局へ確認すると安心です。

名義変更を放置すると税金や保険のトラブルにつながるため、車を譲り受けたら早めに手続きを進めましょう。