普通自動車の名義変更ガイド|必要書類・手続き・費用をわかりやすく解説【2025年版】

車を譲ってもらったり、個人売買で購入したり、結婚・離婚で名字が変わったり──。そんな時に必要になるのが「普通自動車の名義変更(移転登録)」です。

名義変更をしないまま乗り続けると、税金や保険のトラブルにつながるだけでなく、法律違反にもなりかねません。この記事では、名義変更の必要書類、手続きの流れ、費用、注意点までまとめて解説します。

名義変更が必要になる主なケース

  • 家族や友人から車を譲り受けた
  • 個人売買で中古車を購入した
  • 結婚・離婚で名字が変わった
  • 法人化・事業用に名義を変更した

普通自動車は「登録自動車」に分類され、道路運送車両法に基づく登録制度の対象です。そのため、名義変更は必ず行う必要があります。

名義変更に必要な書類一覧

旧所有者が準備するもの

  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
  • 譲渡証明書(実印の押印)
  • 委任状(必要な場合)

新所有者が準備するもの

  • 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
  • 委任状(必要な場合)
  • 車庫証明書(発行後1ヶ月以内)
  • 住民票または住所を証する書類(使用者が別の場合)
  • 実印

状況により追加で必要になる書類

  • 住所変更がある場合:住民票や戸籍の附票など
  • 氏名変更がある場合:戸籍謄本など
  • 旧所有者が亡くなっている場合:相続関係書類(戸籍謄本、遺産分割協議書など)

名義変更の手続きの流れ

1. 必要書類を揃える

まずは旧所有者・新所有者それぞれが必要書類を準備します。

2. 車庫証明を取得する

新所有者の住所を管轄する警察署で申請します。申請から交付まで数日かかるため、早めの準備が大切です。

3. 申請書を作成する

運輸支局で配布されているOCR申請書(第1号様式)に記入します。国土交通省サイトでPDF作成も可能です。

4. 運輸支局へ提出する

新所有者の住所を管轄する運輸支局へ書類を提出します。ナンバー変更が必要な場合は車両の持ち込みが必要です(封印のため)。

名義変更にかかる費用

基本的な費用

項目 費用の目安 移転登録手数料 約500円〜(収入印紙) 車庫証明の手数料 都道府県により異なる ナンバープレート代 約2,000円〜(通常)

ナンバー変更がある場合

  • 希望ナンバー:4,000〜6,000円程度
  • 図柄ナンバー:7,000〜10,000円程度

名義変更の注意点

車検が切れていると名義変更できない

名義変更の手続きは、車検が有効であることが前提となります。

自賠責・任意保険の名義変更も忘れずに

車検証の名義が変わったら、自賠責保険と任意保険の名義も必ず変更しましょう。

管轄が変わるとナンバー変更が必要

引っ越しなどで使用者の住所が変わり、運輸支局の管轄が変わる場合はナンバー変更が発生します。

まとめ

普通自動車の名義変更は、書類さえ揃えば個人でも十分に手続き可能です。ただし、住所変更や相続が絡むと必要書類が増えるため、事前に運輸支局へ確認すると安心です。

名義変更を放置すると税金や保険のトラブルにつながるため、車を譲り受けたら早めに手続きを進めましょう。