特別編
【店長青山全面プロデュース】
『男性に３日間で
告白してもらうコーディネイト』後編
～小口寿子さん IN 【もてもてナインティナイン】～
※注意！ 異性の気を引きたい時は
絶対にマネしないでください！！
本来なら致命的なミスです。
なぜならば・・・
店長青山です。
昨日のブログ （←クリック）
に引き続き、
当店のお客様、
どんぐりさんこと小口寿子さんの
コーディネイトをご紹介します。
ココだけだとなんのことだか
わからないと思いますので
流れを確認する意味でも
まずはざっと、
昨日のブログを
読み返してみてくださいね。
【二日目】
野外で飯ごう炊さんが
あるらしいので
動きやすい服装が必要です。
そしてその後
男性のお宅を訪問します。
二日目は
ご家族の方に会うので
清潔感を持たせたい。
上手くいけば、近い未来に
お嫁に行くわけですからね。
感じの良いお嬢さんと
思われたいわけです。
ですので定番アイテムでそろえました。
ボーダーのカットソーに
ベージュのチノパンツ。
誰しもが持っていそうな
定番アイテムですね。
でも、それだけではありません。
普通にありそうだけど、
決して他の女性陣には
真似できないアイテムを持ってきますよ。
イタリア軍 セーラーシューズ ネイビー デットストック
足元には、デッドストックのイタリア軍
セーラーシューズです。
コンバースのオールスターとは
一味も二味も違います。
ぽってりとした靴のおでこの表情に
深みのかかったＮＡＶＹの色。
イタリアの海兵さんが履く
スニーカーです。マリンテイストの
ボーダ―カットソーにはぴったり。
そして二日目のポイントは
エプロンです。
飯ごう炊さんがあるので
エプロンで家庭的な
イメージもアピール。
なんといっても男性が探すのは
お嫁さんですからね。
でもそこもただのお品では
ありませんよ。
ビンテージのデニムエプロン。
1950～1960年代のお品です。
男性からエプロンの話を振られた時、
「実は古いVINTAGEのエプロンなんです！」
と、話を広げるきっかけとして
ネタをここにも仕込んでおきます。
【三日目】
いよいよ３日目です。
告白されるかもしれない日。
最大限、女の子らしさをアピールしたい日です。
店長青山、
ここが一番センスが問われる所。
一日目からのイメージの変化をここで
つけなければなりません。
女の子らしいスタイルで
どんぐりさんが無理なくできる格好。
なにせ、どんぐりさんは
普段、女の子っぽい恰好を
したことがありません。
スカートやワンピースなど
着たことがないわけです。
それなのに、３日目は女の子らしさが
必要だからと言って、
その日だけ無理やり
ふりふりのスカートとか履かせても
居心地悪くて
本来のどんぐりさんらしさを
発揮できなくなってしまうでしょう。
そこで店長が考えたのがこちら
１９５０～１９６０年代のスウェーデン軍
VINTAGEグランパシャツです。
これは女の子が着ると
丈が長くて、ワンピースのようになります。
グランパシャツの長いスソを
スカート部分に見立てました。
コットンの洗いざらしが
ナチュラルなイメージを
作ってくれるでしょう。
足元にはメッシュの革靴。
長目のグランパシャツに合わせて
【 I 】ラインのシルエットを作ります。
パンツは細身のストレッチパンツを
選びました。
ただ、ここで問題が。
グランパシャツは確かにかわいいんです。
確かにかわいいのですが、これだけだと
白の面積が大きすぎて
なかなかメリハリがききません。
のっぺり見えてしまうんですね。
下手をすると、宗教団体の人のように
なってしまいます。
なので、このシャツを着る時は
必ずこれをたすき掛けしてもらうように
します。
【VASCO】ヴァスコのレザーフィッシングバッグです。
このバッグは小ぶりなうえに
たすき掛けできるので
グランパシャツの上からかけると
全体のバランスが良く見えます。
グランパシャツの広がりが
たすき掛けされされたバッグで
押さえられる効果もあるんですね。
ベジタブルタンニンされた革の質感が
VINTAGEコットンの白いシャツに
良く合います。
そしてこれがポイント！
最後の決め手はこちらです。
大ぶりの黒ぶちメガネ。
はやりのアイテムで
ありきたりかと思うのですが
黒でそろえたパンツと靴、
そして黒ぶちメガネで間にはさんで
白いグランパシャツを
ここで、まとめます。
二日間、男性っぽいイメージから
移行してきたどんぐりさんが
最終日だけ眼鏡をかけると
目立つ結果となるでしょう。
男性に「あれっ？」っと
感じてもらい、心を揺らすのが目的です。
これで、すべてのコーディネイトが
決まりました。
※でも今回のやり方は
マネしないでください！
今回はかなりイレギュラーな
コーディネイトの
組み方だと思います。
通常なら初日、
一番最初に会う時の
服装というのが最も大事です。
なぜならば人の
イメージというのは第一印象で
ほぼ決まるからです。
人は一番最初に受けたイメージを
その後もずっと持ち続けようとします。
これは心理学的にいうと
「フレームがかかる」という状態です。
人は一番最初に受けた印象で
相手に対するイメージを
『 枠にはめてしまう 』 のですね。
その枠は、通常
なかなか外れることがありません。
ですので、一番初め、初日に
男っぽいイメージを作り上げることは
その後もずっと男っぽいイメージで
見られ続けることになるのです。
女の子として見られたい場合
本来なら致命的なミスです。
相手に与えたいイメージが
『男っぽいイメージ』でもない限り
今回のやり方は
やってはいけない方法
ということになります。
しかし今回はあえて
そのタブーを破って、
３日間でイメージを変える方法を
選択しました。
まともに正攻法でいっても
なかなか短期間で結果を出すことは
難しそうだからです。
くどいようですが
今回の目的はただ一つです。
【どんぐりさんに男性と
カップルになってもらうこと】
これさえ達成できれば方法は
なんでもいいのです。
店長青山もどんぐりさんの
個性を踏まえたうえで
考えました。
どんぐりさんとも
打ち合わせを重ねました。
どんぐりさんも納得の
コーディネイトが出来上がりです。
今回はこれで勝負です！！
ところが・・・
どんぐりさんが、お見合いイベントに
旅立つ直前になり、
今回予定している服装が、
思わぬ人から
猛、猛、猛反対を
くらってしまったのです。
まさかのまさかです。
ここまで、どんぐりさんと
打ち合わせも重ねて
考え抜いたコーディネイトですが
大反対です。
その反対した人とは・・・
どんぐりさんを
お見合いイベントに導いた張本人、
酔っぱらってテレビ番組に勝手に応募した
職場のM先輩 なのでした。
どんぐりさんから、今回の服装について
話を聞いたM先輩。
「そんな、わけのわからない服装なんて
絶対に許さない！！
全国放送のテレビに映るかもしれないのに
何そのカッコウ！？どういうこと？
あたしが青山店長に直接話をつけてやる！！ 」
と、怒り心頭！！
M先輩の仕事が休みの日、
店長青山に文句をつけるために
津田沼に向けて東京から出発したのでした。
「今、津田沼に向かっている」と
M先輩から連絡をうけたどんぐりさん。
あまりの展開に動揺し、
泣きそうになりながら店長青山に
慌ててメールで連絡をよこしたのでした。
「 Mさんが今、そちらに向かってます。
スイマセン。困りました。。」
M先輩はどんぐりさんを公私にわたって
目をかけ、かわいがってくれている方。
今回のきっかけを作ってくれた
恩のある方なのです。
そんなM先輩はどんぐりさんに
自分が思う好ましい服装で
イベントに参加してほしいのです。
好ましいというのは
女の子らしい服装ということですね。
ちなみに言っておくとM先輩は
３０代後半 女性 独身 彼氏なし
です。
かわいそうに
またもや困り果てたどんぐりさん。
しかしながら、幸か不幸か
その日はちょうど 木曜日。
そうです、
ガレージセールの定休日。
結局、津田沼まで行っても
店長青山に会うことが出来ないと
わかったM先輩。
そこでM先輩、
どんぐりさんと合流すると
津田沼行きは諦めて
船橋の西武や東部で
女の子らしい服装を探し求め
あれやこれやのアドバイス。
その日は一日中、どんぐりさんに
「このような服を着なさい」という
レクチャーをして帰って行かれました。
さぁ、困ったどんぐりさん・・・。
すでに、出発の直前。
店長青山と考えた
３日分のコーディネイトは決まっています。
しかしながら、M先輩は
公私にわたり、かわいがってくれる
恩のあるお方。
どちらを選べば良いものか？？？
困り切って頭の中が
ぐちゃぐちゃになったどんぐりさんは
店長青山にアドバイスを求めます。
そこで出した店長青山のアドバイスは
「 正直、Mさんの選んだ洋服で行っても
参加した周りの女性たちにはかなわない。
今まで着たこともないような
可愛らしい服装で行ったところで
どんぐりさんらしさは、これっぽちも出ないよ。
でもね・・・。
Mさんがいなければ、そもそも
このような話すら出なかったことも事実。
Mさんに義理をたてるなら
自分らしさを捨ててでも
かわいらしい服装で参加するのも
ありじゃないかな。 」
さぁ、どんぐりさんは結局、どのような
服装で３日間のイベントに向かったのでしょうか？
確認する方法はただ一つ。
11月12日(火)の夜、
19:00～からTBSで放映の
『もてもてナインティナイン
舟形の花嫁お見合い大作戦』を見ることだけ。
あなたも、今すぐ録画のセットを
してください！！
ここでさらに問題があります！！
実は今回の番組でどんぐりさんが映るかどうかは
店長青山もわからないのです。
本当に知りません。
ですから、店長も先ほど
テレビの録画予約をしておきました。
番組を制作したテレビ局関係の人以外は
誰も知らないというのが、本当の所です。
だから、せっかくこんなに考え抜いた
コーディネイトですが、ある日の服装は
「 １秒たりとも映らない 」
ということが、あるかもしれないんですねーー。
でもいいんです。
今回の目的はただ一つです。
【どんぐりさんに男性と
カップルになってもらうこと】
その成果だけはテレビで
確認できるはず！
12日（火）の夜は店長青山同様、
あなたもドキドキしながら
テレビの前で確認しましょう！
それではまた！
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