話題作と聞いて見てきました!
この時期にしてはほぼ満席状態でびっくり!?
しかもこの映画ですよ?
どんな映画だったか、
架空の設定を使いながらも他人事とは思えないそういった怖さを感じるサイコスリラーでした
集団狂気、洗脳、"インスタ映え"
そして何日もうだうだこの映画のことばかり考えてしまいます。悪魔的魅力がいっぱいです
内容は
家族を失い精神を病んだ主人公が彼氏と友人達と共にコミューン(宗教的な集落)を訪れるといったものです
観ながら、ちょい古いですが日本にもあった宗教団体を思いました。舞台上の宗教は北欧のファッション?なんですがどことなくヒッピーが多かったなあと思いましたし、そういうところがなんだか似ているなあと思います
怖かったところ
・まず、信徒たちの熱心さが怖かったです
反社会的であること(殺人や虐殺)を気にもとめず敬虔でとても意味あることのように振る舞うところ(私たちが法律を重んじているかのよう)
・そして、孤独な主人公が様々な出来事に精神を病み、信徒たちにまつりあげられ徐々にその宗教に染まるところが怖いですね(ラストの描写が特徴的に描かれてました)
本当に怖い怖いと言いながらも
面白い映画でとてもわかりやすくて
いい映画だと思います
特に孤独がとても良い使われ方をしていて考えさせられました
というのも、
一人でこの作品を見にきたら
映画館の中は満席でも孤独で来た人だし
友達やカップルできても孤独を急に意識させられるわけです(あんまり映画でも主人公カップルもラブラブしない)
1人対宗教団体でスクリーン越しに対峙しますし
映画の内容と酷似した構図をとるわけです
それが怖さにつながるんじゃないかと思いました
あと、この映画宗教を取り上げて差別しているわけではないと思います
例えば設定を日本にして団体をブラックな会社にしても成り立つことなんです
あくまでも集団の心理とそれに抗おうとするも折れてしまう弱くて孤独な人間を描きたかったんじゃないのかなと思いました