みなさん、こんにちは。
心の庭に花を咲かせる活動を行っている作家の咲季です。
このブログは、私が感じたセンス・オブ・ワンダー（心が輝いた出来事）を書いていこうと思います。
なぜか開けたくなったんです。
ずっと持っていた、タイムカプセル。
覚えているのは、10年後の自分への手紙だということだけ。
何歳の時に書いたのか、どんな事を書いたのか全く覚えてない・・・・
だから10年後がいつのタイミングなのかも分からない笑
何度も開けようとしたんです。
でもね、なんせ固い。
粘土が石のように固まっていて、その上からニスが塗られていたので、ツヤッツヤ。
机に思いきり打ちつけたって、びくともしない。
ってなわけで、気軽には開けられなかったんです。
そんな私のタイムカプセル。
今日こそ開けるぞ！となぜか急に思い立ったんです。
巨大ハンマーを意気揚々と持ってきて、思いきり打ちつけること約３０分・・・・
この小さなケースがようやく出てきたんです。
この３０分、どんな事が書いてあるのか予想していました。
”将来こうなっていてほしい”とか？
”この夢を叶えていてほしい”とか？
具体的な事が書かれているんだろうなと。楽しみと、期待に応えられているのかという不安・・・・
そんな思いで、蓋を開けました。
10年後の自分へ
私は今、夢がたくさんあります。
10年たっても夢がある自分ですか？
できれば、何かやれる事があって、けっこんしてたらうれしいです。
そして、お母さんとお父さんにおん返ししたいと思ってます。
そして、幸せにくらしてたらいいです。
今の自分を忘れずに、ずっと明るいさきでいたいです。
私は今、国際文化科へめざしています。
すごく大変で、あきらめそうになるけど、私は私なりにがんばります。
とにかく、10年後もずっと幸せな時をすごせてたらそれでいいです。
ずっと元気でいてください。
2009,4,17 byさき
今からちょうど13年前の今日。
中学３年生の春ですね。
この手紙に書かれている事は、全部達成していたので安心しました。
13年前も、今も、全然変わってないな。
昔の自分というより、もう一人の自分と話している感覚です。
なんだか、あったかい気持ちになって、嬉しかったんです。
タイムカプセルってやっぱり良いね。
時間旅行をしてる気分。
その時の想いが、長い時間を旅したとしても変わらずに伝わる。
想いが色あせないんだな。
古本を開くとき・・・・
レコードを聴くとき・・・・
古着を着るとき・・・・
どれも、まさにタイムカプセルを開ける時と同じ感覚。
私がヴィンテージや古本、レコード、古着、クラシック映画などのレトロが大好きなのも、そういったもの全てに情熱や想いを感じて、特別なモノになるから。
そして、なんだか力がもらえる。
かけがえのない自分だけの価値がそこにあるんだろうな。
タイムカプセルという言葉。
実は、『If.シックスティーンキャンドル』の後書きの題名にしているんです。
心の炎が残り続けるように。
感情、想いを残す事って、素敵なことだと思います。
タイムカプセルって、今ではレトロイベントみたいな感覚がありますが、たまに自分へ手紙を書いてみると、未来を考えたり、夢を考えたり、きらめいた日常を想像して、今何ができるかが見えるきっかけになるかもしれません。
手紙っていいね。
言葉っていいね。
みなさんの心の庭に花が咲いて、日常が輝きますように✨
それでは次回のガーデンポップまで、
ソーロング♪
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ガーデンポップ 〜レトロに恋して〜
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