前々からやらなければと思いながら放置していましたが先日ついに壊しましてやることとなりました。





世間一般では通称
「中華卓上旋盤」
とかオモチャの旋盤
とか言われています。
確かにチープでは有りますが、ソコはそれで何とか誤魔化しながらも愛用しています。

ホンモノの旋盤とか買えないし設置場所もないし3相の200v工事とか無理だし年中金欠の自分にとっては、まあまあビッグマネーはたいて買った宝物です。

この旋盤ですがオモチャと呼ばれる理由の1つとして内部の駆動ギヤがプラスチック製で構成されています。
なので、あんまり硬いものとか1度にたくさん削ろうとするとプラスチック製のギヤが割れてしまいます。
この前、油断していてチャックとバイスをぶつけてしまいガンっ!と音がしてローモードが駆動しなくなりました。

ローは回らないけどハイは回る。
まぁギヤ欠け間違いなしでしょう。

モノタロウとかヤフオクとかアマゾンとかで安いモノを探します。
アリババ?は安いけどちょいと危険な感じで敬遠してしまいます。

アマゾンで中国から発送のモノが安いので注文して半月ほど待ちました。
その辺りがアマゾンのタイムイズマネー的な感じなんですが、国内発送よりも六千円も安いので我慢です。




無事に送られてきました、金属製のギヤです。

来たからにはサッサと組まなければ気が済まない。


マニュアルとかないので要所で画像を撮ってからバラします。



メインの駆動装置を取り外したらギヤの欠片が落ちてました。
装置の中にも破片だらけです






う~ん。欠けてます。
それにしても中国製のエンジンもそうだけどオイルとかグリースがネチネチしてる気がします。
グリースというか、ほとんどピーナッツ味噌です。

久しぶりにピーナッツ味噌が食べたくなりました。
焼酎のアテに良いかも知れません。
20年ぶり位食べてない気がします。



バラしにはプーリー外しとか必要ですが




無事に組み替え出来ました。
日本製のミッション組み替えみたいに精度が出てる製品ではありませんので少々ヤスったり修正も必要ですので同じ事をされる方はそれなりの気持ちで取り組んでください。

駆動装置の中にたっぷりのグリースを詰めましたが、駆動音は樹脂製の時よりもうるさくなっています。