先日からのキャブレターの続きです。

ちょっと頓挫してたところがありまして、どうするか悩んでました。
問題点ですが、レンコン(変換アダプター)でマニホールドを振ると希望の角度に収まらないのです。

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やや、前向きになり、後ろの穴にセットすると

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少し後ろ向きになります。
通常、キャブレターは後方に向けてセットするので、やや後ろ向きで良いのですが例の加速ポンプやらの部分がシリンダーと干渉してしまいます。
良くキャブレターを前面に向けてる車両を見かけますが、走ってるとモロに空気が入り込みますので、スピードが上がるほどセッティングが狂うと思われるのですが、皆さんどうされているのでしょうか?

かつて80年代後期にヤマハのTZ250が後方排気だった時期がありましたが、あれはあれで、キャブレターの前にツイタテがセットされてました。

その後、ラムエアーシステム等と呼ばれる方式が導入されてたりしてますが、あれはキャブレターを囲んだ箱のなかの空気密度を上げる方式ですので、ダイレクトな吸気とは少し違うみたいです。

勝手な持論ですが、「吸気は横向きから後ろ方向でないとダメ!」
あくまで持論ですので、前向きでバッチリ走ってる方々は、すみませんです。ハイ!

色々とマニホールド作ろうかとか考えてましたけど、レンコン使ったが労力少なくて済むみたいです。

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ホールソーでアルミ板をくり貫きます。

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その後、ボルトを通して旋盤にセット
ウォリャ~

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アルミなのでサクサク。

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外周キレイになったばい。

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つぎ。フライスにセット。
キャップトップネジが収まるように二段の座彫り穴掘ります。

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ツラウチに収まるように

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もう二つにはM6でタップです。

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今度は外掛けで旋盤にセット。

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軽くバリ取りします。

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中々良い感じです。

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バッチリ真横に向きました。
これで、まともにセッティング出来ると思います。