さくら桜が命と思い過ごした時がありました。咲いたと言っては泣き散ったと言っては泣く……満開の桜を求め子供達の手を引き花見に出掛けたものです。これが最後の桜と思い込み……あの頃は事故に遭ったり手術を受けたり人生初めての事ばかりでした。誰にも頼らず助けてもらえず知らない土地で必死に生きていました。私を慰めてくれるのは見事に咲き迷いなく散っていく桜の花だったように思います。子供達は大きくなりました。いつの間にか桜の花を見ても泣かなくなりました。今年も花見に行ってきました。
泣きたいもう泣きたい。実の親ほど厄介なものはない。自分だけが正しいと思い回りを振り回す。思うようにいかないと怒り愚痴り攻撃する。お願いだからもういい加減にしてほしい。あぁもう疲れた。私は年老いても子供には迷惑をかけずに過ごしたいと思う。
夜中夜勤をやるようになって半年。この頃少し慣れてきた。コールの鳴らない真夜中。音の無い静な時間。素の自分になれるひととき。何をしているんだろう、私。これからどうなるんだろう、私の人生。楽しみもなく、目標もなくつまらない毎日。答えの出 ない思い。それでもしみじみ考えてみる。嫌いじゃない真夜中のひととき。