傷つく事が怖すぎて

人との距離を遠ざけて

大切な人から殴られた痛みも

人の心の痛みもわからない。


そのくせ、言葉と命を軽んじて

簡単に手に入る世界に甘んじて

簡単に手放すことに慣れていく。


会わなければいい。

目を見なくていい。


そしてボタンを押せば消える

希薄な人間関係しか築けない。


それを「生きてる」と言えるのか?


クロ戌